なかたのいえ

地方零細鉄道会社で働く兼業主婦/新婚子無しダブルインカムの貧乏暮らし/夫婦の暮らしやあ…

なかたのいえ

地方零細鉄道会社で働く兼業主婦/新婚子無しダブルインカムの貧乏暮らし/夫婦の暮らしやあり方日々考えること色々。

最近の記事

評価されないと許されないと感じていた。

誰だって好き勝手生きてていいはずなのに。 何でもひとりでもデキるやつ、 そう思われたいしそうありたいと思っていた。 評価されないと存在してはいけないみたいな感覚があったから。 わたしなりに頑張っていたし、それなりの評価ももらっていて、自分の支えでもあった。 でもそれは、崩れてしまった。 メンタルクリニックでうつ病と診断されたとき。 「できません」と言わずに仕事を引き受けるわたしを、上司たちも重宝していたと思う。 それがたとえ、全く門外漢の自分がなんとか情報を収集し勉強し

    • 好きな言葉いろいろ。

      人それぞれ、なんとなく好きな言葉とか言い回しがあると思う。 自分の伝えたいニュアンスにぴったりくる言葉を使えたときってなんとなく気持ちいい。 人に説明しても伝わらないかもしれないけど、書きたいから書く。 noteってそういうの躊躇せず書けるからいいよなあ。 ・閑話休題(かんわきゅうだい) 話はかわりますけど…というとき文面に突如現れるこれ。 この画数の多さよ。黒々とした字面。存在感抜群。 この堅苦しく見える言葉が、意味と見た目の雰囲気も相まって、ちょっと横道に逸れた話題

      • 後輩に指摘できない先輩として。

        職場の嫌味な女性の先輩。すごく苦手だった。今も進行形で苦手だ。 陰でコソコソと上司に私の悪口を言う存在で、なぜそんな扱いをされるのかわからなかった。 一緒に仕事をしたことはないから、私というパーソナリティが気に食わないのかなと想像してみたりしたけど、本当のところは謎のままだ。 他の先輩が言うに、彼女もそのまた先輩から厳しくされたから、まあ許してやってよってことらしい。 うーん、その感覚は解りたくない。 同期の女性社員はそれが理由で辞めたんだぞ。このやろう。 新入社員のそんな

        • スマホを無くしました。(見つかりました) スマホがなければ誰とも連絡とれないんだなあ、とちょっとばかり焦ったのと、スマホを無くすだけで私は誰とも繋がらなくて済むんだなあ、と開放感がありました。 郵便だけが連絡手段な世界線に行きたい。

        評価されないと許されないと感じていた。

        • 好きな言葉いろいろ。

        • 後輩に指摘できない先輩として。

        • スマホを無くしました。(見つかりました) スマホがなければ誰とも連絡とれないんだなあ、とちょっとばかり焦ったのと、スマホを無くすだけで私は誰とも繋がらなくて済むんだなあ、と開放感がありました。 郵便だけが連絡手段な世界線に行きたい。

          「働く女性」でいることに疲れた。

          男性と同じ土俵の上で「働く女性」で居続けるには、 ものすごーくエネルギーが必要だ。 新卒で入社してから6年目。 疑問と葛藤と焦燥とがぐるぐると、なんだか少し疲れたなと思う。 うちの会社に女性総合職は10人もいない。 先輩は2人、あとは後輩。 他にも先輩や同期もいたけれど、結婚や出産で会社を去ってしまった。 残った2人の先輩方もみんな育休明けで、時短勤務に勤しんでいる。 そもそも、うちの会社の女性総合職は一般職の仕事をしている。 総合職だからと大義名分に、異動転勤が多いと

          「働く女性」でいることに疲れた。

          わたしは子どもがほしくない。

          夫は子どもが好きだ。 私は子どもが嫌いだ。 この二人が夫婦になってしまったから、話し合わないといけないときがやってくる。 夫の友人や会社の同期は出産ラッシュらしい。 少し前に結婚ラッシュがあったから、自然の流れなんだと思う。 かくいう私も、つい先日、会社の後輩から妊娠を告げられた。 私は子どもをもちたいと思ったことがない。 何を言っているかわからないから。どう向き合っていいかわからないから。 その辺で見かける子どもをかわいいと思ったこともない。 家事も嫌いだ。 今の夫と

          わたしは子どもがほしくない。

          自己紹介欄に現れるアイデンティティ。

          自己紹介欄には、その人が考えるその人の所属が見えて面白い。 一言目のそれが、その人が一番強く思う自分のカテゴライズだと思う。 わたしの自己紹介の書き出しの一文は、 「地方零細鉄道会社で働く兼業主婦」 メインのアイデンティティは「働くこと」で、次に「主婦」がくる。 深く考えずに書いた自己紹介だけれど。 改めて考えてみると、私が重きを置いているのは社会人であることだ。 主婦をする自分はまあそうだよね、くらいの帰属意識しかない。 サラリーマンです。会社員です。ライターです。○○

          自己紹介欄に現れるアイデンティティ。

          学歴なんか犬も食わない。

          大学全入時代と言われて久しい。 一昔前までは、大学卒が高学歴だと言われていたのに。 今は大学のランクで高学歴か否かが語られている。 私は大卒だ。 でも、高学歴ではない。 地方の小さな公立大を卒業していて、私の出身校を知っている人に会うことはあまりない。 出身大学を聞かれても、言ったところでピンとくる人が少ないので、進んで人に言うことはほとんどない。 (たまに知っている人がいるとちょっとうれしい。) 偏差値だけで言えば大学のランクとしてはまあまあ、といったところ。 けれど、知

