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ヨガインストラクターのための指導ポイント

ヨガ指導におけるヒントや有益な知識情報をお伝えします。特にヨガの解剖学や安全安心な指導への情報を中心にお送りします。
ヨガの解剖学の第一人者直伝のヨガ指導のポイントをお伝えします。他ではあまり伝えない内容もここではお…
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#予防医学

【報告&マガジン】アーサナ実践中の手首痛に関するアンケート結果

【報告&マガジン】アーサナ実践中の手首痛に関するアンケート結果

123名の方にご協力いただきました!ありがとうございます。500名を目指していましたが、中々進まず数字的にキリがいいので締め切りました。

それでも示唆に富む結果を頂けました。この結果を踏まえて、また手首痛の研究や調査が行われると嬉しいです。

以下にスライドで報告します。ボランティアでご協力いただいた結果ですので、3A'sのHP並びにここで公表させて頂きます。

※考察に関してはマガジン登録の方

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ストレッチで筋力が増強!〜体を緩めるために必要なこと〜

ストレッチで筋力が増強!〜体を緩めるために必要なこと〜

ストレッチの目的といえば「柔軟性の向上」でしょう。ヨガでも柔軟性を高めることがアーサナの上達という部分があります。

では「柔軟性」とはなんでしょうか?

いわゆる「体が硬い」というのは筋肉ですね。この場合は筋肉が緊張していると考えます。筋肉は「緊張」によって硬さが変わります。これは経験的に皆さん分かると思います。

緊張が高い=硬い
緊張が低い=柔らかい

二の腕の力こぶを出す動きで分かりますね

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「力強く=頑張る、踏ん張る」という勘違い;柔らかくそして最高に強い取り方とは?

「力強く=頑張る、踏ん張る」という勘違い;柔らかくそして最高に強い取り方とは?

アーサナを取る時に、力強さを意識することもあるでしょう。戦士のポーズなど名前にすでに力強さを含んでいるものもあります。

アームバランスやハンドスタンドも力強いアーサナ の部類でしょう。

では力強いアーサナは「頑張る感じ」でとればいいのでしょうか?

【アーサナは快適】「アーサナは安定し快適でなければならない。」とヨガスートラにあります。それは坐法を指す解説ですが、ハタヨーガのアーサナも同じく快

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インストラクター業は登山のガイドに関連させると役割が分かりやすい

インストラクター業は登山のガイドに関連させると役割が分かりやすい

僕は学生時代に、夏休み登山ガイドのアシスタントのバイトをしていました。登山部だったのでそれがこうじて、好きな山に仕事で登れるなんて最高!という思いで関わっていました。

今はヨガやピラティスのインストラクターもしていますが、この時の経験がとてもいきていますし、周りのインストラクター業の方々がどこまでプロ意識を持って仕事に当たっているのか疑問を感じることがあるので、敢えてガイド業とインストラクター業

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前捻角が強い人が避けるべきストレッチ

前捻角が強い人が避けるべきストレッチ

皆んながみんな同じストレッチをすればいいというわけではありません。特に前捻角が強い方には避けるべきストレッチがあります。知らないということは怖いです。運動指導者なら知っておくべき事実です。

【前捻角とは?】前捻角は大腿骨にある前方へのねじれ角度のことで、概ね20度前後といわれています。

詳細はAll Aboutの僕の記事を参照下さい。

ヨガで多い怪我の対応法〜肉離れ〜

ヨガで多い怪我の対応法〜肉離れ〜

いわゆるオーバーストレッチは、日本語では肉離れ、医学的には筋断裂と言います。ヨガでも多いのがこの肉離れです、、、。さぁなってしまたらどうしたらいいでしょう?僕も経験者です。一般的な対応法をまとめました。

【肉離れとは?】肉が離れるというと結構大変な状態というのは想像できますね。医学的には筋肉の断裂を指します。

重症度は3段階です。

 Ⅰ度(軽度)…微細損傷、筋肉内に出血を認める
 Ⅱ度(中等

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