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#子育て

息子の手に握られていた保冷剤【日記】

息子の手に握られていた保冷剤【日記】

もしかしたら言葉の発達が遅いこと、それこそが息子の心と行動を形作っているのかもしれない。

4歳になった息子だが、未だに一方通行の様な言葉が多い。息子の口から発せられる言葉はお歌の歌詞であったり、絵本の中のセリフであったりすることがほとんどだ。こちらが『おはよう』と呼び掛けても息子はすぐに『おはよう』とは返せない。とてつもなく長く待ってようやく「お・は・よ」と返すことが出来る。会話が苦手なのだ。相

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10年経ってわかったこと。ダウン症のある子との毎日はたぶんすごく普通

10年経ってわかったこと。ダウン症のある子との毎日はたぶんすごく普通

そういえば私、ポジティブなことを全然書いていないよ、と反省。ダウン症のある子との毎日の楽しさ?というか日常?みたいなものを書いてみたいと思う。

我が家の長男は今年、10歳になる。この10年はたぶんすごく普通の毎日の積み重ねだった。

長男はたぶん、とても育てやすい子どもだ。真面目で優しくおとなしい。そんなに頑固でもないし、チョロチョロもしない。強烈に慎重派なので危ないこともあまりしない。二人目が

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小2男子の学校に呼び出された我々は仰天した。 <ゆたかな社会とは>

小2男子の学校に呼び出された我々は仰天した。 <ゆたかな社会とは>

我が息子、慶太朗が小学校2年生の時に、我々夫婦は学校に呼び出された。
目鼻立ちが整った、担任の優しそうな30代の女性の先生は「ニコニコ」しながら言うのだ。

「慶太朗さんは、可愛いんですよ。教室にある丸い小さな椅子がありますでしょ、授業中その椅子を押しながら教室中を廻って、「コーヒーいかがですか~、カフェオレいかがですか~」とするんですよね」

僕は目を見開いた。あまり物事に動じない妻も、返す言葉

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