なかむ

淡い色の空とおいしいものが好きで、静電気が死の次に嫌いです。

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    自身の旅の経験について記したものです。

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    ぼくの記事のうち、評論とか、何か知見として一般化・共有できそうなものをまとめます

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    自己紹介替わりの評論とか雑記とかまとめ。なかむを理解しよう!

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    自身の日記について執筆したシリーズです。全5話。

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【自己紹介】なかむって誰?何?(2022年版)

この記事は書きかけです。随時書き足していきます あとサムネの写真は適当です 最近やっていること(2022) ・政治学・社会学の学問 自分の今の本業です。大学にて統治理論や地域研究、公共性・メディア論等について学んでいます。関係するマガジン👇 「政治学専攻の学生から見える景色1|なかむ|note」 ・ジャズドラム ジャズドラムを叩きます。最近の好きな曲👇 https://www.youtube.com/watch?v=ZoLY87SA05g ・写真 ペンタキシアン。K-

    • 【DJ×ジャズ】DJと生演奏を足してみる

       実は今年も高山でのジャズフェス、Hidajazzに参戦してきた。昨年はイギリスに留学していたため参加が叶わず、一年越し(二年越し?調べて)の現地入りとなった。今年はステージが四つあるうちの二つはDJブースであり、かなり攻めたように思われる一方で、乗鞍マーケットのスケートボードとDJの組み合わせ、さらにマーケットの組み合わせは世界観があって咀嚼しやすかった。 さて、二度Hidajazzに参加し、そしてDJパフォーマンスを聴いていると、DJと生楽器で何か作れないか気になってく

      • デザフェスでパスタメジャーを買った話

        (みなさん、この記事が終わる頃には美味しそうなトマトパスタが出来上がっているので、ぜひ最後まで見ていってやってください!うおー) こんにちは。この間の土日でデザフェスという、個人でものづくりを嗜む方々が出品を行う、大規模なバザーがビッグサイトでありました。 こういうところでやるフェスとコンヴィヴィアリティの形を探りにぼくも行ってみようと思い立ち、ちょっと行ってきました。 ビッグサイトはいつでもデカいですね。スモールサイトもあるんですか?(もしかしてこれって二元論主義の傲

        • GWなので仏像を買いました

          今年のゴールデンウィークは仏像を買った。  親愛なる友人のみなさんは是非家にまで見に来るとよい。今のところ少し世俗のことはどうでもいい気分になっている。これはご利益なのだろうか、それとも社会人をはじめて早々に会得しつつある厭世観だろうか?  これはGWに日記に書いたのを一部改変した。このあたりの日記はよく書けたのかなにかの疾病なのかでちかごろ鼻息が荒く鼻が高いのと、大学を放逐もとい卒業して、社会人となって以来永らく記事の投稿がなかったので、私小説と報告を兼ねてGWの羇旅の

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        記事

          インチキvsカウンタフォイルvsコンヴィヴィアリティ

          この記事はなんというか中間素材のような記事だ。しかしここで厳密な定義づけを行わぬまま曖昧に言葉を振り回し、後の記事を単なる言葉遊びにするのを防ぐためにもここでつまらない記事を書いておかないといけない。 なお、インチキもカウンタフォイルもコンヴィヴィアリティも大まかには一緒だ。それらは「人々に自律性をもたらすためのもの」という点で全て共通している。しかしこれらの三つの語彙は微妙に持つニュアンスが違うのだ。この記事ではそれらを順に定義していこう。 1.インチキ この語はアング

          インチキvsカウンタフォイルvsコンヴィヴィアリティ

          デリダの「差延」を理解するためだけにGPTsを作った

          https://chat.openai.com/g/g-NzNjp3z63-derrida-explorer デリダの差延についてknowledgeを用いて説明して どういうこと?もう少し分かりやすく、たとえ話を使って説明して

          デリダの「差延」を理解するためだけにGPTsを作った

          時間の感覚

          (この記事は、日記に執筆したものを一部改訂の上書き起こしたものです) 日常という円の軌道をずらすために、今日は出来事ではなくテーマに基づいた プチエッセイを書いてみることにしよう。 一時間の感覚 このテーマはChatGPTに考えてもらった。 就活を通じて、だいぶカレンダーを扱うのが上手くなった、従って、ダブルブッキン グの事故の回数も減り、人生がスムーズに忙しくなってきた。 イヴァン・イリイチ曰く、“時間はお金のようなものになった。一昼飯までに三時間ある(can h

          時間の感覚

          大前光市&落合陽一「相互接続された世界」などを観に行きました

          ぼくは高山という街が非常に好きだ。ほどよくシステムが過剰ではない。人と人の有機的なつながりが近くに見えて、観光地としても有名でありながら地元の人たちの生活は観光に依存せず、伝統的なマニュファクチャリングの原則を令和の今でも守っている。ということで高山は何度か通っていたのだが、縁あって知人が店をオープンするそうだったので、お祝いに行くと同時に展示とパフォーマンスを観に行くことにした。 落合陽一先生に関してはぼくは熱狂的なファンというわけではない(むしろ落合さんへの妄信はスノッ

