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人生初の会社員を2週間で辞めてしまった話

どうも、トニーです。

僕は現在30歳、妻と子供もいる父親でもあるのですが。

一ヶ月前、人生初の会社員を2週間で辞めました。

そもそもこの会社に入るまでにもYoutubeに本腰入れたら借金が250万になったり、1万人にフォローされてたTwitterを嫌になって完全放棄しちゃってたり、割とネタの多い人生を送っていたのですが。

まさかここでさらにネタを増やすことになるとは。

今回はその話をしようかなと。ユーモアたっぷりでお届けします。

流石にお金を稼ぐために就職しようと思った

2020年の初め、僕は「今までの人生では得意なことを仕事にしてきたから、好きを仕事にするために全力でやりきってみよう!!」とYoutube活動に自身の精力を全ブリしました。

で、結果としては見事なる大玉砕。

並行してやっていた事業も売上が立たなくなり、生活のために借金をしていたらいつの間にかに借金が250万円になっておりました。
(詳細は下記のnoteに書いております)

で、さすがにこのままではあかんなーと思った僕は

「よし、就職しよう」

と考えました。

僕にはいわゆる「一般的な社会経験」がありません。

大学を中退後、知人の起業に拾われてそのままベンチャー企業で下っ端→経営者を経験。

その会社で27歳まで過ごしてその後はフリーランスとして生きてきていたのでいわゆる「就職」「会社」を全く知らなかったんですね。

一度は会社員経験をしておいたほうがよいかもなー。家族も養わないとだし。

そう考えて、まずは人生初の就職活動を行いました。

人生初の就職活動、そして内定獲得

そうして始めた就職活動ですが、割と就職活動自体は楽しかったです。

転職エージェントにも登録して、世の中ではたくさんの求人があることも知れました。そもそも自分の持っているスキルがどういう分類に区分けされるのか?もここで初めて知ることが出来ました。

会社内の口コミを調べたり、模擬面接などの面接対策なども行ってみて。

結果的に活動を開始して2ヶ月ほどで内定を獲得。

個人的には一番面接官とのフィーリングが合い、話がわかると思った方の会社に入ることを決めました。

「長くぬるま湯に浸かりそうで心配なんだけどな・・・」とか思ってました。

で、内定を頂き、その会社に就職することが決まってから2週間が経過。

その間に元々請け負っていたライターの仕事を停止させていただいたり(急な連絡だったのに快く対応いただきました、感謝してます)

知人に挨拶がてらご飯に行ってきたり。

「周りはすぐ辞めるでしょ。」と話すけどむしろ俺は「長くぬるま湯に浸かりそうで心配なんだけどなー」とか思ってました。


そう、この日までは。


そうこうしている内に初出勤の日となり、人生初の通勤を体験。

当日は緊張も合って大分25分前に着いたもののまだ会社は空いてない・・・。適当に15分くらい散歩してから会社に行き、総務の女性に席や会社の案内をしてもらいました。

で、その時にもうすでに違和感があって・・・


なんか・・・この総務の人の話し方がすんげー冷たいんですよね。


「あれ?なんかしたかな俺。」と。

別に歓迎ムードを出してもらいたいわけではないですが、なんでこの人はこんなに冷たいんだろう?

そんな事を考えて、初出勤時に出す書類を全て提出しました。

総務の女性から言われたとんでもねー言葉

そして、書類を出して数分が立った頃です。

「トニーさん(実際は本名)」

と呼ばれた僕はその総務のところに行きました。

なにやら僕の出した書類に間違いが合ったらしく、書き直しをしてもらいたい。ということだったんですよね。
(通勤の電車ルートを書く書類で、家から駅までの図を書くところに家から会社までの乗り換えルートを書いていたんです)

他にも本来は一番安い最短ルートを書かないといけないけど、月の値段が1000円高いルートを書いていたのでそこも許可が必要と指摘されました。

「あぁ、確かにルートが違うなら上司の許可も必要だよな」

と、そこは納得したんですが、先程話した通り僕は全く社会経験が有りません。その家から駅までの図の部分をどう書いていいのかがわからなかったんですよね。

なので、聞いてみたんです。

「すいません、この部分ってどうやって書けばいいですか?」

と。

そうしたら

「あの〜・・・・ここって、『図』って書いてあるじゃないですか??見えます???」

と一言。


・・・・・


・・・・・・・・



「見えるに決まってんだろこのボケカスが!!!!!」


なんてことは言えず「あ、はい、見えてます・・・」と言って終わりました。(むしろ言われた直後は何も浮かばないタイプです。はい)

とはいえ、ずーっとその日は一日中モヤモヤしてて

「「見えます?」はないよなー。確かに会社員だとそんなにコミュニケーションとか考えないのだろうけど。」

「初対面相手にこういうコミュニケーション取るレベルの人と一緒の立場にいるのは嫌だな」

とか考えていました。

とりあえずその日で「うん、長くこの会社にいることはないな」と確信しました(※初出勤日)

