NANAKO

兵庫県の山の麓で引きこもりIT系ワーカー。6歳、4歳のおかあさん、旦那さんは木こり。写真がすき。【かぞくはアート】それを愛でる日々の垂れ流し。

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兵庫県の山の麓で引きこもりIT系ワーカー。6歳、4歳のおかあさん、旦那さんは木こり。写真がすき。【かぞくはアート】それを愛でる日々の垂れ流し。

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87歳と4歳が一緒にお風呂に入ったら。

昭和10年生まれ。姫路の港町で長男として生まれ、家業である魚屋を継ぎ87歳になる今でも現役で店に立つ。 『ようきたなぁ』が口癖のように、いつ遊びに行っても海のような大きな愛情で包んでくれたおじいちゃん。 昔は、頭が良くて働き者で、博識で、とても大きな存在だったおじいちゃんだが、最近はお酒を飲んだことを忘れてお酒がほしいとおばあちゃんにおねだりしては、もう飲んだでしょ?と怒られる。 大きい背中のおじいちゃんは、小さくてチャーミングなおじいちゃんになった。 コロナ禍もあっ

    • かつてはそうだった。

      公園が主な生息地だった。 いかなるときも。公園のど真ん中をいっていた子たちだった。 「公園いきたい」という四歳の願いを叶えるべく久しぶりにやってきた。 目につくのはよちよちあるきの子やお友達がこいでいるブランコに突進する子(をお母さんが止めていた)。お母さんのお膝でブランコに乗る子。 我が家はというと、娘は1人でブランコをこぎ、遊具にあきた息子は無心で石を割っている。私は木陰で本を読みながらチラチラ目をやって、彼らはたまにわたしに駆け寄っては何やら喋っては、また持ち場に

      • 今日はやりたいことリストに入っていた「魚の下処理をする」ができた。 まいわしの頭を落として内臓を出して、甘露煮へ。 頭付きのお魚を食べ物に変えれてうれしかった。

        • ああ、ズボラが極まって本当に行くところまで行っている……自分の服がないない、と駄々をこねながら寝間着と下着は旦那はんのを借りまくって呆れられる。(4歳児のほうがよっぽどきちんと生活している) 

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        87歳と4歳が一緒にお風呂に入ったら。

        • かつてはそうだった。

        • 今日はやりたいことリストに入っていた「魚の下処理をする」ができた。 まいわしの頭を落として内臓を出して、甘露煮へ。 頭付きのお魚を食べ物に変えれてうれしかった。

        • ああ、ズボラが極まって本当に行くところまで行っている……自分の服がないない、と駄々をこねながら寝間着と下着は旦那はんのを借りまくって呆れられる。(4歳児のほうがよっぽどきちんと生活している) 

          4歳娘とのお買い物が楽しかった記念日。

          母になってからというもの………買い物とはいかに手早く、できればお子たちがいない内に一人でぱぱっと済ませたい行為に早変わりした。ゆっくり物を選んだり、誰かと相談しながら決めたりなんかしていた独身時代とは、全くもって別物の行為なのだ。 お子を産んで6年……。まさかこんな日が来るとは思わなかったので記録しておく。 気付いたらお子の靴がボロボロだった。うむむ、いかぬ。月曜日には新しい靴を買いたいと、うさぎマークのとある子供用品店に駆け込んだ。 助手席には四歳女子、もちろん一緒に

          4歳娘とのお買い物が楽しかった記念日。

          6才4才と音楽コンサート初参戦、の巻。

          「ああ久しぶりにホールで音楽を聞きたいな」「もう6才4才だし聞けるかもしれないし」と向かった地域のコンサート。 「1番前に座りたい!」という彼らの要望を聞きど真ん中の一番前へ。(これがあとから後悔することになるとは思いもよらなかった) 「きれいな音〜」とかいうていたのは最初の10秒ぐらいで。徐々にテンションがあがる彼らは、気づいたら曲調にあわせて、飛んだりはねたりダンスを踊りだす…(それも激しめの) わ、、忘れとった………この人ら音楽が鳴ったら踊る属性の人やった………普

          6才4才と音楽コンサート初参戦、の巻。

          小1息子の初授業参観。「多動」「摩耗」と子と親と。

          なんでこんなに新一年生のピカピカだったいろんな物がすごいスピードで摩耗していくのか……。ライトブルーの筆箱は、初日で黒ずみ、教科書はしなしなに。「???」だったことが、今日一日で謎がとけた。 それは、彼の「動き」のせいだった。 とにもかくにも彼は動く。 よくあんな一定の場所に居ながらここまでもいろんなバリエーションで動けるな、というぐらい。足、手、首、どこかの身体が絶えず動き、振動しているのだ。鉛筆を取るのに、くるくるターンをしながらとるような、そんな感じがずっと続く。そ

          小1息子の初授業参観。「多動」「摩耗」と子と親と。

          保育園を3つ体験した6歳息子の園生活、これにて完。

          3月31日。 今日は、6歳息子の保育園生活最後の日だった。卒園式が一週間ぐらい前にあったにも関わらず、あまり実感がわかんもんやなぁとヌボーっとしていた。 それが、最終登園日の朝、つまり今日。 「この制服も最後か」「2人揃って登園するのも最後」「このリュックも最後、名札も、タオルも……」と、猛烈にフィナーレ感が出てきて、慌ててカメラを取り出して朝から二人を追っかけた。 思い返せば、彼の園生活のスタートは「酸っぱ」かった。 2歳半、突然知らないところに預けられた彼は、泣き

