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#子育て
10年経ってわかったこと。ダウン症のある子との毎日はたぶんすごく普通
そういえば私、ポジティブなことを全然書いていないよ、と反省。ダウン症のある子との毎日の楽しさ?というか日常?みたいなものを書いてみたいと思う。
我が家の長男は今年、10歳になる。この10年はたぶんすごく普通の毎日の積み重ねだった。
長男はたぶん、とても育てやすい子どもだ。真面目で優しくおとなしい。そんなに頑固でもないし、チョロチョロもしない。強烈に慎重派なので危ないこともあまりしない。二人目が
小2男子の学校に呼び出された我々は仰天した。 <ゆたかな社会とは>
我が息子、慶太朗が小学校2年生の時に、我々夫婦は学校に呼び出された。
目鼻立ちが整った、担任の優しそうな30代の女性の先生は「ニコニコ」しながら言うのだ。
「慶太朗さんは、可愛いんですよ。教室にある丸い小さな椅子がありますでしょ、授業中その椅子を押しながら教室中を廻って、「コーヒーいかがですか~、カフェオレいかがですか~」とするんですよね」
僕は目を見開いた。あまり物事に動じない妻も、返す言葉