和花奈の種から栽培

趣味で山野草などを育てています。主に種から育てたもの栽培記録を書く予定です。ヘッダーは…

和花奈の種から栽培

趣味で山野草などを育てています。主に種から育てたもの栽培記録を書く予定です。ヘッダーはいい写真が見つかるまで保留中。

最近の記事

クロッカス

 春先にコロンとしたかわいらしい花を咲かすクロッカス。我が家に迎えてみたいと前から思っていたのですが球根が売られる頃には忘れて長らく買いそびれてました。今年は秋にサフランの花を初めて見て思い出しホームセンターで見つけ購入できました。ただミックスなので私の欲しい色が生えてくるか心配。  説明には鉢・プランター植えなら球根の間隔は1つ分でいいようです。11月の初めに6号鉢に1球分くらいの深さで植え込みました。丈夫そうなので用土はしばらく天日に干した古いものを使いまわしました。す

    • 冬枯れのベニバナヤマシャクヤク

       先週ぐらいまではかろうじて茎は立っていたのですが寒波到来とともにほとんどの株で茎が倒れました(タイトル写真)。  ベニバナヤマシャクヤクもそれなりに紅葉するようです。きれいに紅葉しないかなと様子をみてましたけどいまいちでした。 それから寒波とともに根元から茎は倒れこみました。 野外でも晩秋や冬に袋果を実らせたベニバナが倒れているのを目撃します。少し離れたところに倒れることで種子を散布するのではと考えています。上の写真をよく見てもらうと株の根本が根茎の肥大にともなって太く

      • サクユリの実生

         先日この6月にまいたサクユリの実生の鱗片葉が出ていると「ウケユリの実生のその後」の記事で書きました。ひとつだけですが小さな葉がひらきました。下の写真はタイトル写真とは別の個体。 どうもたまたまひとつが早く成長したのでなく多くの小球で鱗片葉が伸び始めています。さらに気がつくのは小球が緑色なこと。元は葉(鱗片は葉に近い)なのだから当たり前と言えば当たり前、不思議でないと言えば不思議でないのですが葉緑素ができてるんでしょう。私は経験がないですけど培養(フラスコ)で成長させた球根

        • 柚子の挿し木、その後(2年目)の成長

           昨年の3月に柚子の挿し木をしました(こちらの記事「柚子の挿し木」)。2年目の今年はぐんと大きくなるのかなと期待していましたがそうでもありませんでした。残念。4本(A~D)のうち2本(AとD)は里子に出したので内2本(BとC)の様子です。  まずはB株のこの春(4月初め)とこの秋の様子。 右のダンボールの背景の線の間隔は10cmです。高さは10cm強ほどに成長しました。 次はC株。 C株も同じくらいの高さです。左の幹の大部分は左の枯れている(白い)部分になります。そういう

          ヤマユリの植え替え3

           肝心の花をnoteに載せていませんでした。今年咲いた花はこちら。 ベニスジヤマユリが親ですが、ベニスジとベニがないのが出てきました。ベニスジはいい写真がないので写真はベニでないものだけです。斑点が黄色なので白星ってタイプなのかと思っています。自然交配なのでヤマユリとの混血かもしれませんが。  さて続きの植え替えの話。こちらはセリアの6号鉢に小さめの球根を2球植えた鉢です。 左中央よく見ると根が飛び出てます。どうもこれ下根のようです。上根はもっと細いです。鉢から抜き出すと

          ヤマユリの植え替え3

          ヤマユリの植え替え2

          ヤマユリの植え替えの続きです。今年で種をまき地上に葉を出してから4年目で初めて開花しました。なんと種をまいたのは2016年の晩秋です。植え替え前の様子がこちら。 大きいものでだいたい80cm弱ほどでしょうか。AとB鉢には2球ずつ植えましたがA鉢で1球1輪開花し、B鉢は開花せず、またどちらも途中で(確か7月頃には)1球は枯れてしまいました。残りの鉢は写してません。  次は昨年秋の植え替え時の球根の様子。球根のA、Bのラベルは鉢のA、Bのラベルと対応しています。どれが咲いたのか

          ヤマユリの植え替え2

          ヤマユリ の植え替え1と鉢の話

           先日の休みにヤマユリを植え替えました。最初に鉢の話。使っている鉢、これから使う鉢。  昨年は右奥のケンガイ鉢7号((株)エルオー、リトルガーデン 、セリア百均)と中央手前の6号鉢(山田化学 No.374 フラワーアートライン、セリア百均)、今年は左奥の植木鉢9号(ダイソー)です。昨年は場所やら節約やらでケンガイ鉢3鉢に2球、2球、3球、6号鉢に1球、2球とと植えてました。  6号鉢とケンガイ鉢7号で高さがだいぶ違います。(一般的な)ユリを植えるには高さのあるケンガイ鉢の方

          ヤマユリ の植え替え1と鉢の話

          ウケユリの実生のその後

           およそ1年前の12月11日に「ウケユリの実生」の記事を書きました。その後のウケユリの状態です。  年が明け3月の初め頃の様子。 その後写真は撮ってないのですが葉がもう1枚ほど増え夏を越しました。この間、春先は日によく当てましたが暑い盛りには朝に少し陽が当たるような明るい日陰で管理しました。  次は最近の写真。なかなか同じ風に撮れないなと思ったらスマホでなくデジカメで撮ってました。24mmと29mmではだいぶ印象が異なるんですね。写真は同じカメラで撮影したものです。 だい

