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ひとり起業 MY STORY

はじめまして、中園です。

このnoteは、現役のWEBマーケッターである僕が、ひとり起業家向けのブランド構築プログラムを設計する過程を書き残していくために始めました。

こんな方におすすめです。

  • 自分らしく、誇らしいと感じられるビジネスを構築したい方

  • ひとり起業家として充分な収益を得たい方(年商1000万以上)

  • 30万〜100万以上の高単価の講座型プログラムを構築していきたい方

  • 実践で使えるWEBマーケティング、ブランディングを本気で学びたい方

  • 本質的で、クリエイティブな発想でビジネスを楽しみたい方

  • 目先の利益だけでなく、エシカルで長期的なビジネス戦略を学びたい方

  • 人や社会に貢献して、自分の心も満たされるビジネスの仕組みを構築したい方

  • 遊ぶようにビジネスを楽しみながら、充実した毎日を過ごしたい方

このように考えている方は、このnoteからきっと何か新しい発見があると思います。

まずは、なぜ僕がこのようなビジネスをしているのか、そのきっかけについてご紹介していきます。特に、これから脱サラしたいとお考えの方や、フリーランスとして活躍したい方は参考になると思いますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。


大人になったら決して叶わない願い

僕は大学を卒業して、新卒でPC家電専門の店舗営業職として就職しました。

無事に就職できたその会社は、将来の夢とか、やりがいとか、社風が好きでとか、そういう基準で選んだわけではありません。

「大学を卒業したら、普通はどこかの会社に勤めるべきだよね…」みたいな世間の空気に負けてなんとなく入社した会社です。

スーツを着て働きたくないという適当な基準で就活をしていた僕は、ことごとく面接に落ちていき、最終的に行き着いた会社でもありました。

そんな感じで、社会の波に揺られながら生きていた僕でしたが、

社会人になったら年に1回は旅行に行きたいし、大人のファッションを楽しみたいし、サーフィンとか趣味にお金を使いたいとワクワクしていました。

このように、なんだかんだ社会人になることに対して期待に胸を膨らませていたのですが、ここから地獄の社会人人生がスタートすることになります…。

入社して直後に、喉から血が出るほど接客用語を叫ばせるような、謎すぎる体育会系の新人研修。

毎朝8時に出社して22時過ぎに帰宅する毎日(残業代は暗黙の了解でなし)。

早朝にゲリラ開催される月次営業会議では、エリアマネージャーから数字を激詰めされた後に、深夜0時以降まで売場の修正。

月1の棚卸しは自分たちで行うので、終了時間はいつも深夜3時頃。次の日に出勤するメンバーはいつも顔面蒼白。

担当売場の整理やら、お客様の納品物の対応やらで、当たり前のように休日出勤する先輩たち、もちろん僕も…。などなど…

このように、昭和を生き抜いてきた会社は良くも悪くも一味違いました。社会人としてたくさん学ばせていただいた反面、現代の働き方とは思えないような労働環境だったのです…。

そんな働き方をしていたら、当然のように身体も心も壊れていきます。

体中にじんま疹が出たり、髪の毛が円形に抜け出したり、ストレス発散の飲み会も増えて散財する日々…。

そんな中でも、我慢強く働き続けた僕は、27歳になる頃には副店長にまで上り詰めていました。

ですが、どんどん重くなる責任感、上がらない給料、学生時代に思い描いていた、年に1回の旅行、ファッション、サーフィンとか趣味、、、

そんなことは、大昔の記憶というか、そんな夢みたいなことも考えていたよなぁ。という、まるで大人になったら決して叶わない願いのようになっていました。

いつの間にか僕は、学生時代に抱いていた、あふれるような好奇心に蓋をしてしまっていることにも気づかずに、疲弊する毎日。

モヤモヤしながらも、
「社会人になるということは、そういうのを諦めないといけないんだよ。」と自分に言い聞かせていたんです。

そこには、”自分らしさ”なんて必要ありません。ただただ、周りに迷惑をかけないように、無難に生きていくことが正解の世界。

自宅は、ただ寝るだけのスペース。ホコリを被ったサーフボード。不摂生なコンビニ弁当生活…。

久々に地元に帰ったときは、友達に顔色が悪いけど大丈夫…?と心配されてしまう始末。

今の仕事は、自分には合っていないことは明白でした。

そんな環境だったのに「慣れ」って怖いですよね。身体がコンフォートゾーンと勘違いしていたのか、なかなか抜け出す機会を見つけられずにズルズル働いていたんです。

そんなとき、当時の僕にとっては夢のような働き方に出会います。(実はそうではなかったと気づきますが、その話は後半で…)

