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🌿📕七
2019年2月5日 15:12
前に書いたこのnoteの続き的なものです。***ある日のワークが終わった後、フランス人のボランティアの子が「町を見て歩きたい」と言い出したので、一緒に町を見て回った。前年の滞在では、大学の関係で短期間しか滞在できなかったため、ゆっくりと町を見回ることはなかったから、何を見ることができるのか、少し楽しみだった。いつもお世話になっているお茶屋さんと、その隣にある雑貨店(ホストファミリ
2018年12月23日 15:57
ネパールで、滞在先の村に向かうために、バスに乗っていた。隣にはつい昨日会ったばかりのフランス人。滞在先にバスで向かうのは、前回のボランティアを数えて二回目となる。前回は交通渋滞で6時間ほどバスに乗っていたので、今回はスムーズに行くことを願いながら、見覚えのある山道を眺めていた。「変わらないな」と思った。何も変わらない。前回来た時と同じ、少し慣れてきた景色。直前にいた日本とも、普段住んでいるア
2018年7月25日 21:29
ネパールの交通事情を、今日ほど恨んだことはない。私は、基本イライラすることなどない。赤子が泣いても、ホームレスの人がバスの前に座り込み、30分ほどバスが止まってしまったとしても、友人同士の実にしょうもない争いに巻き込まれたとしても、基本「しょうがないよね」ですませてしまう。だけど今日は違う。私の人間としての尊厳が危機だったのだ。ここ数日、少しネパールを観光していた。今日は帰りの日で、
2018年6月6日 13:47
ネパールの先生から連絡が来た。「校長が君にすごく期待している」私は押し黙った。 子どもたちの笑い声が聞こえる。 3時間かけて登った山の頂上。赤道近くの夏のくせに、上着が手放せなかった気候。立てかけの家。崩れた寺院。何もない箱庭。初めてバイクの後ろに乗せてもらって、道すらない沼地を駆けた。校長先生の家でカレーをいただいた。ホストファミリーのおじさんに、「人が出て行ってしまう、どうにかし