サラリーマンを抜け出せないそうで心配・・・とかいう不安は完全なる杞憂でしたね。

「それだけじゃ今後就活きついと思うよ〜?」

そんな新たな決意?を固めることとなった初出勤を終えた次の日。

この日は会社のWEB関係を担当している女性社員がいるから、WEB周りをまずは引き継ぐ予定がありました。

時間がきて、そうしてその女性と話す時になり、パーティションで区切られた会議室へ。

「私、トニーさんのことをなんにも聞いていないんですよね。だからまずはなにをやってきたのか?何を出来るのか?とかを教えてもらいたいです」

と言われました。

(あぁ、まぁそりゃそうだよな。じゃあ普通に話そう)

と思い。

「承知しました。僕がやってきたことは・・・」

こんな感じでまずは僕がやってきたことを伝えました。


そして、そこからが違和感のオンパレードだったんです。


トニー「前職ではメルマガ配信と後は個人事業主時代にライターを管理してのメディア運営とかを・・・」

「あーコンテンツマーケね」(はいはい、的な感じ)

「それだけじゃ就職きついと思うよ〜?」


・・・・?


(この人何いってんだ?今就職したばかりなんだけど?)

「で、それだけ??」(威圧)


トニー「えーっと、あとは楽天市場で店舗を出して管理とかもしてました」

「楽天?楽天で勤めていたってこと?」

トニー「いや、違います。楽天でネットショップを出していたってだけで」

「あーそうだよね。楽天って言えばいい評価もらえると思ったのかも知れないけど・・・」


・・・・・・


いや、ひっっっっっっとことも言ってねぇそんなこと。

とりあえず、適当に流してその会社のメディアなどを簡単に触ってみることになりましたが、当然僕のテンションは激下がりです。

(あ、俺この人無理だわ)

そう思い、業務に戻っていきました。

運の悪いことに(後々考えると良かったのかも)、僕がこの会社に入る際の決め手となった面談してくれた上司の方は身内に不幸が合って、僕の出勤初めの一週間全く会社に来れなかったんですよね。


(まぁ、上司が会社に来てから辞めるか判断するか・・・)


そう思いつつ、業務をこなした後は開始一週間目にしてすでに引継書を作ってました。

もうこの時点で腹は決まっていたような気がする。

勤務後2週間の止めの一撃

そんな事があってから2週間ほど僕はその会社に勤めておりました。

当然ながらテンションは激下がりからの超下がりです。毎日だるすぎてしゃーないですし、気分も最悪。「とっとと稼げるようにして辞めよう」とばかり考えてました。

ただ、一応業務は業務なのでやっていて

(あぁ、多分この部分だったらやってれば普通に結果は出せるな)

とか考えていました。

Amazonでの商品販売を加速させたいという考えは聞いてたので、とりあえず仕事で結果を出すことは出来るからそれをやり続けるかー。

と考えていた昼休みのことです。


〜〜カフェで休憩中〜〜〜

トニー(ん?チャットアプリに上司からメッセージきてるな・・・)

メッセージ「お疲れ様です。弊社のウェブ周りに関してこれから一週間に一度〇〇さん(上記の「就職きついと思うよ~」の女性社員)からレクチャーを受けてそれを報告してください。」



・・・・・・



(うん、やめよう)


無理!!と心が叫んでおりました。

なので、その日の業務終わりに上司に話を通して、会社を退職することとしました。

幸い、上司は面接時に話した人でコミュニケーション能力は高く、理解のある人だったのですんなり辞めれたのは良かったです。

(この人には色々話を聞いてもらったり、買い出しの休憩につれていってもらったりとお世話になりました。要望は通りませんでしたが)

そうして、僕の人生初の会社員生活は、2週間で終わりを告げたのです。

会社を辞めた直後の現実感のない世界

その日の帰り道から夜寝るまでは、すごい不思議な感覚でした。

(あーーーーー、、、、俺、辞めたのかぁ。。。。)

本当になんとも言えない気分です。

人生初の会社をすぐ辞めてしまったこと。稼げないから稼ごうとしたのに辞めてしまったこと。家族がいるのに耐えれなかったこと。色んな人にあいさつ回りしたのに辞めてしまったこと。ほんの一ヶ月前までは就活をしていた事実。

自己肯定感が下がる環境には居続けられないし、僕の中で無理な人とガッツリ関わるのは無理なので辞めたことに後悔はありません。

しかし、世間一般としてみたら別に悪い会社ではないですし、そういう嫌な人と関わることは普通よくあることなのも理解はしていました。


(結局、決めたことを投げちまったかぁ・・・)


