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【USCPA】無敵のモチベーション戦略

どうも、ねこかぶ(@nekokabuchanx)です。

今回は、「無敵のモチベーション戦略」と題して、USCPA受験を乗り切るためのモチベーションハックについて徹底解説していきます。

USCPA試験の勉強は、ただでさえ困難な挑戦です。その中で、モチベーションを維持することは更に一層の課題となります。そこで今回は、モチベーションについて体系的な論点から深掘りし、合格への道を切り拓く方法について解説します。


1.はじめに

USCPAの受験勉強は、長期間にわたるため、モチベーションを維持することが成功への鍵です。モチベーションの波に振り回されてしまうと、学習効率に大きく影響します。

しかし、多くの受験生が途中でやる気を失い、挫折してしまうことも珍しくありません。

そこで重要になるのが、自分自身のモチベーションをコントロールする戦略を持つことです。

筆者情報

<筆者情報/本記事の信頼性>
・7か月・750時間でUSCPAに一発合格。
・独自に編み出した学習戦略やオリジナルまとめノートは他の受験生からも好評で、オリジナル教材はUSCPA受験生の10人に1人が愛用(筆者独自調査)。
・再現性のある戦略やノウハウ、学習管理手法を体系化し、日本初となるUSCPA受験メンターとしてUSCPAメンタープログラムを開講中。

2.モチベーションの源泉を見つける

内発的モチベーションと外発的モチベーション

モチベーションは大きく分けて、自分自身の内から湧き出る内発的モチベーションと、外部からの刺激によって生じる外発的モチベーションの二つに分けられます。

外発的モチベーションは、例えばUSCPA合格という目標達成へのプレッシャーや他受験生との競争などで、持続性が低いと言われています。

一方で、内発的モチベーションは、自分の意志でUSCPAに挑戦する姿勢(自己決定性)や成長実感などで、持続性が高いと言われています。

「学習初日にやるべきDAY1戦略」の記事でも触れているように、USCPA合格を目指す理由を言語化することが重要です。

3.具体的な目標設定

SMARTゴール

具体的で測定可能、達成可能、関連性があり、時間的に定義された目標(SMARTゴール)を設定することが、モチベーションを維持する上で効果的です。目標が明確であればあるほど、モチベーションの維持が容易になります。

USCPAビジョン

みなさん、USCPAビジョンを作りましょう。

USCPAビジョンとは、USCPAへ挑戦する理由や合格後のプラン、学習ルールなどを言語化したもの。

USCPAビジョンは、SMARTゴールを意識したもので、いつでも立ち返ることができる指針のような存在です。

4.学習環境の最適化

快適な学習場所の確保

学習に適した環境を整えることで、集中しやすくなり、自然とモチベーションも上がります。おすすめは、メインの学習場所とサブの学習場所を決めることです。

たとえば、メインは自宅で、長時間の勉強や集中力が必要な問題演習を中心に行う。

一方で、気分転換したいときや、どうしてもやる気が出ないときは、サブ環境としてカフェや図書館、あるいはトイレやお風呂で、こま切れでも対応できる勉強(論点復習や動画視聴など)を行うとよいでしょう。

なお、毎日カフェなど外出先で勉強するのはオススメしません。USCPA受験は長期戦なので、ちりつもですがお金がかかります。

そのお金を使って、温泉やマッサージなど受験直前期のコンディション調整に投資したほうが、最終的なパフォーマンスや学習効果は高まります。

根性論ではなく学習習慣の構築

USCPA受験は長期戦です。やる気や勢いに頼った学習は必ず失速します。

試験日から逆算した学習計画の策定、学習フェーズごとの学習戦略の策定、1日のスケジュールの使い方など、大きな目標・計画から細分化して、1日単位や15分単位での作業計画にまで落とし込みます。

少し時間が空いたときや移動中など、まとまった勉強はできないけれど、動画一コマくらい見れそうな時間をどうやって積み重ねていくかが大きな差を生みます。

5.フィードバックの活用

自己評価や内省によるPDCA

定期的に自己評価を行い、進捗を確認することで、モチベーションを維持することができます。

おすすめは、学習記録アプリに勉強時間を淡々と記録していき、1週間単位での学習時間をモニタリングします。

それと同時に、毎日日記を書いて、その日の気持ちや改善点などを書き記します。

この内省プロセスと学習時間のモニタリングを組み合わせることで、いわゆるPDCAサイクルを構築することができ、学習戦略や学習計画、学習マインドを定期的に改善できるようになります。つまり成長します。

他者からのフィードバック

もうひとつは他者から客観的なアドバイスやフィードバックをもらうことです。ここでいう他者は、他の受験生との悩み相談やSNSでの馴れ合いなどではダメです。

合格者OBOGや予備校カウンセラーなど、一通り受験を駆け抜けて全体像や大事な点が分かっている人でないと、単なる傷のなめ合いになるどころか、間違えた方向に進んでいても気づかせてもらえません。

受験生一人ひとりにカスタマイズした形のメンターが必要だという実体験から、メンタープログラムを開講しています。

小さな成功の積み重ね

小さくてもいいので1歩ずつ進んでいることを実感しましょう。そして人と比べるのではなく、過去の自分と比べてあげてください。

今日は計画通りに進んだ、この問題ができるようになった、今週はxx時間できた…

実際は、学習範囲が広すぎて勉強したことをすぐ忘れてしまうので、1日1歩というよりも3歩進んで2歩下がっているという感覚に近いかもしれません。

それでも、できる問題が1問ずつ増えていき、自信のある章が増えていき、気付けば模試や過去問に立ち向かえるレベルまで成長するはずです。

6.まとめ

USCPA試験の勉強におけるモチベーション維持は、このように多角的なアプローチが必要です。

自分にとって何がモチベーションの源泉なのかを見極め、具体的な目標設定、学習環境の最適化、フィードバックの活用といった戦略を用いることで、無敵のモチベーションを維持することが可能です。

この戦略を武器に、USCPA合格という目標に向かって、今日も一歩踏み出しましょう。

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