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もっと食うための現代大食技術論番外編

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#大食い

101回目のチャレンジメニュー

101回目のチャレンジメニュー

 大食いチャレンジ100勝を機に引退し、それからラーメン食べ歩き、夢を語れシリーズ、激辛食べ歩きと趣向を変えながら進めてきましたが、この度ほんの少しだけ大食いを再開することにしました。理由は幾つかありますが後述。何度目かの引退詐欺で恐縮ですがご了承下さい。

 理由の一つ目は、最近また地方の大食い系の情報が増えつつあるが、こうした情報を拾える人は極めて少なくなった為。今回訪問させていただいた「ラー

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ときどきラーメン不健康生活番外編第21回「辛麺屋桝元」

ときどきラーメン不健康生活番外編第21回「辛麺屋桝元」

 とある理由で久々に大食いバトルの話になりましたが、対戦相手の方とは住んでいる場所が遠く離れているうえに日程を合わせるのも難しい。そこで日程を合わせずともバトル出来る方式として「替え玉バトル」を考案しました。ルールは至ってシンプルで何玉替え玉出来るかを競う対決。ラーメン屋で替え玉が存在する店舗でありさえすれば何処でもOKなので、勝つためには単に胃力だけでなくお店選びも重要になります。

 今回私が

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もっと食うための現代大食技術論第19回「お好み焼きに始まり、お好み焼きに終わった大食いチャレンジ」

もっと食うための現代大食技術論第19回「お好み焼きに始まり、お好み焼きに終わった大食いチャレンジ」

 私が初めて大食いチャレンジ(制限時間内の完食で特典がつくチャレンジ)に挑んだのは今から15年前のこと。ジャンボお好み焼きを20分で完食すれば無料というものでした。当時大食いチャレンジを紹介しているサイトでは難易度1(5段階)と楽勝の部類と書かれていましたが、未熟者の私はかなり苦戦を強いられてしまいました。同時にチャレンジした友人はお好み焼きをもんじゃ焼きにしてしまいそれ以来一切の大食いチャレンジ

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もっと食うための現代大食技術論第18回「焼肉警視総監がマキシマムな焼肉丼に挑む」

もっと食うための現代大食技術論第18回「焼肉警視総監がマキシマムな焼肉丼に挑む」

 焼肉きんぐ100回訪問で焼肉警視総監に就任した私ですが、企画の都合上、一度も焼肉とご飯を一緒に食べることがありませんでした。やっぱり肉は炭水化物と合わせてナンボ。しかし記事ネタにならなそうな大食いは控えたい。そんなジレンマを抱えていた私ですが、たまたま「焼肉丼」の大食いチャレンジメニューを発見。早速挑戦することに致しました。

 お店は小倉駅そばの「焼肉丼専門店モーモー」。以前見た記憶があるよう

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博多逆ポッチオフレポ

 今月博多で麻雀オフを行いました。メンツは前回のオフでもお世話になったなんちく氏、NAOYA氏に、前回のオフレポを見て参加を希望されたヨコナツ(横山夏美)氏と私の四人。ルールは完全順位制(△15−△5−▲5−▲15)の逆ポッチ有り東風戦。逆ポッチとは何ぞやって方はこちらをご覧下さい。

 普段の一発裏赤有りルールが霞むほどのインフレルールですが、私は前日に一発裏無しセットをやったのでルール対応は万

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もっと食うための現代大食技術論第17回「ショウガマシマシとニンニクマシマシ」

 食事を控えて麻雀に専念…のつもりでしたが、ネットを巡回している時に行っておきたいお店が出来てしまったので久々に更新します。

 福岡の二郎インスパイアとして以前からお世話になっていた「ラーメンだるま」の店主が以前から「肉うどん」のお店をオープンする旨の話をされていたのですが、先月そのお店が門司の「駅前食堂」としてオープンしていました。飲食業はどこも経営が厳しい昨今。こんな時こそ私のスキルを活かさ

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もっと食うための現代大食技術論第15回「懐かしのロメスパと博多で再会」

 私が勝手に東京三大名物に認定しているのが、「つけ麺、油そば、ラーメン二郎(ラーメン二郎の思い出もそのうち話しましょう)」ですが、もう一つ東京でよくお世話になった麺類と言えば「ロメスパ」です。

