③イラスト制作はどうする?【LINEスタンプを企画~販売】
こんにちは。
Bitter Orange Radio、DJの蒲郡みかです。
今回は、連載【LINEスタンプを企画~販売】②社員間の連絡ツールとは?の続きをお送りします。
※第1~2回はこちらから↓
・第1回 現場取材でのとある気付き
・第2回 社員間の連絡ツールとは?
前回は、建設業や訪問看護で働く方が社員間の連絡ツールとしてLINEを活用していることに気付いたお話でした。
今回からは、いよいよLINEスタンプ制作の一歩を踏み出します!
ぜひ、引き続きお付き合いくださいね。
イラスト制作の壁…乗り越えるには?
LINEスタンプを作りたいと思ったとき、イラストをどう制作するかが壁になることは多いのではないでしょうか。
自分ですらすらイラストを描けるなら問題ないのですが、何十個もイラストを描くとなるとハードルが高いですよね。
自力ではイラストを制作するのは難しい…となると、
・イラストが上手な誰かにお願いする(クラウドソーシングや知人・友人を頼る)
・生成AIの力を借りる
という選択肢になるパターンが多いと思います。
弊社の場合は、本当に運が良いことに
社内にデザイングループがあり、オリジナルLINEスタンプの制作も可能。
という環境がありました。
さらに、オリジナルLINEスタンプのアイデア・企画だけでもOKという情報も!
これは、ぜひお願いしたい! ということで、企画案をデザイングループにお渡しすることに…。
ちなみに、弊社のデザイングループは、さまざまなデザインはもちろん、イラストや企業ロゴの制作もお手のもの。
ホームページのデザインはもちろん企業パンフレットもお任せできる凄腕デザイナーさんたちが在籍しているのです。
コンテンツグループとデザイングループは、ホームページを共同制作している関係にあるものの(コンテンツグループは取材・執筆・撮影を担当、デザイングループはホームページのデザインを担当)、ディレクターグループが指揮をとっていることもあり、普段は直接関わることの無いグループ同士。ですが、今回のLINEスタンプでは直にコミュニケーションを取り、共同制作の舵を切ることになりました。
デザイングループの協力とオーダー内容
企画書を送ったデザイングループから、企画に協力いただけるというお返事があり、なんと複数のデザイナーさんにイラスト案を作成してもらえるという提案までいただきました。
忙しい合間を縫って、イラストを考えてもらえるなんて…。
しかも採用されるのは一案だけなのに…。
デザイングループの皆さんに感謝するばかりです。
ちなみに企画案に記載していたのは、このような内容。
◆テーマ
現場で使えるベトナム語✕日本語スタンプ
◆コンセプト
工事現場で働く日本人の職人さんと、ベトナムから来られた技能実習生の方、双方がお仕事の連絡で使えるスタンプ。
◆ポイント
1、同じ意味の日本語とベトナム語、両方が一つのイラストに載っている。
2、工事現場で働く方の意思疎通や連絡に便利なスタンプが揃っている。
3、双方が楽しく、気持ちよくコミュニケーションできる、思わず使いたくなるイラスト。
◆イラストについて
いかつくなりすぎない、誰にでも親しみやすい雰囲気で、現場の職人さんキャラクターのイラスト。
人ではなく、動物が職人さんの恰好をしていてもいいかも…と思いますが…、使用されるのは男性なので、動物だと可愛すぎるかもしれません…。
と、イラストについては、かなりざっくりとした内容。
デザイナーの皆さんはプロなので、細かくガチガチに設定するよりも、自由な発想で考えていただきたいし、そのほうが素敵なイラストが生まれやすいのでは…という想いもありました。
イラストの選定
そして、少し期間をおき、デザイナーグループからイラスト(キャラクター)案のラフが届きました。
デザイナーの皆さんがオーダー内容から考案してくださったものが5つ!
A:ヘルメットをかぶったクマの男の子のキャラクター
B:黄色のヘルメットが動物になっているキャラクター
※「安全第一」の日本語とベトナム語を配したデザイン
C:ヘルメットや帽子(三角笠・麦わら帽子)をかぶったキャラクター
D:ヘルメットをかぶり現場作業をしている様子のキャラクター
E:ヘルメットをかぶったトラの顔のデザイン
※「おはよ~」の日本語とベトナム語を配したデザイン
どのイラスト案も採用したいという気持ち…を押さえつつ、ここからはコンテンツグループメンバーを巻き込んで、企画を進めていくことに。
一生懸命に考案してくださったので、信頼のおけるコンテンツグループのメンバーにも意見を求め、より魅力的なLINEスタンプを目指していきます。
さっそくコンテンツグループでミーティングを開催。
どのイラスト案も魅力的でしたが、話し合いの結果…
「親しみやすさがあり、キャラクターの表情(表現力)が豊か」
という点が決め手となり、D(ヘルメットをかぶり現場作業をしている様子のキャラクター)のイラストを採用することとなりました。
この時点ではどのような言葉をスタンプにするか、確定していなかったということもあり、汎用性が高そうなイラストというのも決め手となりました。
こうしてグループの垣根を超えた共同制作がスタートし、LINEスタンプの制作も一気に現実味を帯びてきました―。
次回からは、LINEスタンプの内容を具体的に検討していく段階へ。
よろしければ、第4回もお付き合いくださいね。
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