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スピリチュアル・サバイバー 〜占い師エッセイ

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電話占い師・なつたまによる、市井の人々の悩みに対するアンサー。天高く神の視点で人の悩みを見下ろせば、このように分析できます。
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2024年4月の記事一覧

人生が好転する人の特徴:占い師の日記

人生が好転する人の特徴:占い師の日記

鑑定の合間に日記。

たまに、お客様からご相談頂いた事柄の成果が出た時に、ご報告頂く。
これほど嬉しいことは無い。
私の手柄でなく、ひとえにお客様の努力が素晴らしいのである。

DMを整理しながら、上手く行った方の文面を見ていると、
「占いが上手くいったのではなく、お客様の元々のお人柄が良いのだな」と思う。

人生がうまくいく人は、お礼の仕方が上手だと思う。
末端の人間にも気配り欠かさず、
小さな

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踊れぬルンバ:占い師の日記

踊れぬルンバ:占い師の日記

在宅で仕事をしている人には共感を得られると思うが、
仕事をしている机の周りに異常に物が乱立し、
そこ以外の生活圏はそうでもない。
自分の場合は仕事部屋と生活圏を分けているので、
仕事部屋の謎のタワーが乱立している。主に本である。本棚からとっくに溢れた、積読の塔。あと書類。
占い師という仕事柄、掃除はまめにするので(念の除去)、
ぼんやり掃除機をかければ日々、どれかのタワーが崩れ、
占い中に別の占術

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美に死す:占い師の日記

美に死す:占い師の日記

西に住んでいた時にはカクレキリシタンのことを学んでいたけれど、
今は仏教を勉強させて頂いている。
土地柄である。
霊的な観点から仕事をする人は二極で、
人間に善なるものを見出し完全にそれを信用するタイプと、
神仏をしっかりと学び、一周回って人間だけの力でどうにかしたがるタイプのように思う。
自分がどちらか…と言えば、後者に近い五分五分。
今度は神道のような考えだが、神仏の役割はあくまでも人が住んで

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友達はいますか、私は:占い師の日記

友達はいますか、私は:占い師の日記

最近、今、キーボードを叩いているMacBookAirのデスクトップが埋まってきていて、
懐かしい現象である。
様々なアイディアを出したくて、資料用のスクショまみれになっている。

会社員時代は、同僚と友達未満の関係で港区でランチなんてしちゃって(お洒落ではない。最寄りの場所に行っていただけ)、グチグチと生きていたけれど、最近、土地を移って本当に利害関係がない友人が増えたように思う。

そもそも学生

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無意味な才覚:占い師の日記

無意味な才覚:占い師の日記

 私にはある分野の人が絶対に羨む能力があり、
 その能力を私は一生、活かす予定も無い。

 私には絶対音感がある。
 
 幼い頃にピアノを習わせて頂いたのだが、
 その「ソルフェージュ」で発覚する。

 ところで、私はピアノが壊滅的に下手であった。
 当時はYouTubeも無く、原曲はCDで聞くしかなかったのだが、当時の師の方針で楽譜から音を読み取るように指示される。
 いやー今なら、耳から曲の全

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美しい親不知:占い師の日記

美しい親不知:占い師の日記

私の口内には上下4本の親不知(おやしらず)が、まるで本歯のように生え揃っている。
歯科医の先生にも「これほど綺麗な親不知は珍しい」とのお墨付きを頂いている。余計な4本の歯がきちんと調和している自分の歯並び。
「これはどうにか残した方が良い」と、もはやその歯科医の趣味で、どの親不知も抜かずに残っている。

自分は歯磨きが好きなので、親不知の歯「以外」の歯は全く問題がなく、むしろ、物理的に歯ブラシが届

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