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25年来の友人。

最近、中高の女友達2人と数年ぶりに会った。 個々にそれぞれとは年に1度くらいは会っているけど、2人と同時に会うのは5年以上前のことで、もはや私以外の2人が会うことは特になかったと思う。 中高時代は何となく仲良いメンバーみたいな関係性だったと思う。 私にとって2人とも、なんか縁がある2人なのだ。 よくよく考えたら25年くらい前からの友人か…… 恐ろし!! Aは人生の転換期や周期が似ている。 全然違う仕事や人生なんだが、精神的なことや人生の経験の周期が妙に似ているタイミングが

    • 20年くらい前の思い出

      ファミレスが結構好きだ。 たまに来てフードメニューを頼むと厨房でバイトが作ったであろうレトルト食品が出てきて、特に美味しい訳ではないファミレスのご飯を食べると、昔カラオケでバイトしてた時を思い出した。 ホールがメインで厨房はそんなに入ってた訳ではないけれど、ドリンクは自動の機械で作ったり、フードメニュー少しは教わって作っていた。 パスタ作る鍋がなかったのかわからなかったのか、フライパンで茹でて、端を少し焦がした記憶を思い出す。 そしてバイト先の同い年の子が好きだったな。

      • 引き受けること

        今年の占いに、今年のあなたは珍しく引き受けることを選ぶ、みたいなことが書かれていた。 いつもだったら、お互い人は人それぞれで頑張っていこう、的な考えなのに今年はそうじゃなく与えられたものを、引き受けることをすると。 本当にそうなった。 自信があった訳でも助けたいなど大それた気持ちじゃなく、ただなんとなく、引き受けてみよう、今と違う未来を受け取ったに近いかもしれない。 そう、引き受けたんじゃなく、受け取ったんだと思う。 いい言葉。 有形無形のギフトだ、これこそが。 受け取っ

        • あれから。

          特殊な仕事をしている。 簡単に言えばエンタメ系の専門職とでも言おうか。 あの日から15年ほど経っていた。 気がつけば、そんなにも月日が経っていた。 人生の先輩たちがよく言う、人生はあっという間、とはこのことだろう。 あの日偶然出会ったこの仕事をまさか15年もやることになるとは、私も当時の友達も誰が思っただろうか。今も尚、驚き続けている。 タウンワークで応募し行った先は、現実世界とは180度違う世界だった。 飽き飽きしてた大学生活、就活への興味の無さ、バイトへのつまらなさ、そ

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          誠実な選択

          とある、地方の夫婦の話。 旅行が大好きで世界中を旅行し、世界中のお土産品などを集めていた。 地元に戻り、お店を始めた、とても素敵な雰囲気のバー。 私は2、3回しか行けてないけれど、センスを感じるお店と人柄には間違いない。 そんな2人が、民宿やバックパッカーの宿を経営したいと思っていながら、なかなか現実にはならず過ごしていた。 ずっと気になっていた近所の古びた古民家が、売りに出されていたんだっけな。 問い合わせてみたら、取り壊して駐車場にする予定だと。 2人はその家を購入し、

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          続く未来

          どーする?半年後、卒業だよ。 ほんとだよ、半年後って3月だよ。どーなってるんだろうなー。 高校卒業まであと半年。 学校行きたくないなーと思うのも、あと半年ということ。 半年後には行かなくて良くなる。 行かなきゃいけないときには行きたくないのは人間の性なのか。 半年後、樹(タツキ)は海外に行く。 夕(ユウ)と奏多(カナタ)は地元に残る。 ここは人口1万人程の島。 この島に生まれ育った3人はずっと一緒に育ってきた。 この時間が続くと思っていた。 何の疑いもなく。 半年前、

          続く未来

          無職、フリーランス、カウンセラー

          今年は未だ嘗てない程に本当に何もしてない年だ。 大学卒業後、アルバイト以外に会社に属して生きたことがないまま、15年ほど経つのか。 よく生きて来れたと、我ながら、長年私を見てきた周りの人間達は思うことだろう。 そもそもフリーランスなど、不安定な立場としてしか生きて来れなかった性だ。 社会に会社に属せない人種とはいると思う。 そういう人達が少なからずいるから生きていけるのだとも思う。 コロナのせいとは言い難い。 今年の仕事の無さ、暇さは、決してコロナのせいだと私に限っては思っ

