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アメリカ渡航日記/母の癌の諸々や体験/ノンフィクション

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12月24日、外国に住む母の癌を知りました。 約90日の滞在記です。更新1〜3日間隔で現在連載中。
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#コラム

【アメリカ渡航】母の旦那さんの話【1月16日】

【アメリカ渡航】母の旦那さんの話【1月16日】

ここ最近母の体の調子が良くなったり、悪くなったりと、差が激しい。
一日のうちの活動時間がどんどん減っている。
ご飯と薬を飲む時間以外、だいたい3〜4時間ほど喋ったりするが、ほとんど寝ている状態の母を見ているのは、なんというか暇だ。
この状況にも慣れてきた。はじめの方はアレコレといらない世話を焼いていたが、どんな状況下でも人は人で、執拗に構われ続けるとうっとおしくもなってくる。
それは母も同じで、ぼ

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母親を亡くす予定の男の渡航備忘録

母親を亡くす予定の男の渡航備忘録

ここ数日間、様々なことがあり、また不慣れな土地ということもあり書く余裕がなかった。なので完全に忘れてしまう前に備忘録として、手記を参考に出来事を書き記したいと思う。

12月31日
飛行機から降りるとそこはアトランタ空港。気温は16度で、少し肌寒いが日本よりは暖かい。到着時刻は現地時間で17時前後(記憶が曖昧なため詳細は不明)。時差ボケの心配をしていたが、飛行機内の窓のシャッターが閉じられてい

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【アメリカ渡航備忘録】母が全然死なない。診察二回目【1月9日、10日、】

1月9日 
 従姉妹が帰ってから1日が経って、家の中が少し静かになった。
ぼくと母、それと旦那さんは本来それほど騒がしいのが好きな方ではないのだけれども、従姉妹のアホすぎる様子(失礼)をみて救われていたのも事実である。
 何となく感じる空虚感に寂しさを感じている。人がいなくなる、というのはそれだけで影響を与えるものだ。
 この日は何をしたのかあまり覚えていないし、手記にも何も書かれていないので以上

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【アメリカ備忘録】銃を撃っても簡単なことしかわからなかった話【1月11日】

【アメリカ備忘録】銃を撃っても簡単なことしかわからなかった話【1月11日】

1月11日

銃を撃つ。この日は旦那さんの息子さんと約束をしていた。(以前にしていたのだが書くのを忘れていた)
彼は敬虔なクリスチャンで、銃が好きらしくぼくを誘ってくれた。日本で銃を打つ機会なんてないから、これは大変貴重な体験である。
銃を打つ場所。想像ではガンショップのような場所で誓約書などを書いてから撃つのかな、と思っていたがどうやら違うらしい。
今朝、食事中に旦那さんから聞いた限り、彼の働い

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【アメリカ渡航】携帯電話のSIMカードを変更する際に起こったいざこざからなにか気づきかけた話。【1月14日】

【アメリカ渡航】携帯電話のSIMカードを変更する際に起こったいざこざからなにか気づきかけた話。【1月14日】

携帯電話のSIMカードを変更する際に起こったいざこざ。

海外使用SIMKが量販店へ行き、TとCの海外使用SIMを買ってきた。必要だったからみんな湧いた。
Cは自分のタッチパッドへSIMを挿入し、そのまま使うことができた。
TはAU製のIPHONEを使っていたためキャリアロックがかかり、そのまま使うことができなかった。
量販店の時間は20時まで。買ってきてもらった時間は18時47分。キャリアロック

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