撮影する時のイメージ

2024年3月23日 22:33

フィルム時代はカラーフィルムを装填したらカラーしか撮れないしモノクロフィルムを装填したらモノクロしか撮れないので撮影する時は頭の中でそれぞれが仕上がるイメージでシャッターを切っていた記憶があります。

当時はカラーよりもモノクロフィルムがメインだったので撮りたい写真もモノクロでの仕上がりを意識して黒からグレーの諧調が大切なので露出は特に気をつけていました。

当時もAEが主流でしたから露出補正を注意して撮影していたという事になります。

今でもモノクロで撮りますがデジタルカメラになってからはRAWで撮れば後からカラーにもモノクロにも出来るのでモノクロの視点で撮るような事はないかと思われるかもしれませんがモノクロは色彩がない分、撮る意図がしっかり伝わりますし明暗のグラデーションが大切なのでやはりモノクロをイメージして撮ったりします。

でも撮り終わってから写真を見てやはりカラーの方が良かったという写真ももちろんあるのですが、僕は今でもなるべく撮る前からカラーかモノクロかどちらが向いているか意識してシャッターを切るようにしています。

フィルムと違ってデジタルではモノクロでもRAWから色々なモノクロ写真が作れるので良いですね。
好みのモノクロイメージは決まっているのでその傾向に偏りはしますけども、簡単に仕上がりが変えられるのはデジタルカメラの良いところだと思います。

ただ、やはり昔も今も露出が大切ですね。
なるべく弱アンダーで撮影しています。
白飛びしてしまうとやりようがない。

モノクロプリントでも露出はとても大切でした。

露出を失敗すると暗室でのプリントで苦労しました。
モノクロフィルムとモノクロプリントでたくさん学びました。
今もまた再学習しています。

X-E1でもGR3xでもモノクロでも撮影します。
今でもモノクロ写真が好きです。
奥さんは何でモノクロなの？といつも言いますけども。

モノクロで撮る写真は何か落ち着くのです。
雰囲気が好きなのだと思います。
なのでモノクロで好みの写真が撮れた時は、
やっぱり写真は楽しいなと思います。
出来ればフィルムプリントもしたいのですがまだまだ揃えなければならない備品があります…

今はデジタルカメラであればカラーでもモノクロもどちらも選べます。
是非とも一度モノクロにしてみてください。
また違った写真の雰囲気を楽しめると思います。