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時短勤務からフルタイムになるのが怖いという気持ちをきっかけに振り返る産後6年の軌跡。

息子を産んでから、社会的な活動から離れた期間が約2年あった。

それはそれは素晴らしい時間で、当時はそう認識できなかったけど、旦那さんに完全に大黒柱になってもらっていて私の雰囲気といえば、霞を食べて生きている風だったと思う。


たっぷり物事を考えたり、感じたり、発信したりすることにフルコミットできて、その蛹期で生まれ変わったような感覚もあった。
あんなに自分の心を大事に育てられた期間は今までの人生ではなかったし、その2年間で「あなたは感性が素敵だね」と言われることが増えて「か、感性………?そ………そうなの………?」と新しく出現した自分の顔にびっくりした。

ただ、当時の私に決定的になかったのは「自信」だった。「地に足がついている、力強く人生をいきている」という感覚で、柔らかい部分も大事だけど、そういった「シャンとした部分」も、私にとっては大切なものなんだなということに気づいた。

二人目を産んで半年。
パートで今のお仕事をはじめるとその悩みが一気に消え、私としては「ハード面」と「ソフト面」が自分に備わったような満ち足りた感覚があったように思う。(いや、最初は大変すぎて白目やったんや。満ち足りた、はちょっと言いすぎかもしれんけど、このままでええんかな私という焦りからは完全に開放された。仕事がとにかく楽しかった。)


今までの人生は大抵、柔らかい部分を持たずに働いていて、たいてい精神がギリギリだった記憶がある。心がカラッカラのまま、外だけを武装しようとしていた感じ。
それが、リモートという環境になったことで柔らかい部分も携えながら武装することができるようになった(気がする)

そして2024年になった今、時短社員からフルタイム社員にチャレンジしようとしている。武装強化しようとしているのが、ひたすら怖い。(笑)

また、あの柔らかい部分がなくなっちゃうのではないか、また振り出しに戻ってしまうんじゃないか?と。


でも、なんかここまで書いて「大丈夫」な気もしてきて。ほんで、大丈夫じゃなくなっても、また振り出しに戻っても別によくない?とも思い始めたw

恐るべし!書くセラピー!
もし、「あかんわ、こりゃ」ってたら、なったでまた考えようと。

「常に新しい自分に挑んでいる」


というスタンスが、生きる上でやっぱりいいんじゃないか?とも思い始めた。

フルタイム→専業主婦→パートタイム→時短勤務→フルタイムと、女性が体験しうる働き方全制覇目前(あ、個人事業主と起業家はまだかw)の女の、心の動きを書いてみた。

さあ、どうなる、2024年のわたし!
まだ見えない……未知であります。

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