夢のような働き方に出会う

とにかく現状から抜け出したいと思っていた僕は、いつものようにネットで情報収集していたある日、ブログで稼ぐというやり方と出会います。

自分が運営するブログにGoogleの広告を貼って、アクセスを集めてクリック収入を得るというやり方です。(ブログアフィリエイトとも言います)

副業からスタートできて、働く時間は自由。記事を投入していけば、ある程度は放置してもOK。

しかも、サーバーとドメイン代など、数千円〜1万円程度の自己投資からスタートできる。

実践している人の中には月10万〜100万円を超える人もいました。

これだ、このやり方なら、僕が諦めていたやりたい事を叶えることができます。現状を打破するためには、もうこれしかない…。

当時の僕にとってブログは、本当に夢のようなシステムに感じました。

運命的な出会いをしたと勘違いした僕は、エリアマネージャーに電話をして、震える声で「辞めます」と伝えました。

後日、辞めるのを引き止めるために、密室で3時間以上、エリアマネージャーとの個人面談を乗り越えた僕は、28歳の頃にようやく脱サラに成功したのです。

とはいえ、何も計画もせずに脱サラをしてしまったので、とりあえず日銭を稼ぐためにコールセンターのアルバイトに応募。

こうして僕は、平日週5のアルバイトをしながら、夜と土日はブログ更新に明け暮れる日々をスタートさせました。

ちょっと稼げるようになる

当時の僕には、サラリーマン時代に誰かに教えてもらった「自己流は事故流」というマインドセットだけ、頭の中に強く残っていました。

そこで僕は、ブログの先生探しをすることに。情報発信している人たちに片っ端からメルマガ登録をして、登録時の無料プレゼントとかステップメールを読み漁りました。

そこで出会った先生の、参加費40万くらいのコンサルに申込みをして、人生で初めてかもしれない自己投資を経験します。

先生の教えをもとに、無我夢中でブログの更新を続けた僕は、開始4ヶ月後に月商10万円、さらにその4ヶ月後には月商37万円を達成。

その後は情報発信もスタートして、翌年の9月には自分が主催する4ヶ月の短期コンサルを実施して、売上300万円を達成。

僕は、本格的に情報発信を学ぶために、参加費100万円の講座に応募するなど、売上に応じて自己投資もどんどん増やしていきました。

そして気がつけば、ブログと情報発信の収益を合わせると、サラリーマン時代の給料と同じくらいになっていたんです。

その後もブログと情報発信を続けた僕は、翌年には年商1000万円を突破。さらにその翌年も年商1000万ほどの売上を達成。

コンサル生の中には、月商10万円〜30万円だけでなく、月商100万を超える実績者もチラホラ出てくるように。

プライベートでは、ビジネス仲間たちと東京、沖縄、北海道など旅行に行ったり、イタリアに1週間滞在したり、ハワイのホノルルマラソンに参加したりと、充実した日々を送っていました。

このように、ブログをスタートしてから約4年間は本当に楽しい日々で、まさにサラリーマン時代に思い描いていた夢のライフスタイルを実現できたのです。

ですが同時に、このときの僕は少しずつ違和感を感じ始めていました。

そして、そのモヤモヤの正体がわかったとき、僕はこれまで構築してきたブログ事業をすべて捨てる決断をすることになります。

もうこれ以上続けたくない…

ブログという働き方は、僕の人生を大きく変えてくれました。

ですが、その一方で、
なんか今のやり方って、自分らしくない…。
確かに稼げるけど、なんか誇らしいと感じられない…。
この先もずっと、本当に今の働き方を続けても良いのか…。
自分は本当に、心からこのビジネスを楽しんでいるのか…。

そんな風に考えるようになっていました。
なぜそうなってしまったのか…?

もともと僕は、「会社を脱サラして自由になりたい」という目的に対して、それを解決する手段として「ブログ」を実践していました。

そして、その目的を達成できた僕は、手段としての「ブログ」を楽しめなくなっていたんです。

というのも、ブログの収益源となるGoogleのクリック型広告は、自分で広告を選ぶのではなく、ランダムに表示される仕組みです。(ちなみにGoogle以外にも広告会社はあります)

人が思わずクリックしてしまう広告には、刺激的なものや、詐欺まがいのものもあります。でも、どんな広告を表示したいのかは、運営者がコントロールできないのです。

当然、僕やコンサル生たちのブログにも、そのような刺激的な広告が表示されてしまうことも…。

また、記事のアクセスを増やせば増やすほど、収入が増えるというブログの仕組みにもデメリットがありました。

同じ土俵で戦っている人たちの中には、本当に困っている人の役に立つ有益な情報を発信している方もたくさんいますが、一方で「これってどうなん…」みたいな記事でアクセスを集めている人もたくさんいたんです。

