繊細さんは、一人芝居が得意

例
7月1日am10:00 メール送信した！
7月1日pm11:00 あ、まだ返事がない
7月2日pm16:00 あれ、何か変なこと送ったのかな？
7月4日pm20:00 3日経っても返事が来ない。どうしよう。何かあったのかな。やっぱりあの文章の書き方、よくなかったのかな、それともこの間会った時の私のあの言動が・・・

HSPの方たちのお話を聞くと、このような経験が頻繁に起こる、と言う方が多いのです。実際に私も親しい間柄ではこのような感じになってしまいます。私の場合、じっとしているとこのように考えてしまうのですが・・・

コミュニケーションは、誰かとの関係で成り立つものであり、お互いの意見や気持ちのキャッチボールがとても大切です。しかし、相手からの反応がないと、このように繊細センサーのスイッチがオンになり、ああでもないこうでもないと、想像を膨らませ、一人芝居がスタートします。でも一方で、同じような状況でも、気にすることなく、“いつか連絡くるだろう”、と思える人もいるし、数日連絡こないことを何とも思わない人もいます。どちらが良いのかどうか、ということではなく、どちらの思考回路も私はそれぞれに良いと思っているのです。繊細さんは、頭の中でいつも一人芝居をし思い悩み心配するかもしれませんが、私はこれをチャンスと思うようにしているし、まわりの繊細さんにもそれを伝えています。

なぜなら、これは良い関係を作るためのチャンスだと考えているからです。一人芝居をするなかで不安がどんどん生まれるかもしれませんし、その不安や心配事は実際とは、かけ離れているかもしれませんが、恐れずに　“私はこういうことで心配をしていたんだよ”　と相手に伝えてみて下さい。そして数日、数週間時間をかけて一人芝居をした分だけ、相手に対して優しい言葉で自分の弱さを表現することが出来るのです。一人芝居は、唯一ボキャブラリーが身につく庭園であります^^
人は、相手に弱さや不安な気持ちを見せたときに、さらに関係が深まると私は思っています。

明日から始まる八月も、繊細さんにとって素敵な月でありますように！