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「働く女性」でいることに疲れた。

男性と同じ土俵の上で「働く女性」で居続けるには、
ものすごーくエネルギーが必要だ。

新卒で入社してから6年目。
疑問と葛藤と焦燥とがぐるぐると、なんだか少し疲れたなと思う。

うちの会社に女性総合職は10人もいない。
先輩は2人、あとは後輩。
他にも先輩や同期もいたけれど、結婚や出産で会社を去ってしまった。
残った2人の先輩方もみんな育休明けで、時短勤務に勤しんでいる。

そもそも、うちの会社の女性総合職は一般職の仕事をしている。
総合職だからと大義名分に、異動転勤が多いというだけ。

時短勤務で育休から復帰してきた先輩方はかなりの冷遇を受けている。
具体的に言っちゃえば、数か月での移動が繰り返される。
こっちの職場に復帰して、2週間くらいで異動して、また3か月くらいでもとの職場に戻してみたりとか。
なんじゃそりゃ。
フルタイムの社員にそんな辞令出したことあるのかい。
周りも「時短だからしょうがない」みたいな空気出してんじゃないよ。
こんなんで働くモチベーションを保っていくのって、とてつもないエネルギーが必要だと思う。
私はこういう処遇を理不尽だと思う人間でありたいよ。
だって、自分がもし同じ立場になったとき、
努力する自分を諦めたくない、今までの努力が無駄な努力だったと思いたくないんだよ。

社会では小器用に振る舞える人間、融通の利く人間、汎用性の高い人間でいることが求められている。
就職活動で求められる人材像は固定化され、愛想が悪いとか、要領が悪いとかの人間は採用課程でふるい落とされていく。
上記のような条件を満たさなければ、働くポジションすら与えられない。
採用され、働くポジションを得てもなお、「働く女性」は男性よりも強かにいなければ、会社で頭角を現せない。
ライフイベントをフルでこなしていくとなれば尚更だ。

これに加えて、産めよ育てよの圧力がのしかかる。
(扶養なしの共働夫婦ってほんと税金めちゃくちゃとられる)
ねえ、私の人生、こんなんでいいのかよ?

たぶん、高校生くらいから、私たちは「努力するべき」っていう洗脳を受けている。
不断の努力で自分の価値を押し上げ続けなければならない。
社会は「ありのままのあなたがすてき」なんて言ってくれない。
努力は美徳、たしなみ、そうあるべき。
これがこびりついて離れなくなった。
大学受験とか就職活動とか、その他いろいろな選抜イベントを潜り抜けるたび、この規範意識により強く縛られていく。

だから、いざ、自分自身が努力目標を見失ったり、適切に努力ができなかったりすると、内面化された規範意識で自分自身が許せなくなってしまう。

とどのつまり、上に色々と書いたあれやこれは、「努力できない環境にいる自分を許せなくなる」のが怖いのだ。
でも、「女性であることによってさらに多く必要となる努力をし続ける」ことも、途方もないことだなあと思う。

頑張り続けるのも疲れるけど、全て放り投げるのも葛藤が生まれて居心地が悪い。
気持ちよく生きることって難しい。


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