 ロメスパとは茹で置きした極太麺が特徴の、「路面で気軽に食べられるスパゲッティー」。茹で置き麺を用いるので調理に時間がかからず量を盛りやすく、極太麺なので食べごたえ抜群。スパゲッティー界のラーメン二郎とで

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もっと食うための現代大食技術論番外編第12回「中華そばべんてん」

 名物と言っても、地元民は別に大して食べてなかったり、実は本当の発祥は別の地域だったりする御当地グルメもあります。

 例えば東京のお土産にひよこ饅頭がありますが、東京の人がよく食べているという話は聞きませんし、そもそも本家は博多です。高校時代修学旅行で東京に行った時、バスガイドのお姉さんの発言に突っ込みが多数入った(生徒の半数が福岡出身)のが懐かしいですね。お間違いのないようにお願いいたします(

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もっと食うための現代大食技術論番外編第11回「e(eating)スポーツ」

 侍イーティングチャンネルでガチの早食い大会、「喰王(がおう)」開催。がおうなら「餓王」な気がしますが、そんな細かいことは気にならないくらい激熱な勝負が繰り広げられました。

 大食いでは名実ともに日本一のMAX鈴木氏より圧倒的に早いタイムを叩き出したフードファイターが3名も参加されていることに驚かれた方もいると思います。実はその3名のうち2名の方とは、今年大阪の大食いオフでお会いさせていただきま

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もっと食うための現代大食技術論番外編第10回「宝来&あぶらや」

 国分寺の食事付きの学生寮に入寮することになった私でしたが、土日は食事が出ないので専ら外食。上京前は外食自体あまり経験が無かったこともあり、特にこだわりもなく近場の色々なお店に出入りしていました。

 とはいえ、どうせ食べるならやはり盛りの良い店にしたいもの。上記サイトで紹介されている中華料理店「宝来」もその一つ。上京したばかりの2003年時点ではまだ「デカ盛り」という言葉が浸透しておらず、200

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もっと食うための現代大食技術論番外編第9回「ネマタの食い逃げ履歴」

 先日、焼肉警視総監を目指して焼肉きんぐの特選カルビを堪能し、会計を済ませようとしたらお金が足りないことに気付きました。交通機関やコンビニではSUGOCA、いきなりステーキダイヤモンド会員への道では肉マネーカードで支払いを済ませていたので、財布の中に現金がいくら入っているのかをすっかり気にしなくなっていた故の事件でした。

 お店に事情を話して最寄りのファミマでお金を下ろそうとすると、普段利用して

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もっと食うための現代大食技術論番外編第8回

 料理が不味いのも、好きなお店が閉店してしまうのも悲しいことですが、そういった話は仕方ないと割り切りやすいもの。本当に悲しいことはもっと別のところにあります。

 色々なお店を巡るグルメブロガーが料理の味以上に悲しい思いをする代表例が、「店員の接客の悪さ」ですが、そのことで不快になったことは一度もありません。幼い頃に不味い料理を食べ慣れて大概の外食が美味しいと感じるように、見知っている相手から面と

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もっと食うための現代大食技術論番外編第7回

 前回は「山手らーめん」閉店のお知らせでしたが、デカ盛り巡りを続けていて悲しいことと言えば、やはりお店が閉店してしまうこと。量が多くて安い。それでいて味も良いという、お客にとって優良店であるほど、お店の利益は減るので経営が成り立たなくなることも多々あります。こうしたお店ほど応援したいのですが、時間もお金も胃袋も有限なのでままなりません。

 「全国デカ盛りの旅」で紹介した中で、現在閉店が確認されて

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もっと食うための現代大食技術論番外編第6回「山手らーめん替え玉勝負」

もっと食うための現代大食技術論番外編第6回「山手らーめん替え玉勝負」

「苗場」「リトルショップ」「満留賀」と、学生時代将棋部の先輩方に連れて行ってもらったお店を紹介してきましたが、先輩方と行った回数が最も多い店と言えば、「山手らーめん駒場本店」。デカ盛り巡りがメインとなってからは御無沙汰でしたが、今年6月21日に閉店と聞いて当時のことを思い出し、急遽記事を書くことに致しました。

 学生が集まって食事をするとなれば大食い勝負になるというのはよくある話。将棋部では例年

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