          学歴なんか犬も食わない。

          夫が飲み会の夜は一人パーティー。

          今日は飲み会だからご飯いらない。 そう言われると、心が浮き立ってしまうから困る。 週7日、毎日きっちり料理をして食事の支度をする人は本当にすごい。 特に、仕事から帰ってからの料理はしんどいなあと思う。 月曜日にはまだ元気だし頑張れるんだけど、木曜日あたりから息切れしてくる。 料理にかける手間暇も品数も減ってきて、金曜日には青色吐息だ。 そんな金曜日あたりに、夫から飲み会の一報がくると。 それからはもう、休講を聞いた大学生のような気持ちだ。 不意にできた休暇。一人の夜をどう

          夫が飲み会の夜は一人パーティー。

          自分の子どもが欲しいから離婚して。

          世間をに俄かに騒がす出来事。 もし。 自分がそう言われたら、受け入れることができるのだろうか。 タレントの磯野貴理子さん(55)が24歳年下の夫と離婚したことを番組で告白されました。 なかなか酷い言い草だと思う。 おそらく、子どもを望みにくいことは結婚当初からわかっていたはずだ。 その深刻さの受け止め方に、双方で食い違いがあったのではないかと想像してしまう。 女性のデリケートなアレコレについて、男性はどうしても楽観視しがちだ。 生理とか、妊娠とか、出産とか。ホルモンバ

          自分の子どもが欲しいから離婚して。

          髪は女の命だろうか。

          髪は女性にとって大切なもの。 それを、二十歳の春に六割ほど失う経験をした。 私の命は失われたのだろうか。 大学2年生の春。 最近髪がよく抜けるなあ、なんて思っていたら。 大きなハゲができていた。 一人暮らしをしていたこともあって、指摘する人がいなかったから全然気が付かなかった。 実家にいた春休みにはなかったと思うので、ものの半月くらいで抜けてしまったらしい。 町医者にかかって、大きな病院への紹介状を貰って。 やれ採血だ検査だ塗り薬だ、なんてやっているうち、髪はみるみる間に抜

          髪は女の命だろうか。

          毎朝球児が素振りをしている。

          出勤しようとドアを開けると、高校球児が素振りをしている光景に出くわす。 朝練かな。いいなあ。 高校生ってなんて瑞々しいんだろう。 きっと大学生が素振りをしていても、何とも思わないのだけど。 彼が高校生というだけで素敵な光景に見える。  高校生活は、大人でも子どもでもない特別な3年間だ。 危ういバランスにある彼らの存在に、惹かれるものがあるのかもしれない。 高校球児とくれば、夏の甲子園を連想する人が多くいると思う。 (なぜか春の選抜はそうでもない。ふしぎ。) かく言う私も

          毎朝球児が素振りをしている。

          輝かない女性もいる社会。

          すべての女性が輝く社会を、政府が応援してくれる時代らしい。 そんな言い方をされたら、女性は輝かなくては社会にいられないみたいだ。 よく働き、よく産み育て、またよく働く。あと介護も。輝きながら。 なんじゃそりゃ。 よくもまあそんなに要求を積み上げたものだと呆れてしまう。 そもそも、輝くとはなんだろう。 今まで女性は輝いていなかったのだろうか。 また、すべての男性は輝いているのだろうか。 誤解を恐れずに言えば、男性は男性であるだけで社会にいることを許されているように感じる。輝

          輝かない女性もいる社会。

          リクルートスーツは気持ち悪いのか。

          冬から春へ移り変わるころ。 画一的な黒い装いの若者たちが街に現れる。 黒いスーツ、黒い革靴、胸元に覘く白。 就職活動に精を出す若者たちだ。 最近、リクルートスーツについて批判を耳にすることが増えた。 没個性的だとか、みんな同じで気持ち悪いだとか。 同じような出で立ちで、同じような髪形にそろえた、同じような年ごろの若者が多く目につくのは確かにインパクトがある。 それは批判されることなのだろうか。 就職活動をする若者にとって、リクルートスーツはユニフォームのようなものだ。

          リクルートスーツは気持ち悪いのか。

          自分の住み家が移るとき。

          くつろげる場所といえば実家だったのに、 いつの間にか自分と夫の住む家が一番落ち着く場所になった。 夫と一緒に住み始めてから10か月くらい経った。 夫が先にこの部屋に住み始め、私は後から合流する形で共同生活が始まった。 夫が3か月くらい一人で暮らしていた部屋は、すでに彼の城になっていた。 一緒に暮らし始めたころは、なにかと気を遣うしちょっと窮屈だし。 友人の家にお泊りしているような心地がした。 おそらく夫も同様の思いをしていたことと思う。 なれない家で慣れない家事を毎日する

          自分の住み家が移るとき。

          気持ちいいのはしてあげてるほう。

          してあげる。してもらう。 気持ちいいのはしてあげてるほうの人。 頼まれもしないのに、積極的に人のためになにかしてあげる人。 その原動力は、たぶん自分が気持ちよくなることだ。 例えば、サプライズのプレゼント。 あげる相手の喜びそうなものを予想する。 渡すシチュエーションを考える。 渡す相手にバレないように秘密の作戦。 その行程はわくわくして楽しい。 そしてサプライズは大成功。 自分の予想がピタリと嵌まり、プレゼントは喜ばれる。 これにて秘密の作戦は終了! さて、気持ちいい

          気持ちいいのはしてあげてるほう。