チベット短歌記番外編:河口慧海の歌、そのルーツについて考える
明治時代、仏教原典を求め単身でチベットへ潜入した僧侶、河口慧海。その旅が記された「チベット旅行記」の中で詠まれた歌を鑑賞するこころみ、今回は慧海の歌のルーツにちょっと、思いをはせてみようと思います。
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さて
発端は「ぽっぷこーんじぇる(@popcorngel)」さんがコメントと共に慧海の記事を共有してくださったPostで、私も「そうだよなぁ」と思いました。慧海の歌のルーツを「考える」ということについてです。
実を言うと私は文芸史にほとんど疎く