見出し画像

描いた未来は、どうせそのうちやってくる。

今、趣味のピアノで「死ぬまでに弾きたい曲」のうちのひとつを練習をしている私ですが。

まー思うようには進まないんですよねえ。

頭のなかで思い描く理想通りに自動的に指が動くようになるためには、何千回も弾いて無意識ゾーンにしっかりと刻み込まなければいけません。

植物の種をまいてから実を収穫するまでに例えたくなるような、とても地道な作業です。


なんでもそうだとは思いますが、これは心のこととか生きかた・ありかたについても同じことが言えるなと改めて思いました。


たとえばこれまで自己犠牲ばかりをしてきて心がボロボロ状態のかたが、ある日「これからは自分を大切にしたい」と願ったとしても、

最初からピアノが上手く弾けないのと同じように、最初はどうしたら自分を大切にできるのか、その方法がわかりません。


その段階からスタートして、上手な人の真似をしたり話を聞いたり上手く出来なくて葛藤したりという時期を経て、自分の心に従うのがデフォルトになるまでには、手間も時間もどうしてもかかるのですよね。

無意識レベルまで落とし込めて初めて、おそらく多くの人がイメージするであろう「自分を大切にしている」という状態が出来上がる。


これはわたしがピアノで「この曲弾きたい!」と思った日から、がんばって練習して自動的に指が動くところまで仕上げる(「弾ける」状態にする)ときの流れと完全にシンクロしています。

こうだったらいいなと思い描くイメージと現在地の自分とのギャップをしらみつぶしに埋めていく感じです。


ピアノの弾ける弾けないが一日二日でどうこうできないのと同じで、自分の心とかありかただって瞬時には変わらない。

(厳密に言うと変わるのかもだけど、それが出来るひとは私のように「自分を大切にするにはどうしたら…」なんてところでつまずかない。笑)

人間には恒常性が働いてますからなおさらですね。


これまで長年我慢と自己犠牲に生きてきた人が「自分を大切にしたい」と願いながらもそれが思うように出来ない自分を責めるのは、

ピアノ始めて5年目くらいの人が「英雄ポロネーズが弾けない… 私ってやっぱりダメなんだ」と落ち込むようなもの。そりゃ弾けねーわ。(弾ける人もいるかもしれないけど。)責める必要全くなしですわ。


幼い頃から急かされることや「出来ないと恥ずかしいよ」と脅されることに慣れすぎている私たちは、上手く出来ないとすぐに焦ってしまうのだけど、本当はそんなに焦る必要なんてないんですよね。


ピアノに関して言えば、自分が弾きたいと心から願えた曲は必ず弾けるようになってます。

出来ると信じることをやめずに練習を続けることさえすれば、「弾けない」という結論には至りません。

弾けないというのは、弾ける自分になるということを選択しなかっただけのこと。

「もう大人だからこれ以上弾けるようにならない」とかも実際のところなくて、大人のほうが楽しんで、そして戦略的に練習できるんじゃないかな。

(もちろん小さい頃から1日8時間〜10時間もしくはそれ以上の練習を続けているピアニストのように弾けるということはないですが。そこを比べるのはナンセンス)


弾きたい曲を弾けるようになるまでの過程となりたい自分のなりかたのようなものがシンクロしていることを考えると、

よく言われることですが、やっぱり「想像できるものは実現できる」んですよね。たぶん。


なんかの記事のときも書いたけど、自分には出来るってちゃんと知ってるからこそ、出来ないことへの焦りが出てくるんだよね。

自分に縁のないことなら、そもそも心が反応しないはずだから。


あーなんか今書いてて思ったけど、ピアノの練習に置き換えてパラレルワールド移行する話書きたいなあ。一緒すぎじゃん。時間軸のある世界でのパラレルワールド間の移動とピアノの練習、なかなかどうして完全に一致。えーウケる。。(ひとりで盛り上がってしまったw)

書けるかな…ちょっとわからないけどがんばろう。長期計画。



話が脱線した。戻ります。


向き合うことさえやめなければ、

どうせそのうち弾けるようになるんだから。

どーせ思った通りになっていくんだから。


どおおせいやでも愛されるし、

どおおおせ成功するし、

どーせ普通に大丈夫だし、


夢なんて、いやでも逃げても

「やっぱりいやだ」ってわめいても

どーーーせそのうちあっさり叶うんだから。


(↑「どうせ無理」って言う代わりにこう思ってみると未来の行き先が変わったりする)


そうなっちゃったときって今より高次の自分になってるわけだから、今の自分が味わっている気持ちはもう味わえなくなってたりするかもしれない。

だからたとえば、焦燥感だったり屈辱感を感じてたり、「本当にできるのかな?」って自分を疑ってしまう今の自分でさえも、全てを叶えた未来の自分にとっては可愛くて愛しすぎる大切なたからもの。


今のうちしか経験できない感情を(味わっているときは本当にヒリヒリ痛いけど)いちいち愛しながら、できたら楽しみながら、どおおおおおせ来る収穫のときを待ちたいですね。

どーせいやでも「そのとき」はこっちに向かって近付いて来てるんだから。


あー練習がんばろう♡


おしまい。



*過去記事を掘り返してみる*


幸運を呼ぶかもしれない(そうであってくれ)Sunaoサンキャッチャーはこちらから。↓

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?