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【駆け出し政治家の活動日記】定例議会に向けて準備中

【何を伝えるか…】

日々、地域内における活動、行事への参加、地域住民の方々のお困り事のお伺いなど毎日やりがいをもって活動をさせていただいております。
そんな中、年に4回ある定例議会のうちの一つ、6月議会が迫ってきております。

私は、会派を代表して6月に質問のため登壇をさせていただく予定です!
一人30分の持ち時間の中で、だいたい5~6項目ぐらいを目安に質問をさせていただきますが、その内容を今考えているところ。

日々の活動の中で気になる点、すぐには解決できないような課題を周囲の声や実体験をもとに考えていきます。
そして、今考えている一つが「アスリート(スポーツ選手)のセカンドキャリアについて」です。

【セカンドキャリアとは】

セカンドキャリアとは「第二の人生における職業」を指します。
かつては定年退職後の会社員や引退後のプロスポーツ選手、出産育児後の女性などのキャリア形成を示す言葉として使われてきました。
転職活動とは少し異なり、将来を見据えて幅広い視点からキャリアの見直しや変更を行うことです。スキルアップだけを目的とするわけではなく、自分の人生においてその職業が生活するうえで一つの柱となる。そんな意味合いにも取れます。

【アスリートが抱える悩み】

スポーツや他の身体運動において習熟している人、いわゆるアスリートと呼ばれる人たちはその道のプロとして私たちに、興奮や感動、夢を魅させてくれます。
選手自身も日々過酷なトレーニングやプレッシャー、怪我などと向き合いながら戦い、功績を残していきます。

しかし、人の体力は無限大ではありません。
いつかは競技から「引退」という現実が突き付けられます。

競技や性別などにより一概には言えませんが、日本スポーツキャリア協会の平均引退年齢は

野球:31.1歳
サッカー:30.2歳
バスケットボール:30.1歳
ゴルフ:41.2歳
スキー27.9歳

というデータがあります。
また一方で、全日本実業団陸上競技選手権大会の出場選手の平均年齢を見ると、 男子は28.1歳、女子は26.6歳となっています。

ひとつ言えることは、一般社会では20代でスキルアップやキャリアを積み上げ、30代以降さらに活躍が期待されるこれからという年代で、これまで競技に没入していたアスリートが引退を余儀なくされることから、今後の生活を考えたセカンドキャリアに大きな不安を抱える状況にあるということです。

近年は、アスリートのセカンドキャリア支援の重要性が認識されるようになり、様々な取り組みが行われてきてはいるようですが、課題も依然あるようです。

スポーツの振興を考え、実際にスポーツを経験してきた私としても、自治体としてもどのような取り組みをしており、今後さらに多くのアスリートが円滑にセカンドキャリアを築けるような取り組みがないかを話し合っていきたいと思います。

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