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チームでリモートワークを12年つづけてきた結果

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NarrativeBASEの12年 -「はたらく」をかたる、つくる、つながる。 この3つにこだわって、チーム×リモートワークをひたすら続けてきたナラティブベース の12年の軌跡…
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#リモートオフィス

#10 目に見えないオフィスをつくる

#10 目に見えないオフィスをつくる

同じ空気を吸うには?ナラティブベースはオフィスを持たない。だから共通するしくみを使うということは、同じオフィスに席を並べることと同じ効果が必要だった。インフラやルールは目に見える確かなしくみとしてもちろん必要だが、それ以上に、しくみが織りなす空気感を一緒に感じることが大切だった。つまり必要性をもって生まれ、それをみんなが理解しているという共通・共創意識だ。

当初(2011年〜2013ごろ)は今の

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#09 2つのアプローチ

#09 2つのアプローチ

怒っていなければ、いい起業はできない?!演出家、故・蜷川幸雄は俳優に「不幸でなければ、いい演技はできない!」と言ったそうな。その言葉をオマージュするならば、「怒っていなければ、いい起業はできない!」のではないか、そう思う。私がいい起業をできたのか定かではないが、(この文章を書こうと)遡ってみると最初の方は相当お怒りだったご様子(笑)。

7年前の全体会議の発表資料では、やれ「『働き方の希望』と『働

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#08 「働き方」のショーケース

#08 「働き方」のショーケース

こんなのもあり。あんなのもあり。「ひとりでスーパーマンになれないのなら…」と同様、創業期に別のメンバーが言ってくれた印象的な言葉があった。「ナラティブベースは働き方のショーケースみたい」。まわりの働き方や、キャリアの積み方をみていると、「あんなのもありかな?」「こんなのもあるんだ!」とワクワクするし、勉強になると。

信頼関係でつながっている人を誘い、その人ができることを依頼するというスタイルから

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#01 フリーランス、はじめました。

#01 フリーランス、はじめました。

「フリーランスになろう!」と思ったことはない。これは、18年も前の話。ただ、転職しようとしていた矢先、まわりに「仕事を探している」と話していたら魅力的な2つのお誘いを受けた。どうしても両方やりたかったわたしは、片方には週2、片方には週3行くことにした。つまりフリーランスになったのは、好奇心ゆえのなりゆきだった。やっと仕事が面白くなり始めた20代が終わるころのこと。

当時はまだパラレルワーカーなど

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