誰でも簡単に参入できるジャンルだけに、運営者も広告主も、モラル的にどうなのかな…?というのが多かったのです。

では、クリック型広告ではなくて、読者が購入したときに収益が入るような成約型の広告ではどうなのか。

これも検討してみたのですが、そのような商材には、自分が心から良いと思える商品にはなかなか出会えませんでした。

仮に自分の好きなことだけを発信しても、収益には繋がらなければビジネスとして成立しません…。

これはブログだけではなく、InstagramとかYouTubeとか、広告収入から収益を得るビジネスモデルの全般に当てはまります。

結局、稼げるジャンルとか商材が限られてくるので、刺激的な配信をする人も増えてきますし、他の稼いでる人と同じような商品を紹介する形になってしまい、個性の無い発信になってしまうのです。

もちろん僕の技量不足もありますが、そもそもブログやSNSを使ったビジネス自体、これ以上深堀りしていきたいという情熱もありませんでした。

最初は、まるでゲームを攻略するように、難しいながらも夢中になってゴリゴリと取り組んでいました。ですが、気がつけばモチベーションの上げ方ばかり調べるようになり、努力や頑張りといった、「やらなきゃ感」が強くなっていったのです。

コツコツとやり続ければ、確かに稼げるかもしれない。
だけど、情熱がないし、夢中になれない…。
何より、自分らしくないと感じることが、一番辛い…。

こんな感じで、ブログを続けていった先に、自分が心から楽しんでいる未来が想像できなくなっていったのです。

もちろん、そんなビジネスを自分のコンサル生たちに教えるのも嫌になっていきました。

そして、とうとう僕は、すべての売上を捨てて、ブログ事業から撤退することにしたのです。

”自分らしい”働き方とは…

ブログ事業から撤退した僕は、”自分らしい”働き方ってなんだろうと考え始めました。

これまで僕は、とにかく脱サラしたいという思いが強かったので、時間とお金の自由みたいな発信にすぐに飛びついていました。ですが、それも徐々にしっくり来なくなっていました。

というのも、実際に、毎月自由に使えるお金が50万円ほど入るようになって、1日の労働時間が2時間くらいで完結する状態になっても、まったく心がワクワクしなかったからです。

それもそのはず、そもそもブログを使ったビジネス自体に魅力を感じなくなっていたので、こうなることは必然でした。

僕はこれまで、とにかく成功者のマネをしてきました。
成功している人のマネをすれば、同じように成功できるから。という脳筋な思考からです(笑)

そしてこのやり方は、年商1000万くらいまでは実際に稼げましたし、とても有効でした。

成功者のマネをして、コツコツ続けたら成功できるというマインドセットは、確かにその通りだと感じます。右も左もわからないうちは、とても効果的なので、初心者さんには特におすすめしています。

ですが、それと同時に、あまりにもマネをしてしまうと、自分らしさも失われていくというリスクもあります。これは、成功者をリスペクトするあまり、自分で何かを生み出すためのクリエイティブな思考が停止してしまうからです。僕自身が、身を持って経験しました。

パブロ・ピカソはこのような言葉を残しています。

優れた芸術家はマネをして、偉大な芸術家は盗む
Pablo Picasso(パブロ・ピカソ)

ここでいう「盗む」とは、アイデアを盗むことです。
ひとり起業家に置き換えると、成功者の「考え方」や「思考」を盗んで、自分でアレンジしようということです。日本では、守破離の考え方に近いかもしれません。

成功者のマネをするだけでは、ただのコピー&ペーストされて増え続ける発信者の仲間入りをするだけです。そこに個性はなく、どこかで見たことがあるような、ありきたりなクリエイティブ(アウトプット)ばかりになってしまいます。

つまり、成功者のマネをすればするほど、自分らしさを失っていくということです。

ある程度は成功者のやり方を参考にすることは賛成しますが、基礎が身についたと感じたら、あとは自分に合ったやり方を模索する方がいいと感じています。

成功者を盲信してしまった先は、まるで他人軸に支配される世界へと踏み入れた感覚でした。僕にとってそれは、間接的に、苦しんだサラリーマン時代に逆戻りすることを意味しています。

お金だけあっても、全然楽しくない…。
もっと自分らしく、夢中になれるものは無いのか…。
もっと僕の好奇心を刺激してくれる、何かを探さないと…。
ダメだ、まったく答えが出てこない…。”自分らしい”ってなんだ…?

