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【パパの成長5段階説】あなたはどの段階?

時代劇のような昭和の固定観念から脱却し、
令和の父親へアップデート作戦中の三児の父、
ナツキのパパです。

さて、子どもが出来ると男性は「パパ」になる。
でも、皆んながみんな、
すぐに「良いパパ」になれる訳じゃない。

初めての事だから最初は上手くいかなくても当然ですが、中には古い固定観念が未だ根強い社会のせいか、家事や育児をママばかりに押し付け、悲しい想いや孤独な闘いをさせてしまうパパも沢山います。
※自分のことを棚に上げて他人事みたいに言ってみる(苦笑)

そして、twitterを覗けば、恐ろしいハッシュタグと共に呪詛を書き連ねられてしまうパパが溢れてるという現状…。

そこで今回は、極めて個人的な独断と偏見ではありますが、「世の中(現代日本)のパパの成長過程(成熟度合い)は、次の五段階に分類することが出来るのではないか?」という考えに基づいた、「パパの成長五段階説」 (by ナツキのパパ)をここにご紹介させて頂きたいと思います!


** パパの成長五段階説 **

早速ご紹介すると、五段階とは次の5つを指します。

❶他人事ステージ
❷自己満足ステージ
❸第一次覚醒&挫折ステージ
❹シン・覚醒ステージ
❺成熟ステージ(或いは「二人三脚ステージ」)

それでは、以下、具体的に説明します。

※ボク自身の情けない経験と反省、考察と妄想により分析・補完された推論ですのでご了承ください。


❶他人事ステージ

子どもが「2人の子(二人で育む命)」である事や、自分が「1人の親(命を育む責任者)」であるという当事者意識に欠ける他、「家事育児は妻(ママ)の仕事」と恥じ知らずにも思い込んでる化石マインドの場合が多く、一言でいえば、育児を含め「パパとしての自覚=親としての覚悟」が全く出来ていない段階です。

なお、助けて欲しいという妻の声にも「仕方なく応え」たり面倒に感じている様子を隠しもせず晒してしまうタイプの他、本人にそういった悪気や自覚はないものの、むしろ「何か手伝おうか?」なんてセリフを優しさのつもりで言えてしまうのが特徴だったりします。

※「何か手伝おうか?」の声掛けの何が問題か分からないという男性の方はご注意ください。このセリフには「(本来俺がやる仕事じゃないと思ってるけど)何か手伝おうか?」というように、括弧(カッコ)の部分を(あなたに自覚があるかどうかに関わらず)相手に伝える行為になります。

また、夜の営みを断られるようになり、不貞腐れがちである場合も多いのがこのステージと言えます。

※twitterで呪詛のよなタグ付きで愚痴られてるタイプでもある。


❷自己満足ステージ

決して無関心とは言えないし、何かしたりはするものの、本人が思う程できていない上に、妻から見ると気紛れ程度、どちらかというと「子育てに参加している自分」というテイに酔ってるのか?と思われても仕方ないレベルの家庭貢献しか出来ていない段階です。

よく言えば、父親という立場のキャラ体験を楽しんでいて、悪く言えば「イクメンごっこ」になっており、周りへのポーズや、誤解を恐れずに言えば「承認欲求で動いている」といった側面も否めない状態。

ただ、くどいようですが本人に悪気はなく、むしろ善意で参加してたりもする(からこそ余計にタチが悪いケースもある)のですが、妻からするとやる事なす事がズレていてストレスになっている場合も多いのが特徴です。

※パートナがtwitterで愚痴るとママ垢から怒涛の共感リプとイイネがつきまくるタイプですが、皮肉で披露したイクメンごっこエピソードさえ本気で羨むレベルの絶望垢からは「ウチよりマシ」と謎の不満マウントを仕掛けられるケースも見掛けたりします。

❸第一次覚醒&挫折ステージ

妻(ママ)に丸投げする事の愚かさや育児の大変さには理解も示しており、家事育児にだって自分なりに真剣に参加したりもする。
ただ、ママの為にアレコレ気を遣ったり色々してるつもりなのに妻が不機嫌だったり、妻が喜ぶと思ってしたのにダメだしされる、良かれと思って頑張ったのに褒めて貰えない、子どものお世話も買って出るけどパパはイヤと拒否られる…。