          大前光市&落合陽一「相互接続された世界」などを観に行きました

          バグ取り物語

          バグ取り物語 今は今日、インチキ大学生(以下、翁)といふ者ありけり。VScode野山にまじりて、IndexErrorやTypeErrorなどのバグを取りつつ、Hit_and_Blowのプログラムに使ひけり。名をば、目白のなかむとなむいひける。そのコードの中に、もと光るバグなむ一筋ありける。怪しがりて、寄りて見るに、Terminalの中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなるエラー、UnboundLocalErrorといふ、いとうつくしうてゐたり。 #インチキ大学生、言ふやう

          バグ取り物語

          石膏デッサン

          毎日が感動の中にいる。日本に帰ってきても新しい世界というものにはいくらでも飛び込める。循環的な環境の流れにブレを生じさせよう。授業で寝るな。全部楽しめ。楽しくないところは楽しめるように頑張るか、さもなくば逃げ出せ。 今日は石膏デッサンに行った。石膏というとよく出来た像が想像されるが、ぼくが今回相手にしたのは素朴な直方体であった。第一歩とはそういうものだし、石膏でもこのようなシンプルな形のものがあるのかと驚いた。 この投稿ははちょうど200文字程度らしい。普段つけている日記

          石膏デッサン

          唯物論的把握

          最近講義で唯物論という言葉を聞いて非常に便利かつぼくの思想に親和性の高い文言であるのでメモとして残しておく。 唯物論というのはそのものがそれそのものとして特に意味があるわけでもなく存在しているということだ。対極に位置するのが目的論で、何かを特定の方向へ意味付けされるということだ。 ネイチャーというのはそれそのものとして存在する。それは深い意味はないのだ。たまに人間は劇場的(物語的)に何かを把握しようとして、何かストーリーにとって意味がないと無駄という言葉を使ってそれを捨象

          唯物論的把握

          音楽鑑賞のアフォーダンス

          個人的な音楽の好みの話をする。ぼくは音楽そのものというより音楽の流れている雰囲気が好きだ。それも、踊れるような奔放な場の方が祝祭を感じられてよい。かなり前にジャズ音楽をコンサートホールへ聴きに行った時、非常に厳格に、そして高いレベルでまとめられた"コンサート"だった(ロンカーターのGolden striker trioだった)。それはインプットとしては非常に良く(書いていて最悪な言い方だ)、息を呑んで見入っていたものの、不思議と心は躍らなかった。見入ってはいたんだけども。逆に

          音楽鑑賞のアフォーダンス

          スタイルが膨張するとき

          お誘いがあって、夏はクラシックコンサートを2回ほど聞きに行った。それもコンサートホールに招待されオーケストラを聴きに行くとかいう、片田舎で自転車漕いでいた高校生時分には想像もつかないものだ。ぼくも"豊か"になったもんだなぁ…と、皮肉交じりに日記に書いてみる。クラシック音楽を鑑賞しに行くというのが文化的に"豊か"なのか、そうであればどういうことなのか、というのはブルデューのディスタンクシオンの議論を参照すれば少しは分かるかもしれないが、それでもディスタンクシオンって、「何かのア

          スタイルが膨張するとき

          雪が竹の葉から落ちるように

          就職活動も佳境に差し掛かっている。ぼくは留学からの帰国が6月だったうえ、6月はドタバタして、結果的に腰を据えて就職活動に励むことが出来るようになったのは4年生の7月からという、おぞましい経過を辿っている。就職活動というものは一般にはその一年以上前から考えて動くものだといわれている。しかしそれをスタンダード化すると救いのない人たちもわんさか出てくる。 しかし望みが全くないかと言えば実はそうでもない。現にぼくは面接に、エントリーシート提出に、オンライン説明会の参加にせわしなく動

          雪が竹の葉から落ちるように

          進撃の巨人を読みました

          今更ながら進撃の巨人を読了した。34巻、とりあえず一周。この間小説を知り合いに勧められて一冊ななめ読みして以来、本をざっと読むことに抵抗がなくなった。 ぼく自身はデリケート人間で、15歳だかの時に実写版の進撃の巨人が公開されて、高校の友達と一緒に見に行ったら、冒頭に巨人に人がバクバク食われるシーンがグロくて早々に退散した。それは怖くて仕方なかった。人が食われるなんて、ぼくの脳の処理が追い付かなくて、どう受け止めたらいいのか分からなかった。 進撃の巨人の展示も地元でやっていた

          進撃の巨人を読みました

          「コンヴィヴィアリティ」と社会学に結びつきはあるのか

          留学から帰ってきて、もう大学も四回生だから慣れないスーツに身を包みつつ、最近はひょんなことから読書のブームが来た。Twitterの文字はちょっとした知見や最新の情報を追うには良いし、娯楽性も高いけど血肉にはならない。Twitter雑学は大体バズツイートだから、そういう人文学的知見は大体みんな知っていて面白くない。 そこで最近は宮台真司の著書を趣味と卒業論文の予習を兼ねて読み漁っている。努力を環境がアフォードしてくれるというのは非常にありがたい話で、世の中別にやりたくもないこ

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