とりあえず親友に「会社辞めたわー」と退勤途中の電車の中で連絡。

僕はボケーっとしながら、妻と子供の待つ家へ帰っていきました。

人生初の就職を経て学んだこと。

以上が僕が人生初の会社員を2週間で辞めた一部始終です。

先程も話しましたが僕の入った会社は会社としては世間一般的に見たら普通の会社だったと思います。

別に残業があるわけでもないですし、業務内容も無茶ぶりをされたわけではありません。当然交通費も出ます。

上司は面接時に感じたとおりにいい人でしたし、総務の人もコミュニケーションは苦手だけど仕事は出来る人だったので。

純粋に社会人経験のないけど人当たりを重視する僕と、そういうフォーマルな礼儀を絶対視するその人との噛み合わせが最悪だっただけだと考えてます。

ウェブを見てた女性社員に関しては正直嫌いですし、多分この人が会社の離職率が高い原因だなと思いましたが、会社に入れば誰だって嫌いな人の一人や二人いるのでしょう。

それでも、僕には生きていけない環境だった。それだけだったと考えてます。


ただ、この会社に入ったことは本当に全く後悔してなくて、就職をしてマジで良かったと思ってます。学べたことがたくさんあって。

・会社員が愚痴を言いたくなる気持ちも
・面談や口コミだけじゃ働く会社の内部まではわからないことも
・会社選びは博打に近くなることも
圧倒的に自分が会社員に向いてないことも

心から実感できる機会となりました。

個人的には最後が大きくて、今までの僕にはどこかしら

「まぁフリーで稼げなくとも就職すればいいだろー」

という考えがどこかしらであったんですよね。

その考えは僕にとっては大きく間違っていたと実感することが出来ました。

少なくとも僕にとっては普通のルートで会社に就職することはまずありえません。結局面談を上司としたとしても、働く上で大切なのは「周りの社員」である以上会社選びは割とギャンブルです。

フリーで生き抜くしかねぇ。

そう腹をくくれたことは僕には必要なことだったと思ってます。

会社を辞めてから一ヶ月間何をしてたの?

そんなこんなで事が起きてから一ヶ月が経過したわけですが、この一ヶ月の間はとにかく「稼ぐ土台」を作ることに必死に活動してました。

・コワーキングスペースを借りて働く場所の確保
・Twitterの再始動、毎日ツイート
・noteの開始、毎日投稿
・noteの情報収集(noteのコンサルを受けた、note大学というサークルに入った)
・電子書籍の執筆(8月には3本出します)
・友人のYoutubeのマーケティング
・Youtubeの攻略(継続してます)

ざっとまとめるとこんな感じで、情報発信を復活させた。のが大きいですかね。

フリーでやってた時期で、Twitterが一時期上手くいったのは事実ですし、電子書籍やライティング、情報発信は「僕が20歳でビジネスに出会ってからずっと関わってることでありスキル」です。

となれば、ここで自身の価値を発揮して、収益化を作るのは必要なことだなと判断して再開しました。

正直、今更またその世界に戻るのかよ。みたいな考えも浮かびましたけどね。

でもいいのです。自己肯定感の下がるような生き方をするより、自分の価値を発揮したほうが100倍マシだから笑

とはいえ一時期目指したYoutubeも続けていて、「好きで生きる」も「得意で生きる」も両方をやってやろうと思ってます。

友人のYoutubeのマーケティングに関してもありがたいことに

「フリーになったならば是非Youtubeを手伝ってもらいたい」

と友人からオファーを頂いて参画することになりました。ここに関しては友人だからとかではなくて「1個人のビジネスマン」として確実に成功までもっていく予定です。(改善と施策の継続をすればうまくいきそうです)

noteに関してもありがたいことに見ていただけてる人がいるので、より多くの人に見てもらって、自分のスキルやノウハウを活かせる人を増やしていくつもりです。

8月はスポットでnoteアドバイザーとかでも動きたいですね。(興味ある方はコメントください)

余談、奥さんの反応について

ちなみに奥さんの反応なんですが「多少驚きはしたけども少しホッとした」とのことでした。

まぁ・・・2週間の間は正直帰るたびに「会社辞めたい」ばかりはなしてましたからね。「近いうちに辞める」とも話していたので辞めたことの驚きはそこまで大きくなかったみたいです。

後は、2歳でワガママ絶好調の娘を平日はほぼほぼ一人で面倒を見ていましたからね。奥さん的にも相当きつかったみたいです。

なんとなく「この生活は長く続かないだろうなー」とは思ってたとか。

奥さんもそうだし、友達もそうだし、こんな理解のある世界に生きているんですから、より僕は僕の出来ることをやりまくって世界に価値を与えまくって成功してやろうと覚悟するのみですね。


ガツガツ活動していきますので、応援して頂ければ幸いです。


noteの攻略記事

noteを執筆していてある程度コツが掴めたので「noteのビュー数を伸ばす9つのポイント」をまとめました。よかったら参考にしてください。

仕事依頼

noteを楽しみつつ伸ばしたい人はこちらもどうぞ。

通話企画やってます

もしよかったら30〜1時間ほどお話しましょう。もちろん無料です。


PS、僕のフリーランス人生の1年半をまとめた書籍がこちらになります。

人生初の出産の立会いや、子供の脳に以上が有ると言われたり、タイで死にかけたり、割と奇想天外な人生でした。

読み物としてお楽しみください。KindleUnlimitedの方は無料です。


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