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ヤマユリ の植え替え1と鉢の話

 先日の休みにヤマユリを植え替えました。最初に鉢の話。使っている鉢、これから使う鉢。

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 昨年は右奥のケンガイ鉢7号((株)エルオー、リトルガーデン 、セリア百均)と中央手前の6号鉢(山田化学 No.374 フラワーアートライン、セリア百均)、今年は左奥の植木鉢9号(ダイソー)です。昨年は場所やら節約やらでケンガイ鉢3鉢に2球、2球、3球、6号鉢に1球、2球とと植えてました。
 6号鉢とケンガイ鉢7号で高さがだいぶ違います。(一般的な)ユリを植えるには高さのあるケンガイ鉢の方がよいように思います。ただつくり丈夫さは6号鉢に分があります。でも鉢底に底石を入れると下根を伸ばすスペースがきちきちです。で、いろいろ思ってダイソーの9号鉢に目をつけました。高さもあるし4球くらい植えれるかなぁと。そして何より手頃です。
 9号鉢のつくりを見てみます。厚みもしっかりあり鉢の中はこんな様子です。底はリッチェル製バラ鉢の劣化コピーみたいな感じ。というかリッチェルが進化形なのかも。

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4球植えるつもりなのでこんな感じの仕切りをつくり下根のスペースを分割することにしました。

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底に日向土を中央のメッシュが隠れる程度に入れます。

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手が3本欲しいところですが球根を下根を下に広がるように浮かしつつ赤玉小粒と中粒のミックスを入れていきます。ある程度入れると自立し浮いた感じになります。

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4つ植え込みました。さらに球根の上が隠れるまで赤玉ミックスを被せここでジョウロで水をやります。その後、赤玉・鹿沼土ミックスを被せます。

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自家製腐葉土でさらに覆います(2cmほど)。今回は混ぜてもよかったのですがなんとなく層状にしてみました。

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最後に赤玉・鹿沼土ミックスで腐葉土を軽く覆い完成です。用土やらのことは次回話をするとして最後にまた鉢の話。
 (大部分の)ユリを育てる上で鉢が深いこと大事です。深く植えることができ上根が発達できるスペースが確保できます。ただそれに加えて球根を地温の上昇から守れることもあるのだと思います。その点ではケンガイ鉢は直径も高さに比べて小さい上プラも薄く心もとないです。ただアルミシートの筒に鉢を納めればシートの間に空気層もでき断熱効果が期待できる形状だと思います。なので1球植えであればコスト的にいい選択肢のように考えています。手頃な鉢にスリット鉢があります。私も気にってよく使っています。でもユリの下根のことを考えると向いていないのかなぁと考えていたのですがヤマユリ結構下根が伸びます。実は相性がいいのかもと最近思いなおしてます。ただプラ鉢は通気性は悪いです。だから蒸れやすいのです。このあたりは水捌けのよい用土や地温をあげない工夫で補えるのかなぁとも思います。

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