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【#3】経歴と経緯(前編)

ここでは、私の経歴となぜ活動を始めたいと考えたのかという経緯についてまとめておきたいと思います。

学生時代

中学生

昔から実家に親戚が集まる環境で育ち、年下のいとこたちを見守る役目だったこともあり自然と保育士を目指すようになります。
そして、保育短大付属の女子高に進学。

高校生

高校三年生の夏休みに親戚の勤務する公立保育園でアルバイトをさせてもらいます。
幼稚園を卒園した私にとっては初めて体験する、保育園の生活。
“自立”した子どもたちの姿に衝撃を受けることに。
高校の付属短大には行きたくなく、他大学の推薦をもらい受験しますが不合格。
他短大・専門学校5校ほど受けますが勉強もまったくしておらずことごとく落ち続け、やっと3月中旬に一校から合格通知をもらうことができました。

専門学生

保育士になりたいと飛び込んだ学校でしたが、学習をするなかで自分がやりたいのはこれじゃないと思いだします。
みんなが順調に就職先を決める中、何を思ったのか中学生の時から少し関わっていた手話の仕事「手話通訳士」になりたいと思い立ち受験を考えます。
が、あまりの学のなさに受験する勇気も出ませんでした。

フリーター時代

とはいえ手話講座やサークルをメインに、学童保育所や公立保育園の福祉員、放課後ディサービスでアルバイトをしていました。
翌年にはきちんと就職しなければと通勤可能エリアの保育園を中心に問い合わせますが、当時は規制緩和前…どこも「募集はありません。」と断られます。
結局後日、連絡した中の一園から非常勤職員枠ですが障害児対応職員としてどうかとお電話いただき入職が決まりました。

社会人

社会福祉法人 保育所

2歳児の自閉症児対応職員として入職し、0~5歳児まで経験します。
翌年には正規職員になれるというタイミングでしたが、パニック発作の症状により退職します。

チャイルドマインダー

自分を見つめ直し、
「私が育ったときのような、家庭的な保育がしたい!」
「赤ちゃんの時はもっとのんびり、赤ちゃんのペースで過ごしていいんじゃないか。」
「近所のお姉さんのおうちに遊びに行くような感覚でおともだち(子ども)がリラックスできて、その姿にお母さんが罪悪感なく預けられる、そんな場所を作りたい。」

と思っていることに気付きます。
自分は幼稚園児のころ毎朝“起きたくない!行きたくない!おうちに居たい!”と大泣きしていたのに、今目の前に居る赤ちゃんたちはそんな姿も見せず保育者とともに過ごしてくれている…
その姿にとにかく「えらいなぁ。すごいなぁ。」って思ったのです。
自分は情けなかったなぁとも。
偉そうなこと言っていますが、保育園がいけないとかいうわけではなく私が適応できなかった…うん、のんびりしたかったんだと思います。汗

専門学生時代に少し調べたことのあったチャイルドマインダー資格を取得するため『NCMA,Japan』に入学。
資格取得後は、実家の前の空き家となっていた祖父母の家で『チャイルドマインダールーム たみちゃんち』をオープンさせます。
軌道に乗るまではモデルルームの託児室保育士や保育所、日雇いで工場の仕事も入れるなど大変ながらも体調を大きく崩すことなく続けました。
その後、在宅での活動に難しさを感じ訪問に移行させますが7年ほど活動しました。

初級手話インストラクター

手話講座に通いながら手話検定を受け、その後インストラクター講座を受講。
レポート作成というものに初めて触れ、パソコンに向き合うことになります。
パソコンに慣れるのもレポートもえらい大変だったけど、のちのちこの経験に救われることになります。
そんなこんなで“初級手話インストラクター”資格を無事取得。

ベビー手話講師

手話講座の会場に置いてあったリーフレットで『ベビー手話』に出合います。
どうやら“ベビーサイン”とは違うみたい…
ちゃんと手話(アメリカ手話)を使うんだ?
ということで興味が湧き講師の資格を取得します。
チャイルドマインダーをやりながら、同じ講師のパパ先生と講座を開講。
赤ちゃんがちいさなおててで気持ちを伝えてくれる姿は本当にかわいくって、パパ・ママ以上に感動していました。

絵本の読み聞かせボランティア

横浜市中央図書館主催の講座を受講し、その場で組んだグループ『2はんのあかいくつ』で定期的な読み聞かせ会を担当しました。
事前のプログラム組みでは、各自絵本を持ち寄りプレゼンします。
それぞれの個性が出ていて興味深かったのと、普段自分では手に取らないジャンルの絵本に出合うこともできてとっても楽しかったです。
他、自宅近くの小学校のグループにも所属し活動していました。

転機

2011年3月11日、東日本大震災
入っていた保育依頼も、お客様の避難等で空白になります。
恵比寿駅で自分自身、避難難民になっていたこともあり精神的にも不安定な日々を過ごしていました。
実はこのとき実家から出て一人暮らしを始めたタイミングだったのです。
この先生活はどうなってしまうのか…収入が安定しないフリーランスの仕事に不安を感じる大きな出来事となりました。


前編はここまで☆


*たみちゃん*


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