タトゥーの勧めと持論
私は温泉が大好きなのと、痛みにすこぶる弱いので、タトゥーを入れる勇気はない。(今のところ)
が、たまたま親戚からタトゥーイベントに誘われてついて行ったら、思いがけず素敵なアートにたくさん巡り合えた。
今回は私の独断と偏見で、中でも最も印象に残った3つのスタジオとアーティストをご紹介。
これから新しくタトゥーを入れたい人、ヨーロッパでタトゥーアーティストを探している人は、ぜひ参考にしてほしい。
パリ|LEGACY
自分が彫ってもらうなら、たぶん絶対ここ。
アーティストの熱量と確かなセンスを感じる、実力派ぞろいのスタジオだ。
漫画や絵画を題材にしたものは、細部まで緻密に再現されているし、
モダン、ニュアンス系もオリジナリティ溢れるデザインばかりで目を奪われる。
とにかくカッコイイのでチェックしてみてほしい。
ベルギー|Yolecha
まるで絵本の中の世界。
独特な空気が漂うキモかわファンタジー系タトゥー。
見るたびに癒されそう。
スイス|Noemy Ellen VO
装飾系タトゥーなら彼女。
アクセサリーとして、洋服の一部としてなど、色々な見せ方が楽しめそう。
一見フェミニンなデザインだが、男性にもお勧めしたい。
入れ墨とタトゥー
フランスではタトゥーのハードルが非常に低い。
今回訪れたイベント会場でも「じゃあコレで」と、まるで自販機でジュースを買うかのような気軽さで施術を受けている人をたくさん目の当たりにした。
日本で「入れ墨」というと、ヤクザ、極道の象徴という概念が色濃く残っていて、場合によっては就職や日々の生活にも支障をきたす。
万が一のトラブルを避けるため、というのはもっともな意見だと思う。
(実際私もカタギではない人に接客をした経験があるが、大体みんな入れ墨があったし怖かった。)いかつい和彫りの「入れ墨」はNGだけど、カジュアルな「タトゥー」だったら大丈夫です。
なんて言ったらそれこそ問題になるだろう。
当人たちからしたらやってることは同じだから。
一度入れたら簡単には消せない。
だからこそ、じっくり検討して唯一無二のかっこいいタトゥーを入れてほしい。
胸を張って自分の「好き」を楽しんでいる人が、私は好きだ。
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