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それはどっちの眉毛なのか。

私の眉毛は少し太めで結構立派な方だと思う。

毛もフサフサ。
なんだか動物みたい。

鏡を見ると、最近よく思うことがあります。

「これはどっちの眉毛なんだ?」って。

どっちって何だ?って感じですね(笑)

このどっち。
父親と私のどっち、なんです。

私は父から、この立派な眉毛の部分を受け継いだのだと思います。

もちろん他にも似ているところはありますが
わかりやすい部分としては、とにかく眉毛~。
眉毛眉毛眉毛。
なんか意外と眉毛の字って強めだなぁ…

この受け継いだ眉毛ですが、なんだか私的にはこの眉毛の主張が
まぁまぁ強い気がするんですよね。
夫に聞いてもそういう質問にはあまり興味がないため
「そうかなぁ〜?」で終わり。
本当のところは闇の中です。

今よりもっと若い頃、学生の時なんかは眉毛は細いのが流行ってたし
私もそういう流行りに乗ってこの立派な眉毛を
細くしたこともありました。
友達は「眉毛を抜いたらその後あんまり生えてこなくなった」
と言っていたけれど、私の眉毛はお構いなし。
眉毛、全然びくともせず。
ガンガン生えてきましたよ。

そんなこともあり、鏡を見るとね
すぐに自分の眉毛を見ちゃうわけです。
顔が薄い割になんて立派な眉毛だこと。
そしてそこにはね
父がちゃっかり存在しているのです。
もちろん全体を見たら私自身なのですが
いるんですよ、私の父がそこに(笑)

実家にいる父とは現在も離れて暮らしているので
時々会いたくなって淋しくなる時もありますが
鏡を見ると…
すぐにお父さん参上(笑)‼‼
ふふふ。
そこには父が、ちゃーんといるんですよねぇ。

ほんと、眉毛そっくり。
こうして見ていると、淋しい気持ちも少し和らぎます。
もしかして親子って子その為に
どこかが似るようになっているのかな?
顔や身体や口癖や仕草。
全く似ていないと思う親子でも
どこかしらかは似ている部分があるんじゃないかな。
そしてその似ている部分を感じて、気持ちが少し和らいだりする。
そんな効果があるような気がするのだ。

こうして鏡を見ながらそんな事を考えては
父の顔が過ります。

今度帰ったら、もっとじっくり
お互いを見比べてみようかな。
そう思ったら私の眉毛も捨てたもんじゃないな。

淋しくなったら自分の眉毛を見て、父を思い出す。
なんて素敵なシステム。
昔はこの眉毛に特に愛着はなかったけれど
今ではこうして大活躍してくれています。

私の眉毛さん、ありがとうね。

お父さん

私の眉毛はこうして元気にしています。

そして私も同じく元気に暮らしています。

だから安心してね。


ではまた。



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