見出し画像

プレア・ノロドム・シハヌーク博物館(イオン博物館)

コロナで外国への移動が厳しくなった2020年6月に行って、もう一度行きたいと思っていた、プレア・ノロドム・シハヌーク博物館(通称:イオン博物館)に行ってきました。

本日のマップ

往路(赤):シェムリアップ市街地から北上して、Street60で右折します。
アンコール遺跡のチケットが買える、チケットセンターの角で北上すると着きます(外からだとかなり分かりにくいです。初めての場合はGoogle MapなどのGPSを頼りに行くと良いかもしれません)

復路(青):マップを見ると博物館前からシェムリアップ川まで道があったので行ってみると、相当な悪路でした。あまりお勧めしませんが、本当のカンボジアの生活を見たかったら行ってみてください!

7:20出発

行きはアンコールワットを目指す道(何と、シャルル・ド・ゴール通りと言います)を北上。

シャルル・ド・ゴール通りはプノンペンの同名の通りよりずっと綺麗です。
パリは…行ったことありません笑
60番通りを東に行った後、チケットセンターを北上

8:00を目指して行きましたが、8:30オープンでした

ガイドブックにもGoogleマップにも8:00オープンと書いてあったのですが、行ってみると「時間が変わった。8:30オープンだよ」と東南アジアあるある…私も日本人らしさを発揮して、逆算して8:00ぴったりに着くように家を出てしまいました

別名イオン博物館だそう

ローカルカフェでしばし待つ

博物館の人に近くにカフェはあるか聞くと、向かいに1つあるが、そこが開いていなかったら左折して100mくらい進むとそこにもカフェあるよ、とのことでした。丁寧に教えてくれてやさしい。

でも2つとも分からなかったので笑、ソカホテルのあたりまで戻ってローカルカフェでカフェラテ飲みました。1.25ドル(5000リエル)。ABA銀行のQRコード払いができました。

カフェで寝ていた犬

日本の上智大学が発掘した仏像を、イオン財団のサポートで展示する博物館でした(入場料3ドル)

入り口

バンテアイクデイで発掘された274体の仏像

前回訪れたときはこの博物館についても、寺院についても、全然わかっていなかったのですが…

先日、東メボンに行く途中で前を通った、アンコールトムの門のような仏像の顔がついている門、あれがバンテアイクデイでした。

あの敷地内で2001年に上智大学の遺跡調査団が大量の仏像を発掘して、(たまたま?)同時期に植林でイオンの会長さんがシェムリアップを訪れた際にその発掘を知り、博物館を建てて保存することになったそうです

素晴らしい!プノンペンでイオンモールに大変お世話になっていましたが、さらにイオン好きになっちゃいました。

右上グレーの四角の部分で発見されたそう。

ハイライトは、アンコールワット様式とバイヨン様式の仏像

時間がなかったら、1階と2階のそれぞれクーラーが効いている部屋だけでOK

アンコールワット様式

ここで出土されたアンコールワット様式の仏像は装飾が華やかで、目が開いているのが特徴で、

バイヨン様式

同じ場所で出土されたバイヨン様式の仏像は、シンプルな身なりで、目をつぶっているバイヨン寺院と同じような顔、というのが特徴でした。

アンコールワット様式を見て、素敵だと思うのですが、その後バイヨン様式をみると、目を瞑った微笑みにもううっとりしてしまいます。こっちの勝ち。

仏像自体は写真撮影禁止なので、説明書きとパンフレットだけなのですが…
もうこのパンフレット写真の何百倍もいいです笑

右から2番目がおそらくバイヨン様式
出土時の写真。すごい!!!
2階の部屋の中央に置かれていた巨大石碑はこんな風に出土したのですね…

また、写真はありませんが、1階で保管のアンコールワット出土の仏足の裏(専門の名称があるのでしょうか?)がよかったです。

博物館外観
パネルを設置するところに出くわしました

裏道で帰ってみる

マップを見るとシェムリアップ川まで道があったので、行ってみることにしました。

Go!

これがかなりのガタガタ道で、岩が飛び出ていたりしました。プラサットバッチュムを思い出します。雨季はおそらく無理です。

沖縄の離島に似ている気もします
シェムリアップ川の上流はこんな道路でした。
中心部からそう離れていないのに、その違いに驚きます
やっと舗装している道へ
川沿いに、上智大学のアジア人材育成研究センターがありました。
中心部近くです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?