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【Part②】いよいよオーストラリアの大学探し。

前回オーストラリア留学をするまでの記事を投稿した。文字数の都合上、二つのパートに分けることになった。

今回は上記のPart1の続きになります。

前回までは…

  • 留学の国選び

  • エージェント探し

  • 親への効果的な説得

を綴ってきたので、Part2では大学選び&進学を阻む壁について文章の許す限り、詳しく語ります。

迷いに迷いを重ねた大学選び

正直なところ、大学選びには本当に迷ってばかりで、なかなか決まらなかった。2021年の終わり頃から大学選びを始めたものの、なかなか決まらず…。

最終的に候補の大学に出願したのは高校卒業が迫る2月。ただ運よく、一つの大学からのオファーレターが来たのが出願して1週間後くらいだった。

悩んでいる暇があるならもっと早く行動すれば良かったなと今では思う。僕の嫌いなことの一つに、”考えるだけで何も行動しない”という状況がある。悩んだ挙げ句、ただただ時間を浪費するだけだからだ。

大学選びに時間がかかった要因としては、教育機関の世界ランキングや学費、学びたいことを考慮に入れて慎重に選び抜いたこと。

高い授業料を払ってまで世界ランキングの低い大学にいくのは嫌だった。かといってランキングが高い代わりに、興味のない学部を学んだところで卒業できる可能性が低くなることにも気づいた。

大学中退は避けたい…ということで最初に選んだのは国際経営のコース。なかなかオファーレターが発行されなかったけどひとまず出願はエージェントに任せた。

一応落ちたときのために、第二校目の選考も選ぶことにした。2校目は割と世界的にランキングが高いところ + オーストラリアのシドニーにある大学を選んだ。やっぱり学部選びは本当に難しい…。

またオーストラリアへ留学する場合、日本人はファウンデーションコース/ディプロマコースというCollegeに通う必要が出てくる。

日本の高等学校で得た単位では、海外の大学に直接入学する資格がないから(国際バカロレア認定校を除く)。

そういったこともあって、ディプロマ/ファウンデーションコースの授業料を払う必要が出てくる。また大学卒業が本来3年のはずが、4年間になってしまう。結局、大きく予算もオーバーしてしまい、最終的にはコースを変更して教養学部で心理学を選択することにした。

オーストラリアの大学はランキングと学部によって授業料が結構変わってくる。国際バカロレアという資格を持っているかでも、大学に直接入れるかも影響してくるので注意が必要。

国際バカロレアというのは簡単に言えば、世界の大学に入学できる資格のこと。

僕はまったく無知だったこともあり、ディプロマやファウンデーションの存在すら知らなかった。海外大学の進学を志すのは、そんなに楽じゃない。海外の大学制度について、後から学んだのである意味良かったかなとは思う

DiplomaやFoundationから大学に編入?という形を取るのが日本だと一般的。なので国際バカロレアがなくてもカバーは進学はできる。

国際バカロレアについてはこちら

大学進学を阻む壁、英語力

となると次に必要になるのは、英語力を証明する資格。TOEICや英検ではない。IELTS(アイエルツ)やTOEFL iBT(トゥーフル)という四技能の英語力が測れる資格が必要になる。

やった人ならわかるけど、大学の授業を想定して作られてるような資格なので、試験内容もだいぶ学術的な内容だ…。

よくあるTOEFL iBTとIELTSの違いとしてはこんな感じ。

IELTS
・スピーキングは試験官と一対一のQ&A
・ReadingとListeningはそれぞれ40問
・Writingは要約と意見を述べるエッセイ


TOEFL
・マイクに向かって解答する
・Readingは54-74分
・Listeningは41-57分
・要約エッセイと意見を述べるエッセイ


ちょこっと比べてみると、TOEFLは少し試験のレベルが高い。TOEFLは内容もほぼほぼ大学の講義に近い。実際に一ヶ月だけTOEFL iBTの勉強をしたことがあるので、そう言える。

対照的にIELTSはどちらかというと、英語で書かれた論文を読んだり、日常英会話を聴いて質問に答えるような感じだ。

TOEFLはクセが強い資格だと僕は思う。内容的にも意地悪そうな試験だと思ったのでIELTSを受験することにした。

結局のところ、受験してもスコアに届きそうになかったので進学英語を学ぶことになった。コースが修了次第、大学に進学できるようになっている。

渡航後:考えが変わり大学を変更

オーストラリアに渡航してしばらく経った頃、また考えが変わってきた。

本当にこの大学とコースでいいのか? オーストラリアの大学に進学すれば教養学部卒業という学歴がつく、それでいいのか?

また教養学部を卒業したときに就職先が見つかる確信もなかった。ということもあって、また進学先の大学を変える。

学費以外は親には相談してない。エージェントの担当者も変わったことで、相談しやすくなった。新しい大学に進むにはIELTSを受験する必要があることがわかった。

最終的にはスコアの基準も満たしたので、進学はできる状態になった。実はIELTSで目標のスコアを取ったのもつい最近のことになる。

【改めて、振り返って】もっと早く準備しておけば良かった…。

意外と何とかなるけど、もっと3年くらい前から準備すべきだったと今では思う。たまたまラッキーで海外の大学に進学できる機会があっただけだ。

きっと時間があれば、もっとゆったり準備できたはずだと思う。結構ドタバタして進学先を決めることにはなった。

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