「日付でファイルを管理」するのは辞めませんか？
こんにちは。なおきちです。
何をやるにしても、バックアップを取るのは非常に大事ですよね。
バックアップはほとんど使う機会はないです。
しかし、もしもの時にリカバリーとして役に立ちます。
ちなみにバックアップとは万が一に備えて、何かしらの作業をやる前にファイルやデータをコピーをしておくことです。
例えば、ノートパソコンを持っているとして、隣にコップを置いて作業していたとします。
不注意でノートパソコンにコップの水が思いっきりかかってしまったら、「やばっ！！！壊れたかも・・・」と焦りますよね。
本当に壊れてしまったら、パソコン内にあるデータが取り出せなくなります。
もしも壊す前にノートパソコンのデータのコピーを取っておけば、別のパソコンで見る事ができます。
データだけでなくパソコン本体もバックアップをしておけば、別のパソコンに同じ設定、同じデータで復元もできます。
このようにバックアップの有無で天国に行くか、地獄に堕ちるかぐらい大事な概念なのです。
ここでタイトルの話になります。
バックアップファイルを作成する時に、お手軽な名前の付け方がファイルに年月日を付ける方法です。
例えば、「在庫プログラム設計書」のファイルが存在するとします。
変更履歴を取るため、編集するたびにバックアップを取っていきます。
在庫プログラム設計書_20200315
在庫プログラム設計書_20200330
在庫プログラム設計書_20200405
在庫プログラム設計書_20200425
在庫プログラム設計書_20200525
バックアップを取っていくと、このようにファイルの一覧にどんどんバックアップファイルが増えていきますよね。
でも、いざ前に消した◯◯の機能が書かれているバックアップを探したい時に日付で管理していると、どのファイルにその情報が載っているか分かりません。
なので、1個ずつ見ていくしかないわけですが、非効率な方法だとは思いませんか？
システム開発ではそのような日付で管理する方法だと大変なので、「バージョン管理ツール」が使われます。
バージョン管理を簡単に言うと、ファイルの変更箇所だけを記録していくツールです。
変更内容をツールを通して色々な情報を見たり、ファイルの復元もできます。
・何月何日何時何分
・誰が変更
・どんな変更を行ったかのメッセージ
バージョン管理の感覚を掴むには、Googleアカウントがあれば誰でも使えるスプレッドシートで試すのが良いと思います。
個人的な主観になってしまいます。
こちらのバージョン管理ソフトSVNが初心者向けかと思います。
https://tracpath.com/bootcamp/learning_tortoisesvn.html
エンジニアとして働くならば、バージョン管理ツールの「Git」というツールを理解している事が求められています。
特にコードを書ける事が求められるWEB系なら必須ではないでしょうか。
Gitを試すなら「github」というサイトを登録して、どんなふうに使うのか理解していくのが早いと思います。
概念がとっつきにくく深いですけど、慣れると日付で管理するのが面倒に感じるほど便利なツールです。
なので、エンジニアとして働くならGitを覚えて損はないです。
参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます！
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