          無職、フリーランス、カウンセラー

          誰も私を知らない。

          自分の存在を、自ら声を上げなければ、誰も私を知ることはない。 今までの繋がり、伝手、人との繋がりで生きてきた。 ここまで来れたこと、我ながら自分を褒めたいと思う。 よくやったよ。 何も無いところから、誰も知らない大都会で、ただの生意気で無知な小娘が偶然の出会いの重なりで、運だけを味方に流れ流れてよく生き延びたよ。 約10年続けて来れた仕事。 本当に沢山の人たちが繋がり、沢山の仕事を頂き、全て受けていた。 ある時までは、何とかやりくりして来た。 ある時までは、来た仕事頂いた仕

          誰も私を知らない。

          軽やかに生きること

          世の中が、世界規模で様変わりした今。 所有することよりシェアするように、身軽に生きることが幸運と言われる風の時代。 多くの人が悩みながら、変化を選んで生き方を考えていると思う。 時代に合わせて生きることが次に進めて、軽やかに生まれ変わるかもしれない。私も一度、いよいよ決めようと決断した。スッキリすると思った。 がしかし、もとい留めてしまった。 頭では理解しているが、行動に移すことがこんなに悩むことになるとは。 今まで、そこまで思い悩む人間ではなかったと思う。 しかしこの状況

          軽やかに生きること

          大豆田とわことカルテットと坂元裕二と。

          再び、坂元裕二脚本について考えてみる。 全作品を見ていない立場として偉そうに知ったかぶったようなことは言えないが、ハマった作品のみでの想いをここに。 カルテットは2017年の作品。 カルテットはリアルタイムで見てハマった。 いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうは2016年。 見たのは結構後になってから。 いつ恋は、何でハマったんだろうな… 有村架純ちゃんを好きになった作品だったんだろう。 清純派女優代表のように見えて、有村架純はそんなもんじゃないよと勝手に気づかされた

          大豆田とわことカルテットと坂元裕二と。

          ミスフランスになりたい

          最初の30分くらいは展開が早くて感情移入できず寝そうになったが、その後最後まで退屈せず、最後は感動の涙。。涙。。 シンプルな話だが押し付けがましいジェンダー的メッセージもなく、ただただ素直にあるべく姿で生きること、を伝える映画だった。 男性だが女性になりたく、女性のフリをして国のミスコンテストにエントリーし優勝を目指す物語。 ベタなストーリー展開でもあるが、とにかく主人公が美しかった。 完全に完璧に美しい女性である姿に感動。 美しさに性別は関係ない。 そして、女として気を抜い

          ミスフランスになりたい

          すばらしき世界

          西川美和監督、すばらしき世界、鑑賞。 今月映画館で見た作品 花束みたいな恋をした 佐々木、イン、マイマイン すばらしき世界 花束〜は今期作品ではあるが、坂元裕二の脚本を見に行ったので映画としての評価というか別目線で見た感覚。 比べるには難しいが、映画としての個人的評価、好みは、 「佐々木、イン、マイ、マイン」だろう。 今期の作品ではないが、3ヶ月ロングランでギリギリ滑り込んで観に行ったが、そもそもミニシアター系が好みなので単純に好きな映画のジャンル。 今になって観に行った

          すばらしき世界

          花束みたいな恋をした

          先週、鑑賞。 坂元裕二ファンとして、菅田くんと架純ちゃんの2人はしっくりこないなぁ、若者向けに作られた恋愛ストーリーかな、と思い映画館では見ないつもりだったが、ユリイカ坂元裕二を読み、やはり書評だけじゃわからない、2時間見ないといけないと思い立ち映画館へ。 感想、文句なしでした。 主役2人にも感服だし、サブカル好き設定なら尚、菅田くんだった。 坂元裕二の偏屈さが好き勝手散りばめられてる、やりたい放題やったな、という感想。 興行収入2億超え、集客数鬼滅超えなど話題になって

          花束みたいな恋をした

          窮鼠はチーズの夢を見る

          同性愛、LGBTQの映画という紹介や謳い文句の宣伝をしてしまうこと自体、特別扱い、差別だと感じられてしまう。特に、当事者とっては敏感に響き届いてしまうものだ。 皆個々に抱えている悩みやコンプレックスと共に生きている。 見た目の問題、顔や体型などの外見は特に隠しきれないものばかりで、男女問わず気にしながら気を使って生きている。性別は見た目でも分かるし、見た目とは違う中身もある。男女もそれぞれの悩みがあり、隠している部分もカッコよく可愛く見せるようにしている。 「ミッドナイ

          窮鼠はチーズの夢を見る