私の旅行観ー④高校生の頃を振り返る
※この記事には民族や人種問題に関するセンシティブな内容が含まれます。また公人・準公人の批判もしています。なるべく表現には注意してますが、不快に思われたなら大変申し訳ございません。
都道府県庁巡りの記事をずっと書いていたので、長らく書いていませんでしたが、「私の旅行観」の記事をすすめたいと思います。前回の記事はこちら!
少し旅行から離れた高校時代
高校生の頃はめちゃくちゃ旅行に行きまくったり、鉄道に乗りまくったりはしませんでした。
授業についていくのに必死で、部活は鉄道研究会や旅行部ではなく、音楽部(いわゆる合唱部)でしたので旅行を突き詰めた訳ではありません。
たまに遠くに行くときや鉄道で別の高校に行くときに旅行気分で嬉しいなくらいの感覚でした。
マイブーム・読書ブームの到来
この頃は読書にはまっていて、ライトノベルや「時をかける少女」で有名な筒井康隆氏などのSF小説、ゴーマニズム宣言で知られる小林よしのり氏などの政治、外交ネタなどに読み耽っていました。
因みに小林よしのりの本を読むきっかけになったのはある在日朝鮮人の講演会です。
山野車輪さんの「嫌韓流」を読んでショックを受けたという言葉を聞いて、嫌韓流とそれに反論してる本を両方読んでみようと思いました。「嫌韓流」を調べている中で出てきたのが「ゴーマニズム宣言」です。「嫌韓流」はマンガで主張しており、その手法の元になったのが「ゴーマニズム宣言」みたいな流れだったと思います。
高校生の頃は「嫌韓流」の主張によってました。中学生からの流れで保守やネトウヨ的思想がありました。また、偶然かは分かりませんが筒井康隆氏も反フェミニスト的な小説を何本か書いており、あえて保守かリベラルかと言われると保守に近いです。
しかし、今現在は「迷い」はあります。
「嫌韓流」で取り上げられる在日朝鮮人について例を出すと、確かに戦中の日本による在日朝鮮人への蛮行(この言い方も適切でないかもしれない)は一部報道により、誇張され過ぎました。
しかし、在日朝鮮人へのヘイト(この言い方も適切でないかもしれない)もまた誇張され過ぎていていて、双方主張がぶつかり合い、どれが真実なのかとても判断がつかないし、かなりシビアな問題だからです。
嫌韓流もゴーマニズム宣言もマンガという手法を用いているのが強みですが、今思うと一種の麻薬のようなものです。読んで考えを知るのはいいと思いますが、盲信しないように気をつけないといけません。
空前の読書ブームであり、私の思想やアイデンティティの確立に一役買ったと感じていますが今の価値観はこのようにこの当時とは少し変化しています。
「無料」で行った「研修」旅行
そんな中でも、ほぼ無料で遠出したことが、2度程あります。
きらめき未来塾の参加とSSH研究発表会の視察です。両方、高校の友人の誘いで行かせて頂きました。
きらめき未来塾
きらめき未来塾ではバスと船小豆島まで行きました。そこで数日間、高校生同士、グループワークをしたり、著名人の公演を聞いたりしました。
◯ミキハウス坂本さん
その中には自転車で世界一周したミキハウスの坂本さんもいました。
この方の影響は正直な所少ないとは思いますが、世界には色んな文化や風習があるんだなというのはぼんやりと覚えています。
今調べるとインスタグラムのアカウントもあるようです。
◯ニュースキャスター・政治家黒岩さん
また、以前、都道府県庁巡りの記事で紹介した黒岩祐治さんもこのきらめき未来塾の講演者として、いらしてました。
この時に参考書籍として、渡されたのが「メッセージ力を高める黒岩の法則」(リンクはアマゾンに飛びます)です。
講演の内容は事前に読んでいた本の内容と似ていて目新しさを感じてなかったのか、大変恐縮ながらあまり入らなかったです。しかし、この著書は話し方、伝え方のノウハウがつまっていて、非常に役に立つ一冊です。
●印象の悪かった講演者