          保育園を3つ体験した6歳息子の園生活、これにて完。

          お母ちゃんの生理前注意報発令中

          寝る時間の九時になっても、押し入れであそび回っている子供達。 そこで、雷様(わたし)が降臨。 くぅおららららあああっ! 「もう捨てる!ふとん捨てる!全部捨てるーー!」と、ふとんを捨てる宣言をしながら怒り狂う母。 「布団捨てたらさむくてねれへんやろぅっ……?うわああああん」と泣く息子。 そこに登場した旦那さんがひとこと。 「おかあちゃんはな、生理前はいろんなものを捨てたくなるんや。」 (もはや争点は布団を捨てる発言が妥当か否かに早変わりしている) そして彼の一言で

          お母ちゃんの生理前注意報発令中

          北欧、暮らしの道具店のインターネットラジオ「チャポンと行こう!」と私の成長

          最近は、「なんか私全然成長してない気がする」と凹んでいた。(定期的に来るやつw) と同時に、なんでこんなにも「北欧、暮らしの道具店」の佐藤店長さんの話を狂ったように聞いてるんだろう、とも思っていた…… 愉快でポップなトークの中で、佐藤さんが時折アツく語る「経営者」「意思決定をする責任者」としての思いが、刺さりまくっていた。 そこで気づいたのが、あぁ私は今、「チームづくり」「組織づくり」「コミュニケーション」みたいな部分に、真正面から向き合っているんだ、ということ。 思

          北欧、暮らしの道具店のインターネットラジオ「チャポンと行こう!」と私の成長

          倉田真由美さんの言葉に感じたこと。

          学生時代、「だめんず・うぉ~か~」と言われていた私。しばらく倉田さんのご活動を追えていなかったのだが、この度twitterでご主人ご逝去のご報告が飛び込んできてとても動揺した。  「私とは合う人だった」 という言葉がここ数日響いている。 もし仮に、旦那さんが先に旅立ったとしたら、私が思うであろうことがそのまま書いてあるような文章でドキっとした。 我が家の旦那さんは、「付き合いで何かをする」的なことは極力しないし、大人になっても喧嘩して帰って来るし、まず「他人が嫌い」と

          倉田真由美さんの言葉に感じたこと。

          6才息子の初バレンタイン体験記

          「おかあちゃん、ち(血)ぬかれたんやで、痛かったんやで……?がんばったのご褒美ないんかなぁ?(うわぁああああん)」 インフルエンザにかかって4日目。突然歩けない、と言い出した6歳息子の姿に血の気が引いて朝から病院をはしご。(血液検査の結果は正常範囲、安静で様子見ましょうとの診断でほっと胸をなでおろした) 2週間前にもインフルにかかって、治ったと思ったら追いインフル。 「こ……こんなことあるんですかぁ……」と、小児科の先生に泣き事をいう私。ふんだり蹴ったりの息子と一緒にお

          6才息子の初バレンタイン体験記

          仕事論で盛り上がった夫婦の晩酌Time

          本日の晩酌タイムは、2024年の目標に関する進捗確認と、仕事論で大いに盛り上がった。※大抵呑んだら仕事と人生の話になる太陽乙女×山羊座夫婦。 今年脱サラを目指す彼はこういう。 「誰がどう言おうが、俺が必要と思ったらやる。俺がやりたかったらやるが基本や。今はそれを抑えている状態なんや。」 溢れんばかりの俺、俺、俺ー(笑) 逆に私がそんなに仕事の側面で「俺」を求められたら、疲れてしまうやろうなと思う。 自我とは一体…… この発言を聞くだけで、彼がどういう人かがわかると思

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          時短勤務からフルタイムになるのが怖いという気持ちをきっかけに振り返る産後6年の軌跡。

          息子を産んでから、社会的な活動から離れた期間が約2年あった。 それはそれは素晴らしい時間で、当時はそう認識できなかったけど、旦那さんに完全に大黒柱になってもらっていて私の雰囲気といえば、霞を食べて生きている風だったと思う。 たっぷり物事を考えたり、感じたり、発信したりすることにフルコミットできて、その蛹期で生まれ変わったような感覚もあった。 あんなに自分の心を大事に育てられた期間は今までの人生ではなかったし、その2年間で「あなたは感性が素敵だね」と言われることが増えて「か

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          突如舞い降りたひとりじかん(ご褒美タイム)に渇望したのは「掃除」だった。

          「今日、子供たち3時ぐらいまで連れ出すわ」 インフルウィークで看病に次ぐ看病で、身体が本調子でない私を気遣ってか、旦那さんがそう提案してくれた日曜日。 あぁ、ありがたい、とりあえず横になろう。としばらく横になり、体を休めたのち…… 「めったにない、ひとりじかんどうする……?行きたかったカフェでもいく……?本でも読む……?みたかった動画をみる……?」 そう自分に問うた結果出てきたのが…… 「無心で掃除がしたい………」だった、というか、気づいたら身体が勝手に掃除をはじめ

          突如舞い降りたひとりじかん(ご褒美タイム)に渇望したのは「掃除」だった。

          インフルエンザになって、怒り狂って絶望した話。

          先週から私を含め、家族がインフルエンザになった。インフルエンザとかコロナとか、こういうウィルス系にかかると、一旦メンタルが極限状態にいくのか?崩壊する。(笑) ほんで、強制リセットがかかったかのように身体の細胞が入れ替わる、そんな感覚を覚えることがある。 例に漏れず、今回も荒れに荒れて叫んで泣いて吠えて、忙しかった。(笑) 部屋がなんでこんな美しくないんや、とブチギレたり。(笑) こんなブチギレる?っていうほど、心の中はブチ切れの嵐。「ない、ない、ない、これもない、な

          インフルエンザになって、怒り狂って絶望した話。