モンゴルの旅、初日。ホテルに泊まれなかった!?
「モンゴル着いて、いきなりコレ!?良いことにせよ、悪いことにせよ、この人、"持ってる" んだよねー」
旅の超プロフェッショナル・添乗員のシマさん(高嶋達也)が俺のほうを見て笑ってボヤいた。
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22年間続いた旅行会社を畳んで、58歳直前で父となり、人生の再スタートを切ってすぐに始まったパンデミック・・・
やっと、やっとのことで再び催行することができた「大人の修学旅行・モンゴル編」。
正直、6年間のブランクで旅の準備段階からてんやわんやだったが、久しぶりに成田空港で参加者と乾杯した時には、いつもの「地球探検隊」の旅の雰囲気を楽しんでいた。
6年前まで、15年間毎年訪れていたモンゴルだったが・・・空港があまりにも新しくなっていてビックリ!建設中だった新ウランバートル国際空港(正式名称:チンギスハーン国際空港)が完成していたからだ。
到着したのは18:30。
モンゴル人ドライバーが夜、真っ暗になった道を走るのを嫌がるという理由から到着時はホテルにチェックインすることになっていたのだが・・・
ホテルに向かう一本道が川の氾濫で通れない。
前入りしていた参加者Qちゃんがこちらに向かうも、道路が陥落して通れない。
この時、添乗員のシマさんが即決。「俺たちはリバーサイドキャンプ場に向かおう!」。
今までの地球探検隊の旅は、ホテル泊にせず、到着したその日のうちにツーリストキャンプ場へ向かうことが多かったから、偶然にも地球探検隊の旅っぽくなってきた。
さらに、予定通りいかないことに嫌な顔をする参加者は一人もいない。むしろ「旅にトラブルは付き物」とトラブルを楽しむ隊員たち。
「どうする!?みんな?」。
添乗員のシマさんも
「モンゴルついて、いきなりコレ!?良いことにせよ、悪いことにせよ、この人、持ってるんだよねー」って俺のほうを向いて笑ってた。
「このトラブルも俺の引き寄せ!?」
ますます予定不調和な探検隊っぽい旅になってきた。
「飲むしかないね!」とシマさん。
バスの中で乾杯!
電話で何度もやりとりする中、キャンプ場へ向かう途中のスーパーマーケット駐車場でQちゃんと合流できた。なんでもダンプカーがやってきて寸断された道を砂利で埋めて道をつくったという。刻々と状況が変わる中、添乗員のシマさんの的確な判断で最短時間でQちゃんと合流。思わず俺はQちゃんにハグ。
しまさんの行動を見ていると、日本語の「添乗員」より和製英語の「ツアーコンダクター(旅程管理主任者)」のほうがシックリきた。折衝時、常に主導権を持って動いていた。ずっと「隊長と旅したい!」と言っていたシマさん。俺も初めてシマさんの仕事ぶりを現場で見られて良かった。ますます友人である彼をリスペクトできた。これからのシマさんとの旅が楽しみになった。
ウンドゥルシレットリバーサイドキャンプに到着したのは、夜中の3時になっていた。
明日へ続く・・・
旅を終えたQちゃん(石田久二)がFacebookに綴った言葉を抜粋して紹介したい。Qちゃんは人気YouTuberで著者・講師仲間でもある。
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