          ウケユリの実生のその後

          カノコユリの植え替え

           木子から育てて今年ようやく開花したカノコユリを植え替えました。葉はまだ緑だったのでもう少し置いておいてもよかったかもしれません。でももうこれから球根も肥大することはないかと。 びっしりと上根が育っています。写真にはひとつですが木子も2つもできていました。またユリの鉢のことも書こうと考えていますがこれはセリアで売っている6号鉢(山田化学 No.374 フラワーアートライン)に植え込んだものです。ユリは深鉢がいいのですがなかなか手頃でいい鉢がありません。この鉢は比較的高さがあ

          カノコユリの植え替え

          敵は夜中にやってくる

           昨年はそんなことなかったのにベニバナヤマシャクヤク の葉っぱが食べらてました。これまではショウリョウバッタがひょっとしたら齧ってるかもって感じでしたが今年はガッツリと。また植物の量が増えたのか虫がいろいろと増えています。小蝿みたいな類からその捕食者のクモまで。 がっつり喰われてます。 これはかなり前に食べられたのでもう縁は茶色に変色しています。イメージ的には傷口が塞がった状態でしょうか? こちらは最近でまだ縁が緑色に近いです。さて犯人ですが犯行は2度。1度目(6月初め

          敵は夜中にやってくる

          ヤマシャクヤクが咲きました

           驚いたことに早くもヤマシャクヤクが咲きました。まだ3月なのに。芽吹き始めたのが2月20日頃なので40日ほどで花開いたようです。 2017年の秋に播いたので3年半で咲いたことになります。花も思ったより大きかったです。夜には花は確かに閉じていましたね。3日ほどの花ですのでしっかり観察したいと思います。 あと雄蕊が花弁化してます。これはうれしいよな悲しいよな。うまく育てれば来年はもっと立派な花が咲かせそうですね。

          ヤマシャクヤクが咲きました

          リンドウの種まき その2

           続きです。昨年の10月頃実生のリンドウを再度植え直しました。10月頃の様子。 だいぶ大きくなりましたが1年目は茎が立たないようです。掘り出してみるとひょろっとした極細の大根(直根)状の根です。 小さめのトロ箱と適当な容器もないので焼きそばの元のプラケースに植え変えました。12月頃まで葉は少し痛み始めてますが枯れずにいまいした。 土(たまたまいた土壌菌)のせいか枯れた葉は2月頃にはかなり風化していましたが早くも中央から新芽が伸び始めました。キキョウなどは大根状の根茎の

          リンドウの種まき その2

          リンドウの種まき その1

          一昨年リンドウの種をまきました。昨年は根生葉みたいな感じで過ごしこの春に茎が経ちました(上の写真)。種はこんな感じで粒子状ほどではありませんがかなり小さいです。 上等のカットマットでないのでメモリがかなりいい加減ですけど波線の線無し部分は1mm弱ほどです。これを2020年の3月の上旬にまいたところGW時分にちらほらと発芽してきました。 よく見ると葉に種子の皮が付いていたり側に落ちているのがわかります。爪楊枝でその小ささがよくわかると思います。20日ほどしたら本葉が出てき

          リンドウの種まき その1

          ヤマシャクヤクに花芽がつきました

           タネから育てて4年目にしてようやくヤマシャクヤクに花芽がつきました。ヤマシャクヤクもベニバナヤマシャクヤクも発芽時に蕾がなければその年は開花しません。少し芽が小さい気もしたのでどうかなぁと思ってましたがよかったです。発芽は例年と同じくらいです。頑張れば3年目についたりするのかもしれません。でも順調にいって4年目がふつうなのかと思います。  2月21日の様子がこちら。 少し葉鞘が開いて葉が展きはじめています。約1週間後の27日。 花芽がのぞいていますね。葉柄の付け根(節の

          ヤマシャクヤクに花芽がつきました

          ベニバナヤマシャクヤクの実生発芽

           我が家の猫の額ほどの小さな庭にも春がやってきました。これからしばらく一年で一番変化の大きい時分です。いろんなものの躍動を感じます。  2019/2020シーズンにタネをまいたベニバナヤマシャクヤクが発芽(展葉)してきました。私の感覚だとまだヤマシャクヤクが発芽する時分です。なおこちらは東北産のものです。どうも西日本のものより少し発芽が早いようですね。また子葉の葉柄(タネから伸びる)が少し緑色にもう変色しています。 注意してみてみてください。上胚軸の付け根から大きな本葉と

          ベニバナヤマシャクヤクの実生発芽

          ウケユリの実生

           ここ数年ウケユリを育てています。昔は幻のユリと言われ憧れていましたが今ではちらほらと販売されています。他のユリの球根もですがもし購入を考えているなら札幌市公園緑化協会をおすすめします。秋だけ販売しています。今年はもう販売が終わってますし今シーズンはウケユリなかったかも。販売されているとはいえ今やSpeciesとしてはタモトユリの方が幻かもしれません。タモトユリ明らかに系統が異なるものを入手したいのですが難しそうですね。あと値段も張ります。  ウケユリ、請ユリは、奄美大島か