25年来の友人。

最近、中高の女友達2人と数年ぶりに会った。
個々にそれぞれとは年に1度くらいは会っているけど、2人と同時に会うのは5年以上前のことで、もはや私以外の2人が会うことは特になかったと思う。

中高時代は何となく仲良いメンバーみたいな関係性だったと思う。
私にとって2人とも、なんか縁がある2人なのだ。
よくよく考えたら25年くらい前からの友人か……
恐ろし!!

Aは人生の転換期や周期が似ている。
全然違う仕事や人生なんだが、精神的なことや人生の経験の周期が妙に似ているタイミングが合う。
そして、何よりも個人的に面白い人種。

Bは、中高から仲良い1人だが、私達2人だけが笑ってるとか笑いのツボが変なとこが合う相手。
卒業後は違う土地に行き連絡は取っていたが、Bの就職先が私が住んでいた町の徒歩10分圏内の所に引っ越してきた時は、まぁ驚いた。
地元にいる時よりもご近所になる友達は稀だし、これが縁があるということか思う。

Bはその後10年くらい同じ町に住み、結婚をし子供が2人産まれ、郊外へ引っ越した。
Aも就職や結婚があり、千葉へ定住することになった。

20代の終わり頃か、その2人ともう1人の同級生となぜかサファリパークへ行くことになり、あれは一体何の会で何で行くことになったのか、その謎の旅行以来の2人の再会だったかもしれない。

2人とも子供が2人いて、2歳差男女の兄弟構成で、初めて子供同士も会えて良かった。
私は未婚で子供もいないけど、人の子供の成長を見て、大きくなって喋り出すと自我や性格が出てきて可愛いなぁと思う。

赤ちゃんや言葉を喋らない時は、まだ人というより動物に近いというか。
姪っ子の時に思ったことでもある。

自分と誰かとの間に生まれる子供の顔や性格は未知で、確かに見てみたい様な気もするけど、特に大きな希望があるわけではない。と言ってるのも体力や年齢の問題も考える年に差し掛かってはいるけれども。昔の方が子供欲しいと思ってたのは、やはり女の本能的なものなのか。

それはさておき、家族の話を聞いてると大変だなというのはよく分かる。
Aは今のところ専業主婦で育休中。
いずれ教員に戻る予定。
Bは共働きで、日々てんやわんやという。

どちらも、旦那には何も期待してなく、何もしてくれないと、それぞれの愚痴や思いがあるようで。
そりゃ、長年毎日一緒にいて、子供も増えて生活が変わっても何も変わらない男がいたら、それは腹が立つだろうなとは思う。
私は男に尽くせる様な女じゃないから、きっと結婚など遠く見える。
でも、休みの日は家族で出かけたりしているだけ、なんやかんやうまくやってるのだろうとは思ったりする。

ふと、自分の親のことを考える。
我が家は、父親が会社員、母はパート主婦みたいな感じだったと思う。
定年後の今、父は料理が趣味で毎日朝から晩まで自分の好きなものを作って母と食べ、母はその後片付けをするという役割分担でうまいこと回っているんだと思う。

兄弟が3人いて、全員お弁当持参だったと思う。
私だけ歳の差があったけど、私の時は基本父親がお弁当を使っていた気がする。
父が出社前に朝から朝ごはんも弁当も作っていたのは、仕事が退屈だったから唯一の趣味的な事だったのかな、と思ったりもする。

友人旦那の何もしない話を聞くと、うちの父親なんて信じられないだろうな、と思う。
疲れた時にサッとご飯を作ってくれるなんて……夢のまた夢……の様な顔をしていた。

でも、別に最高な父親と思うことはそんなになく、傲慢で勝手な自分の好きなことをやりたいだけなんだろうが、それは家族の為にもなり、私の性格もそれに似たところが大いにあるとも感じるのも、年々わかる。
生きてるうちに、いや元気なうちに、実家に帰った時聞いてみようと思う。
親の人生は殆ど何も知らないと思う。
この前も帰省した時ふと聞いた母の実家や系譜を聞いて結構驚いた事多々あり。
自分の人生が動くと聞くことも出てくるんだよな。

小学校まで給食で、中学か高校からお弁当になるなら、その頃には親も仕事が落ち着いてたり成長してたりして、生活の効率が良くなったりしていくんだろうな、と思ったりもする。

きっと今が1番大変な時なのかもしれないね。
子供もまだ小さいから夫婦間も苛立ってるけど、大きくなれば1人で色々できる様になり、夫婦が元通りの2人になって行くんだろう。
それまで頑張ってくれ、としか言えないが。笑

まぁ、そんな人の家族を見つつ自分のことも考えないとなぁとは漠然と、考えなくもないんだが。
まぁ、あまり考えたくはないな。笑
そんな話。


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