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「ハーバード大学で最大の履修者が詰め寄せた伝説の授業」の「人生の質を高めるワーク」

こんにちは、公認会計士志望の大学生ナンリです。noteでは毎週何か新しいことに挑戦し、その感想や結果をみんなとシェアしていこうと思っています。

今回も前回に引き続き「ハーバードの人生を変える授業」で紹介されていたワークについてまとめていこうと思います。(今週は「挑戦」についてのまとめはお休みです)

①解釈を変える

認知療法の基本的前提は「人は出来事そのものに対して反応するというより、その出来事への自分の解釈に反応する」というものです。

激しい思考のゆがみは失敗への不健全な恐怖心を生みますが、合理的な思考は状況を見直し、健康的なチャレンジ精神をもたらしてくれます

不合理な考え方、つまり認知のゆがみがあることがわかったら、その出来事に対する考え方を変え、違ったように感じればよいのです。

このワークはゆがんだ考えを取り除き、現実感を取り戻すのに役立ちます。

どうやる?

Think あなたがこれまでに、激しい感情的な反応を起こした時のことを思い出してください。あなたの反応は適切なものでしたか。その状況に別の解釈は出来ますか。

Action PRP法を使う

心をかき乱すような不安に対処するのに役立つ方法の一つとして、PRP法があります。

PRP法とは、自分自身が人間であることを許すこと(Permission)、状況を再構築すること(Reconstruction)、そしてより広い視野から見ること(Perspective)の3段階を踏む方法です。

最近の腹が立った出来事や将来の心配事を使ってこの方法を試してみましょう。

①まず自分が人間であることを許し、起こった出来事とその時に感じた感情をあるがままに認めます(Permission)。
信頼する人に話したりどう感じているのか書き出したりしましょう

②次にその出来事がもたらした良いことは何かをじっくりと考えます(Reconstruction)。
決して楽しいことではなかったかもしれませんが、それによって何かいいことはなかったでしょうか。

③最後に一歩引いて、その状況を広い視野で眺めてみます。

その経験をより大きいスケールでとらえることが出来ますか。1年後その状況をどう考えると思いますか。小さなことで大騒ぎをしてはいないでしょうか。

PRP法を実践する場合、必ずしも3つのステップを順番にやる必要はありません。また今までの経験を思い出していってもいいですし、今起こっている出来事に試してみるのでも十分に効果が得られます。

やればやるほど多くの効果が得られるようになるので定期的に繰り返すのがおすすめです。


②内なる声を聴く

周りの声や意見は自分が人生で本当は何をしたいのかを知る手助けとなることがある一方で、自分の内なる声を聴く邪魔になることもあります。

最大限の幸せを感じるには、社会的な価値基準にとらわれることなく、自分がしたいと思うものを見つける必要があります

このワークは幸福感と自己信頼感を育てるために、自分が本当にしたいことに気づこうといった内容になっています。


どうやる?

Think どんなときに一番自分らしいと感じますか。どの分野において、もっと自分の内なる声を聴く必要があると思いますか。

Action 「誰にも知られることはない」という魔法にかかる

これからの人生で、そして死んでからも、誰もあなたがこの世界でしている素晴らしい行いを知ることはない世界を想像してみましょう。

あなたは誰にも感謝されないし、仕事も評価されないし、どんなに素晴らしい生き方をしても褒めてはもらえないし、どんなに裕福でも気が付いてもらえません。

このような世界であなたはいったい何をしますか?この状況での生き方を考えた後で今の自分の生き方と比べてみましょう。

このワークはどのように生きるべきかという処方箋を与えるものではありませんが、これはあなたにとって最も大切なものは何かに気づくための有効な手段となります。

③決断をする

ジョンソンエンドジョンソンのCEOとして名をはせた実業家のジムバークは、仕事を始めたばかりのころ失敗に学ぶことの大切さを教わったといいます。

バークの開発した商品が大失敗してしまった時、バークは当時会長だったジョンソンに呼び出されました。

彼はクビを宣告されると覚悟していましたが、ジョンションは握手を求めてきてこういったのです。

「おめでとうを言いたくて君を呼んだんだ。ビジネスとは決断だ。決断をしなければ失敗もない。私の一番難しい仕事は、社員に決断するように促すことなんだよ。もう一度誤った同じ決断を下せばクビにする。でもほかのことならどんどん決断していってくれ。そして成功することよりも失敗することのほうが多いということを君にもわかってほしいと思っている」

バークは自分がCEOになった後も同じ経営哲学を信仰し続け、「リスクを冒さなければ成長はあり得ない。成功している会社はどこも、山のような失敗をしている」というメッセージを発信し続けています。

このワークは、失敗を恐れずに決断できるようになる手助けをしてくれます。

どうやる?

Think あなたが働いている組織、またはよく知っている組織が犯した失敗について考えてみましょう。その失敗からどんな教訓が生まれたでしょうか。そこからもっと学ぶことは出来たでしょうか。失敗方学べるような環境づくりをしている経営者を知っていますか。そうした経営者が特別に行っていることはなんでしょうか。

Action 失敗を見直す

失敗したくないので決断を下したくないと思うのは当然のことですが、事をなした人間が大成するまでに何度も失敗していることは歴史が証明しています。

過去一年間であなたの決断が直接の原因となった失敗の中で、最悪のものを3つ書いてください。

そしてその横に、その過ちによって得た学びや気づきを書き出します。

このリストをみえるところに貼り、定期的に目を通すようにすれば、失敗は学ぶのに絶好の機会となり得ることに気づくことが出来るでしょう。

◎さいごに

今回はテーマがバラバラなワークとなっていましたが、どれも人生の質を高めるためのワークなので気になるものを行ってみてくださいね。

第2週で行ったワークで読書が習慣化してきたおかげか、最近の生活の充実度と言ったらこの上ない~!

たくさん皆さんとシェアしたい情報があるので順次挙げていきたいと思っています。

興味を持っていただけたらフォローして更新をお待ちくださいね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

一記事書くのに講義3~5コマ分くらいの時間かかってます。良かったら朝のコーヒー一杯分のサポートよろしくお願いします◎