【夜宵★紀行】豊洲までブラつきに行く①
豊洲に初めて行ったのはちょうど去年。
プレオープンのラビスタに泊まった翌朝、ツレは一人、湾岸を歩き倒し、
「気持ちよかった!」
と感無量の様子であった。
今回、
「オレ、また豊洲でブラつきたい。」
と言いだしたツレ。
ブラつきに豊洲まで?! 吉祥寺じゃ足らないんかい! 豊洲なら海鮮だろ?
海鮮もブラつきもどちらも盛りこみ、吉祥寺の翌日は豊洲と決まった。
✦ 「寿司処 やまざき」
吉祥寺の翌朝。
豊洲市場の「寿司処 やまざき」に行くことにする。
ツレ調べで、とってもおいしいらしい。
開店が6:00ごろ、ということで、5:10起きだ。
「ごろ」って曖昧な・・・。
宿泊ホテル「JAL CITY 東京 豊洲」からは徒歩10分、5:50には到着。
シャッターが閉まっている店の前に、既にもう数人並んでいる。
あと10分だね。
・・・と思った私たち。
それは大きな間違いだった。(←またか?)
「6:00ごろ」の「ごろ」は思いのほか長いスパンだったのだ。
開店はなんと7:00過ぎ。
長かった・・・。
並んでた人たち、よく誰も文句を言わなかったものだ。
カウンターに通された私たちは、(はからずも)1時間以上待つ間にすっかり決定した「厳選セット 3500円」を注文する。
一つ一つが美しく照り輝いている。
口にすれば、とろりと舌にまといつくおいしさだ。
目を閉じて味わう。
職人さんも感じよく話をしてくれて、待ち時間のつらさが吹き飛んだ。
✦ 湾岸を散歩する
寿司を堪能した後は、ツレ待望の湾岸散歩だ。
なるほどこの解放感ね。
もはや言葉はいるまい。
強い日差しに頭痛がしてきた夜宵★は、いい加減なところでホテルへ退散。
ツレはそれから30分以上経って戻ってきた。
彼は念願の「豊洲ブラつき」、満喫できただろうか。
✦ 「今半」
チェックアウト後はノープランだったが、またツレが考えて、
「人形町で甘味を食べる。」
と言い出した。
お昼はどうするん?と言うと、
「チョコチョコ食べ歩いてたらお腹いっぱいになるよ。」
とツレ。
腹案があるでもなし、反対の理由はなく、人形町に向かう。
バスと地下鉄を乗り継ぎ、水天宮前駅にたどり着いた。
おお、有名な「今半」があるではないか。
でもすき焼きを食べるほど空腹ではないんだよなー、財布もなー・・・。
と思ったら、
黄金色をしたおいしそうな揚げ物が・・・。これはお手頃価格。
いいね!
ということで特撰すき焼きコロッケ、メンチ、カレーパンを一個ずつ購入。
ただのすき焼きコロッケと特撰すき焼きコロッケの違いは、「A5ランクの牛肉の切れ端が入っているかどうか」らしい。
店員さんに聞いた。
道っ端でコロッケにかじりつくツレと夜宵★。
いい年こいてよくやる。
サクサクの衣がおいしい。中身も充実。
食べ比べの結果、メンチが一番おいしかった。
今半を軽いランチとして、お目当ての甘味処へ向かう。
豊洲までブラつきに行く②へつづく
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