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ナゾリプレゼンツ140字リレー小説・第1話【今夜はカレーよ】
毎度どうも、140字小説家のナゾリです。
自分も140字小説を執筆する傍ら、日々様々なクリエイター様のnoteを拝見しておりますと、何やら《リレー小説》という楽しそうな企画があるではありませんか!
ということで私もぜひやってみたいと思い、この度初めて《リレー140字小説》なるものを企画させていただく次第となりました。クリエイターの皆様と楽しく物語を紡げたらと思っております。
なお、本
第2話 140字カレーリレー小説
今晩のカレーのことを思うと、お尻が浮いてしまう。浮足立つとはこういうことを言うんだな。
心なしかカレーの匂いまでするような奇妙な感覚だ。
「名反君、君腹減ってんだろ?うちのマドンナがカレーを作ってきたそうだから、帰宅前に食べて行ってやってくれ」
課長のひと際大きな声が事務所内に響いた。
次のバトンは、補欠で申し訳ないけどちょっと難しいと思いますので、対応できるスズムラさんに。第3話をお願いしま
第3話 140字カレーリレー小説
「カレー」「マドンナ」2つの単語に
事務所内はざわつき始めた。
俺は林田に目線を送ったが
彼はわざと目線を外した。
「マドンナの料理」
を思い出し嫌な汗が背中を
つたう感覚がする。
このままだと無事帰宅できる気がしない。
誰かを犠牲にしないといけない。
俺は愛する妻のカレーの為に
彼を生贄に選んだ。
※
第2話 140字カレーリレー小説|森尾 歩
森尾歩様が
取り出した、長い棒。
ええ?
第4話 140字カレーリレー小説
「林田くぅ~ん、君、確かカレー好きだったよね❤️」
俺は身の毛がよだつような猫なで声で林田の背後に近づくと
「しかも、マドンナの料理!」
と、まるで喉元に刃物を押し当てるように、言い放った。
「思い出すなぁ、前回食べたロールキャベツ。林田君、前回は食べれなくてずいぶん悔しがってたもんなぁ」
https://note.com/suzumuraxxxjun/n/nba5ab44788ad
スズムラ
ナゾリプレゼンツ140字リレー小説・第5話【俺の屍を越えていけ】
《中西篤》様よりバトンを受け取りました。ルールにも記載しておりますが、様々な事情で他にバトンをお渡しできそうな方がおられない場合は、主催者であるナゾリにバトンを回してくださっても大丈夫ですよ!
あと、各話のタイトルは自由ですからね! 《#なぞぷれ》と《140字リレー小説》のハッシュタグは忘れずに!
というわけで改めまして、前回は社内で心理戦が勃発したわけですが……
↓以下、第5話
第6話爺さん 第7話不思議の国
外に飛び出した名反は駅に走る。
ホームレスの爺さんにぶつかりそうになった。
「爺さん、珍しいね。こんなところで」
「ああ、君か」
「マドンナのカレーがあるんだ。たぶん残るから持ってきたらもらってくれる?」
「へえ、嬉しいこと言ってくれるね。ではワシもちょっと付き合ってくれるかね。5秒だけ」
第7話
爺さんについて雑居ビルのドアを潜った。
目を疑う。
「爺さんここは?」
「夢と現の間の橋じゃ。
カレーリレー 第8話 欲 第9話 何か
第8話
俺の背筋に冷たいものが伝う感覚。
「落ちたら、、、」
小声で呟く。想像するだけで震えてくる。
そんな俺を見て、爺さんは
ケタケタと笑いだした。
「お前さんは、金銭欲より性欲じゃったな」
真剣な表情だった俺も
爺さんの笑いで
自分が、からかわれた事に気がついた。
「マドンナのカレーいらないのかい?」
第9話
俺は嫌味を込めて爺さんに言った。
こんな薄暗い場所まで連れてきて
まったく
カレーリレー第10、11話
https://note.com/suzumuraxxxjun/n/nd2cbef0a23fd
第10話『秘密道具』
俺は手に乗ったモノを見て首をかしげた。何かの人形のようだが、初めて見る。
「爺さん、これは?」
俺の問いにニヤっと気味の悪い笑顔を向けた爺さんは
「電動コロシじゃ」
と答えた。
「電動コケシ?」
「コロシじゃ!これだから性欲に溺れたやつは…。いいか!これを使えば誰でも簡単にあの
ナゾリプレゼンツ140字リレー小説・第12&13話【お前のせいだ】
↓前回の《中西篤》様によるエピソード↓
『スタジオにお返しする』とのことで、この場は私、ナゾリが預からせていただきます。さて、怪しい爺さんから受け取った謎の道具、どう使いましょうかねぇ……?
↓以下、第12話です。↓
「《電動コ●シ》ねぇ……」
俺はホームレスの爺さんから受け取ったそれを、まじまじと見つめながら駅まで歩いていた。
物騒な名前のわりには、見た目は地味な日本人形みたい
第14&15話【自分で撒いた種を自分で刈る事になるとは?!】ナゾリプレゼンツ140字リレー小説
第14話
「●ス!」
電動コ●シは
再び物騒な言葉を発する。
「「えっ?!」」
今度は2人同時に驚く。
「ちょっ!ヤバっ!」
女子高生の言葉に焦り
俺は必死に言い訳を考える。
「違うんで「ヤッバァ!マジ日本人形バージョンじゃん!!」」
いきなり笑顔をむけた少女。
さっきまで睨んでいた瞳は
キラキラと輝いていた。
第15話
どうやらこの人形は
人気アイドルグループの
《旧和服バージョン》
裏カレー物語 14話15話
第14&15話【自分で撒いた種を自分で刈る事になるとは?!】ナゾリプレゼンツ140字リレー小説|
上記がカレーリレーの
作品です。
せっかく中西様からもらった
無気味なアイテムを使わないと
勿体無いと思い、裏カレー物語を
作成させていただきました。
ちゃんと、16話に続くような
作りにはしてみたのですが、
出来てなかったら
ご愛嬌という事で許してください笑
第14話
「●ス!!」
さらに
ナゾリプレゼンツ140字リレー小説・第16&17話【スプーンはすくうもの】
↓前回の《スズムラ》様によるエピソード↓
女子高生とぶつかって、そのまま恋愛……などというベタな展開にはならず、怪しい人形はまさかのスプーンになって返ってきました。
さて、このスプーンに全てをすくってもらいましょう。
↓以下、第16話です。↓
かくして俺の手元には、なぜか一本のスプーンが握られた。
最近の若者はこれが等価交換だと思っているのだろうか? まぁそれはさておき。
これ