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「北海道旅行」

今回はねじりさんと相棒さんのちょっとしたお話です。
前回に引き続き、またまた謎の人物が登場します。(下の記事は前回の物語です)

そして「北海道旅行」とは一体…?

登場人物 ねじりさん(ね)・相棒さん(あ)・ねじり(私)
     謎の案内人「フクロウ」(フ)

《はじまりはじまり~》

ねじりさんと相棒さんは、朝の日課のお散歩をしていました。
話に夢中になっているうちにいつものお散歩コースから外れてしまい
森の中へとどんどん進んでいってしまいました。
気づいた時にはもう迷子に…。ふたりは困ってしまいました。
「どうしよう…これじゃあ帰る道がわからないよ。」
ふたりが困っていると声をかけてくれたのはなんと
「フクロウさん」でした。

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「どうしたの?道に迷ってしまったのかい?」
「あ、おはようございます。そうなんです。お散歩してたんですけど道に迷ってしまったみたいで。ここがどこかわからないんです。」
「それは大変だ。私が道案内をしよう。」
「ありがとうございます‼︎‼︎良かった~。あの、フクロウさんはずっとここに住んでいるんですか?」
「そうだよ。もうずっとここさ。あ、でも昔はよく旅に出かけていたもんだよ。」
「そうなんですか?フクロウさんはてっきり夜にしか活動しないのかと思っていました。」
「あぁよく夜行性だと思われるんだけど、昼に活動するタイプもいるし様々なんだよ。」
「へぇ~それは知らなかったです。」
ふたりは自分たちのいつものお散歩コースまで道案内をしてもらいました。
そして無事到着。でもふたりは浮かない表情です。
折角いつもの道に着いたけれど、ふたりはまだ帰りたくないと思いました。
フクロウさんと遊びたかったのです。
フクロウさんともっと一緒にお喋りがしたい、そう思いました。

そしてフクロウさんが帰ろうとした時、ねじりさんはこう言いました。
「ここまで連れてきていただいてありがとうございました。でもあの…もう少しフクロウさんとお話したいんです。もっと色んなことを教えてほしいんです。」
「じゃあ、もう少し三人でお喋りしようか?」
ふたり「やった~♪」

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そこからまた森へ戻り、三人は仲良く並んで腰を下ろした。

「フクロウさん、さっきよく旅をしてたって言ってましたけど、今までどんな所に行ったんですか?」
「私はね、友達と昔よく、北海道内を巡っていたんだよ。北海道は素敵な所が沢山あってね。その友達がよく連れて行ってくれたものさ。」
「そのお友達ってどんな人なんですか?」
もんちゃんって言ってね、すごくお世話になったよ。これがまたとってもいい写真を撮るんだ。景色だけじゃなくて、生き物もすごく魅力的に撮ってくれる。本当にいい人だよ。」

フクロウさんはもんちゃんのことが大好きで
もんちゃんの話を沢山してくれた。すると…
「あ。もんちゃんと一緒に旅行した時の写真見るかい?」
ふたり「見たい見た~い‼︎‼︎」

そして三人は、フクロウさんの旅行アルバムを見ることにしました。

「例えば道東。綺麗だったよ~。」

「心も透き通る神の子池さ。」

「釧路は涼しいよ〜。」

「見事だよね‼︎‼︎」

「元気を色にするならこんな感じかもね。」

「羊蹄山は本当に美しいんだ。」

「青が見たい人にはもってこいだね。」

「これ全部もんちゃんと一緒に周ったの⁉︎」
「そうだよ。でも他にももーっといっぱい周ったよ〜。あぁ楽しかったなぁ。」
ふたり「すごいねぇ〜‼︎‼︎」
ふたりは行ったことのない場所ばかりで興味津々。

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するとフクロウさんは言いました。
「もんちゃんはね、いつか世界一周してみたいんだって。見て・感じて・吸収して、自分の人生の糧を沢山増やしたいんだって言ってたよ。」
「もんちゃんってすごい人なんだね〜。だからあんなに素敵な写真が撮れるんだね。」

三人はしばらくアルバムを見た後、近いうちにまた会う約束をしました。

「もっともんちゃんとの思い出を見たいなぁ。またすぐ遊びに行ってもいい?」
「あぁまたおいで。」
ふたり「もんちゃんによろしくね〜。」
そしてふたりは家へと帰っていきました。

家に帰るなりおふたりさん、今日あった出来事を私に話してくれました。
フクロウさんに助けてもらった事、もんちゃんの事、北海道旅行の事。
沢山沢山、教えてくれました。
どうやらフクロウさんはもんちゃんに色んな事を教えてもらって
とても北海道に詳しいのだそうです。
「あれ?もんちゃんって、私知ってるよ〜。」
「えぇー‼︎‼︎そうなの?じゃあ今度はねじちゃん(私)も一緒にアルバム見に行こうよ~。」
「うん、そうだね♪」

こうして私たち三人は、ふたりが見た北海道のお話をしながら
眠りについたのでした。

《おしまい》


もんちゃんは、本当にすごい人ですね。
素敵な写真が多過ぎてここでは紹介しきれないので
ぜひとも直接もんちゃんのnoteを楽しんでいただければと思います。
あ、動物たちの写真もオススメですよ( ´ ▽ ` )

ちなみにこちらは特に私のお気に入りの記事です。
私も以前この神威岬に行ったのですが、本当に本当に大好きな場所です。
またいつか行きたいなぁ…。
でも結構風が強いので、そこはちょっと要注意。みなさん気を付けて‼︎‼︎

みんな可愛いな~♡

最後に、今回なぜこの「フクロウさん」を書いのかについて
少し説明をさせていただきたいと思います。

それは、もんちゃんのこの記事がきっかけでした。

このコメント欄でもんちゃんとやりとりをしていたら
フクロウ話でイラストをかいてみたらどうかともんちゃんから提案が。

それがきっかけとなり、まずはフクロウを描いてみましたが
どうもうまくいきません。生き物って本当に難しい。
その後試行錯誤しながら、一応自分なりのフクロウさんを描きあげた時
「ねじりさんでしたらとってもハートウォ-ミングな話になるんじゃないかな?なんて思っています」
という、もんちゃんの言葉を思い出しました。
よし、書いてみよう。
そう決めました。

それから今度は物語の内容を考え始めました。
ねじりさんと相棒さんとフクロウさんだけの物語を考えましたが
なんだかしっくりこなかったのです。
「何かが足りない」
最初から実はこうなるかな~と思っていました。
理由は「もんちゃんの作品」です。
やっぱり私はもんちゃんのあの素晴らしい写真を前面に出した物語が
書きたいんだなと、自分の中のどこかで思っていた気持ちに
ようやく気付きました。
そこで最終的には、もんちゃんの記事を絡ませた物語を作ることに
しました。

そして、この物語が出来上がったというわけです。
今回も作っている間は、すごくすごーく楽しかったです♪

もんちゃんは
今まで自分が大切にしてきた素晴らしい写真の数々を
このnoteで惜しみなく私たちに伝えてくれている…
それって本当に有難いことなんだなぁと感じながら
私も大事に書かせていただきました。

もんちゃん。
いつも素敵な写真を私たちにプレゼントしてくれて
本当にありがとうございます。
もんちゃんの記事、これからも楽しみにしています♪


では今回はこの辺で終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。


《追加》
本日この記事を投稿した後、もんちゃんがこちらの記事を
投稿してくださいました。

もんちゃんに気を遣わせてしまったかもしれませんが
でもやっぱり素直にとても嬉しかったです。
もんちゃん、本当にありがとうございました♡


ではまた。

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