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アンコール文化関連の博物館

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カンボジアの博物館、伝統舞踊、伝統芸能の影絵などの投稿です
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プノンペン国立博物館で、彫像と遺跡を線で結ぶ

プノンペン国立博物館で、彫像と遺跡を線で結ぶ

シェムリアップに引っ越ししてからは3回目のプノンペン国立博物館、半年に1回ペースで来ています。その間にも数々の遺跡に訪れているので、毎回新しい発見があります。

カンボジア全土に遺跡があり、その遺跡で見つかった彫像はここ首都のプノンペン国立博物館に保管されているのです。ですので、本来ならアンコール遺跡にあるはずの彫像はほぼ全てプノンペンにあり、最近ではこの博物館を訪れるたびに、彫像と遺跡を繋ぐ作業

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カンボジア国立博物館、再訪(頭の中の遺跡マップに石像を置いていく)

カンボジア国立博物館、再訪(頭の中の遺跡マップに石像を置いていく)

久しぶりに国立博物館を訪れました。生活をシェムリアップベースにしてからは2回目です。お客さんもかなり多く、コロナからの復興が見えました。

前回訪れた時の記事はこちら。この時は、展示品から遺跡が浮かび上がると感じたと投稿しています。

今回は、シェムリアップから行ける遺跡は既にほぼ訪れているため(この時点で49回、おそらく40カ所程度)それぞれの遺跡の配置や年代、スタイルはかなり頭に入っていました

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カンボジア国立博物館(プノンペン)

カンボジア国立博物館(プノンペン)

行政手続きで一瞬プノンペンに戻り、その間に国立博物館に行ってきました。
ベトナムに住んでいた頃から数えると10回以上は訪れている国立博物館ですが、シェムリアップに住むようになって、今回新たな視点を見つけました。

展示品から遺跡のイメージが浮かぶ今までは順路に沿ってなんとなく見ていた展示でしたが、今回驚いたのが「彫像の解説が読める!」ということでした。

彫像の解説は、主に

という構成になってい

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プレア・ノロドム・シハヌーク博物館(イオン博物館)

プレア・ノロドム・シハヌーク博物館(イオン博物館)

コロナで外国への移動が厳しくなった2020年6月に行って、もう一度行きたいと思っていた、プレア・ノロドム・シハヌーク博物館(通称:イオン博物館)に行ってきました。

本日のマップ7:20出発行きはアンコールワットを目指す道(何と、シャルル・ド・ゴール通りと言います)を北上。

8:00を目指して行きましたが、8:30オープンでしたガイドブックにもGoogleマップにも8:00オープンと書いてあった

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博物館(東南アジア)関連の過去の投稿

博物館(東南アジア)関連の過去の投稿

大学で美術を専攻していたこともあり、日本では日常的に美術館に通っていました。しかし、住んだ東南アジアの国々には美術館はあまりなく、いつの間にか博物館派に転向していました。(美術館とは先進国の施設なのだ、と気づくのに10年もかかりました)

過去のブログやnoteの記事にした、東南アジアの博物館関連の投稿のリンクをまとめています。

*2023年10月に投稿内容を整理しました。自分への備忘録として、

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