お母ちゃんの生理前注意報発令中
寝る時間の九時になっても、押し入れであそび回っている子供達。
そこで、雷様(わたし)が降臨。
くぅおららららあああっ!
「もう捨てる!ふとん捨てる!全部捨てるーー!」と、ふとんを捨てる宣言をしながら怒り狂う母。
「布団捨てたらさむくてねれへんやろぅっ……?うわああああん」と泣く息子。
そこに登場した旦那さんがひとこと。
「おかあちゃんはな、生理前はいろんなものを捨てたくなるんや。」
(もはや争点は布団を捨てる発言が妥当か否かに早変わりしている)
そして彼の一言で、確かに自分が生理前だということを思い出して我に返る。
「もう寝る時間やったからさぁ………?捨てるっていうてもたんや。ほら、布団も捨てへんからさぁ。」
「お母ちゃん、言い過ぎや!!今日は、良い一日と思ったのに。お母ちゃんがこんな怒ったせいで、、、最悪の一日や。お布団捨てる、ってお母ちゃんは頭がおかしい人になったんか?」
(そ……そこまで言わんでも…捨てるって言葉が相当きつかったんか……反省……)
「ごめんお母ちゃん、言い過ぎたかな。ごめんな。生理が来たらこのイライラは収まると思うからさ。生理前は色々捨てたくなるんや……。ほら、一緒に寝ようよ、おふとんあったかいで?(ヨシヨシ)」
すると私の腕の中にすっぽりくるまれた息子が天を仰いでこう叫んだ。
ああああ!
お母ちゃんの生理、はよ来てほしいいいい………!
最近ぷりぷりしている私の一番の被害者でもある旦那さんの「ほんまそれな」が聞こえてきそうな。わが家の全メンバーの想いを代弁したような魂からの叫びであった。
「はいらんび」と「せいりまえ」のお母ちゃんは、ヤヴァイということを確実に理解している6歳児………なんだか、いつもすんませんなぁ……これからもよろしくです。
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