まるで答えの無い問題を、必死に解こうとしているような感覚でした。

ブランディングとの出会い

途方に暮れていた僕は、”自分らしさ”を見つけるヒントを探すために、本屋さんに行ってみました。

行ってみたというより、入り浸っていたという方が正しいかもしれません(笑)

タイトルに惹かれた本、僕が好きな企業の経営者が執筆した本、著名なデザイナーさんの本、マーケティングの本、コピーライティングの本、とにかく気になったものはすべて読み漁っていきました。

その中でも、特に僕の興味を引いたのは、「ブランディング」に関する書籍でした。なんとなく、ブランディングは”自分らしさ”に繋がるような感覚があったのです。

そこからは、とにかくブランディングに関する書籍を読み漁るようになりました。あとから数えてみたら、書籍だけでも35冊以上購入していました。

もともと興味が湧いたことは徹底的に調べてしまうオタク気質の僕は、さらにブランディングにのめり込むようになります。

書籍だけではなく、ブランディングに成功していると感じたアパレルブランドのコラムやSNS、魅力的な発信をしているインフルエンサーのコラムやSNS、世界市場へビジネスを展開しているK-POPアイドルのブランドを企画したデザイン会社のHP、50年以上多くのファンに愛されている超有名企業の成り立ちや経営者の想い、個人的に素敵だと感じた経営者や著名人が登場するビジネス系YouTubeの動画などなど…。

ブランディングに関係しそうな情報はとにかくチェックしまくって、メモ帳やノートにまとめていく日々。
気がつけば、どんどんブランディングの魅力にハマっている自分がいたのです。

というのも、僕がこれまで勉強してきたマーケティングは、どうやってこの商品をお客様に届けるのか、という「How to」の追求でした。

テクニック的な側面が強く、反応率を高める手法と、数字を上げることを追求する世界。

そのため、追求すればするほどみんな同じやり方になりがちで、個性が失われてしまうリスクがあったのです。

一方でブランディングは、なぜこの商品を売りたいのか、という「Why」を追求する考え方です。

数字よりも、お客様が感じるイメージを大事にして、トレンドに媚びないクリエイティブな発想で、個性を活かした戦略を考えだすことを尊重する世界。

そのため、僕が求める”自分らしさ”を追求できると感じていたのです。

僕はブランディングについて深堀りしていくうちに、
あれ、なんか楽しいかも…!と感じるようになっていました。

それと同時に、僕のような、ひとり起業家に寄り添った内容のものは少ないような気がする…。
とも感じるようになっていました。

だったら…!
ひとり起業家向けのブランディングをテーマに、自分のビジネスを展開していけば、僕のように悩んでいる人たちの助けになるのではないか…?

このように感じるようになったのです。

ひとり起業家のブランディングとは

僕は現在、さらにブランディングを深堀りするために、ひとり起業家さんの裏方をサポートするマーケティング代行をしたり、業界トップのマーケティング会社で実務経験をしてきた方から、実践的なセールスライティングを学んだりと、自分のスキル磨きに邁進しています。

億超えのひとり起業家さんのコンセプト企画からシナリオ作成を経験させてもらったり、YouTube動画から販売動線をつくるトークスクリプトを作成したり、ステップメールやLINEステップの導線から、1ヶ月のプロモーションで800万円以上の売上をつくったりも経験できました。

ただ目先の利益を追求するだけではなく、長期的な視点で、エシカルで、コンテンツホルダーさんの”らしさ”を活かした、誇らしいと感じられるビジネスを構築することに重きを置きながら活動しています。

もしこのnoteを見ているあなたが、

  • 自分らしく、誇らしいと感じられるMy Brandを構築したい

  • ひとり社長で30万、50万、100万円の高単価講座が売れるセールスファネルを構築したい

  • 今はまだサラリーマンだけど、ひとりの経営者として独立して年商1000万円以上を目指したい

  • 自己成長のためにもっと勉強して、自分自身を磨き上げたい

  • 仕事のように遊び、遊ぶように仕事をして、一度きりの人生を思い切り楽しみたい

  • 地に足のついた誠実で堅実なビジネスをしたい(長期的な視点でブランドを育てたい方)

このようにお考えであれば、このnoteをフォローして今後の配信を楽しみにしててください。

ひとり起業家のブランディングについては、以下のnoteに大切なことをすべてまとめています。まだお読みでない方は、必ずチェックしてみてください。

好奇心と品格あふれる
ひとり起業家に”My Brand”を

このnoteが、あなたがビジネスを心から楽しいと感じられる手助けになれたら幸いです…!

運営者:中園 諭史(なかぞの さとし)
公式サイト:https://why-branding.com/ ※準備中
Instagram:https://www.instagram.com/nakazono_satoshi/

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