あと、悪い意味で印象に残ってるのは自慢話ばかりする大学理事長と人を感動させる話をして聴衆を泣かせる一方でスタッフには偉そうな態度をとっていたソプラノ歌手です。
ああいう風にはなりたくないと反面教師にしたいと感じました。
◯色々な方が来て話を聞けました
他にも、陸上選手と軽い運動をしたり、理科系の方から小難しい話(質問者が科学マニアの私の友人だけでした。友人がいて本当によかった)があったり、色々な方が講演されました。
◯料理
ご飯も無料で提供されました。初日はいい感じの料理が出てきて、日が経つにつれ簡素になっていった記憶があります。
◯グループワーク
あとはグループワークで劇をやったり、身の回りのものを楽器にして、音楽をつくったり色々発想が出てきて楽しかったです。
音楽というのは例え下手でも、何でも音楽になりうるという可能性を秘めています。
音楽の授業などでで音楽が嫌いになった人は身の回りの環境音を音楽として楽しむのもいいかもしれません。例えば、鉄道が好きな人なら車両のジョイント音なども立派な音楽になり得ます。
ここまで旅行とは若干逸れましたが、旅行するというのは価値観に触れるということでもあります。
SSH研究発表会
私の高校は発表には参加していませんでしたが横浜であった発表会を覗かせて頂きました。ごりごり理系のイベントで一泊二日です。
私は文系選択でしたが、仲のよい友人に理系選択、化学部の人が多かったこともあり、行くことになりました。
ほとんど理系的すぎて、関心が持てなかったですが、地域がどうだとかいう地理的なパネルには関心が持てました。といっても内容はほとんど覚えていません。2日目にはホールで発表を聞きましたが、財布かなにかをなくしてほとんど内容を覚えていません(カバンの奥にありました)。
他には東京で日本科学未来館や国立科学博物館などを見に行きました。
食事は自費で、横浜中華街で一日目夕食、国立科学博物館で二日目昼食、あとは覚えていません。
横浜中華街では客引きに連れられて食べ放題に行ってすごく待たされました。でも小籠包はおいしかったです。
高3の時には地理選択
私の学校の学科の文系選択者は高1、2年生では地理を学びませんでした。
ほとんどの生徒が大学に進学するいわゆる進学校で、文系選択者はセンター試験(今でいう共通テスト)で地理が必須の京都大学志望者(※厳密にはBがつく社会科系科目2科目受験だが日本史、世界史の組み合わせは一般的でない)以外は「日本史B」または「世界史B」と「倫理・政治経済」選択が一般的でした。
しかし、私は「日本史B」と「地理B」を選択しました。
地理選択者は文系選択者は京大志望者の一人と私だけでした。
京大に行くわけでもないのに何故地理を選択したかというと、ここまで来て地理を学ばないのはもったいないというのと、単に高1、2年で履修した「政治」や「倫理」の成績が芳しくなかったからです。
「レールに乗りながら人とは違う選択をする」を発動です。
しかし、この選択は間違いなかったと確信しています。地理はやっぱり楽しくて勉強になったし、その場限りとはいえ、センター試験でもそこそこの点数を稼げたからです。
得意不得意を見極め、この選択が出来てよかったです。
しかし、社会人になってからの選択は単なる点数だけの評価ではないので、そう甘くないですが、、、
まとめ
旅行からはやや離れていた高校時代でしたが、科目としての地理好きは相変わらずで、部活などの遠出も旅行感覚でした。
きらめき未来塾とSSH研究発表会の経験は正直どこまで今の自分に活かせているかは分かりません。
しかし、人との関わり方や距離感については少しは理解できたのかもしれません。
また、多様な人や考え方を知れたのがこの後の行動にもつながっているのかもしれません。
次回は大学生の頃を振り返ります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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