思いつき短編:誕生日
生命誕生の大きな声がする。
母のお腹から産道を通って産まれてきた赤子。
元気な男の子である。
外の世界に出て、泣き声と共に大きく息をする。
母は自分の人生の半分の体力を使い、外界へ送り出す。
対面する母の顔はなんと安堵した顔だろうか。
赤子はひとしきり泣いたあと、指をしゃぶって眠りについていた。
もうその時から、とても柔らかい髪が少し生えていた。
頭の左右からは5ミリ程の白い突起物が出ており、尾てい骨からは長い先の尖った尻尾が生えていた。
新生児室に着く頃には、赤子は血錆びれた肌へと変貌し、次の瞬間には大きな目を開いてた。
瞳の色は地獄の炎のように紅く染まっている。
なんと言うことか、赤子の口には鋭くギザギザした歯が生え揃っており、犬歯の歯は大きく尖っている。
あぁ、人間どもよ。
今この瞬間に、恐怖と絶望と苦痛の王が誕生した。
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