父親としての意識も芽生え、本人も頑張っているけれど空回りして報われず、悩んだり、油断すると涙が溢れそうな程に心が折れそうになる段階。

※頑張ってるのに裏目に出るならと、妻の顔色を伺って動く「指示待ち夫」に変わる事が多いのもこの時期の特徴だと思います。

❹シン・覚醒ステージ

それまでも頑張っていた筈の自分の意識が、「世間に対する父親としての自分」や「妻に対する夫としての自分」など、自分の見え方や自分の評価軸を向いていた事に気付いて、ハッとする段階。

そして目線の先を、自分や妻ではなく子どもに向け始めるのが特徴で、妻の顔色を伺うのではなく、子どもを観察するようになるのがこの時期の大きな変化です。

また、それに伴って夫婦間の意思疎通にも大きなズレがナリを潜め、逆に、妻からは出産以降ほとんど見られなくなった懐かしく愛しい笑顔が戻るなど、子どもの事で一緒に笑ったり、(いつしか減っていたかも知れない)夫婦間での円滑なコミュニケーションが生まれる事でしょう。

なお、パパがシン・覚醒ステージに至って初めて家庭内に「チームとしての絆」が形成されるのではないかと思います。

※到達されているパパの皆様!
おめでとうございます!そして多くのママの皆様には本当に長い間ご迷惑をお掛けしました!!
…orz

❺成熟ステージ(或いは二人三脚ステージ)

父親としての責任と覚悟とを明確に持ち、妻の横に並び立って、妻と同じ目線で子どもに向き合っている段階です。

何とあれば共に考え、共に悩み、共に喜ぶ、苦楽を共有しては乗り越えていける関係であり、成長段階としては一つのゴール(※ある意味で真のスタート地点)と言えるのではないでしょうか。

なお、パートナーに対する揺るがない信頼と絆とを互いに感じているのが特徴。


・・・以上、個人的な独断と偏見と反省と懺悔と期待とエールとを込めた「パパの成長五段階説」は、如何でしたでしょうか??


** 補足 **

今回ご紹介してるオリジナル分析「パパの成長五段階説」ですが、厳密には「無関心ステージという更に下位段階があったりすると思うのですが、別枠を設ける価値もないので省略しております。

また、成熟の先にあるであろう達観ステージや、ピークを過ぎてから訪れちゃったりするスペシャルステージの老害ステージなんかもあると思っています。

ただ、幾ら主観による独断と偏見とはいえ、流石にボクのよな若輩者が、遥かな高みにおられる大先輩方を公の場で定義するのも憚れるので、自重いたしました事を申し添えて置きたいと思います(笑)

以上、ボクが考えたパパの成長五段階説でした。


*序盤から覚醒スタートの場合*

なお、パパになってすぐ覚醒ステージに立たれるようなパパの中には、世の中の育児の大変さへの理解の高さや責任感ゆえに、背負い込んでしまってシンドくなってしまう方もいます。
なので、家事育児を頑張るぞ!という気持ちが強いパパは、是非こちらもご覧ください。

*これからパパになる方へ*

ちなみに、まだパパじゃないけど「これからパパになる」という方は、足踏みすることなくスムーズにシン・覚醒ステージに進む為にも、是非こちらをご覧ください♩

*子どもが不登校になって困惑されているパパさんへ*

もし、お子さんが不登校になったり、不登校になりそうな瀬戸際で困惑されているパパさんがいましたら、こんな事も書いていますので是非ご覧ください。


*令和の父親にアップデート作戦実施中*

未熟者ながら、令和の父親としてアップデートする為にボクが思う事をこちらでもアウトプットしていますので、宜しければご覧いただけますと幸いです。


*ナツキのパパってどんな人?*

なんか偉そうに書いちゃってるけどナツキのパパってどこの誰よ?どんな人!?と、思われた方もいらっしゃると思いますが、筆者はこんな人です。


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これからの家族のかたち

過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。