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忙しいときほど口笛を

「忙しいときほど本性が出る」

飲食の仕事をしていて
ここ最近強く感じていた。

人は忙しいと
焦り、苛立ち、慌てる。

追い込まれるからこそ
人間性が試される。

私は今のカフェで
働いていて

「目が回るようなこの状況を
どうにかしたい!」

「なぜこのタイミングで
お客さんくるかなぁ?」

と感じていたことが
かつてあった。

その感じた気持ちは
言葉に出さなくとも

言葉使いや声のトーン
表情

お客さんへの
買い物ペースに対しての
配慮が欠ける

など
言動すべてに現れる。

忙しいと

「私は今手一杯です!!
これ以上忙しく
させないでください!!」

と不機嫌オーラを
撒き散らして
尖った接客になってしまう。

飲食の仕事を
したことある人なら

必ず抱いたことがある感情では
ないだろうか?

この感情との
付き合い方に困っている人は

この記事の内容を
参考にしてもらえたら
嬉しい。

忙しさは
プラスの感情を打ちのめす

飲食のスタッフでなくても
やる事に追われていたら

誰しもが
気持ちに余裕がなくなる。

期日が迫っている書類を
血眼になりながら仕上げている
タイミングで

「これもやっといて!」

「その書類の仕上げ
1時間早めて欲しい!」

と追い討ちをかけられ
仕事が山積みになる

そんな忙しい状況で 
穏やかな気持ちでいられる人は
中々いないだろう。

お店で働いている時に
来店客が多いと
やることは必然的に増える。

「次はこれやって
こっちをやって…」

と頭をフル回転させながら
オペレーションに沿って
動き回る。

その中で

急な大人数の来店
会計ミス
商品によって包装を変える

などイレギュラーなことにも
柔軟に対応し

目まぐるしくて
頭がパンクしそうになる。

そんなパンクしそうな状況を
緩和させるためにも
注文を捌いていくが

お客さんは
どんどん注文する。

そうなると

「こんな忙しい時に
それ注文して欲しくないな…」

と感じたり

注文が
立て込んでいる時に

「ドリンクまだですか?」

と声をかけられて

「忙しいのに
待つこともできないのか!」

とお客さんの行動に
ケチをつけるように
なったことがあった。

その考えが出たとき

はっ!
と我に返った。

「お客さんも
『こうやって欲しい』という
要望があるんだ。

どう感じようと自由だし
サービスに対して
お金を頂いてる
から

ケチ付けちゃいけないよなぁ…」

と反省。

お店の顔となる
サービスマンとして

お客さんにたくさん
喜んでもらいたいと言う
誇りを

忙しさが
殺しに来ていた。

忙しい時ほど
相手へのフォーカスを忘れない

やることが多くなると
その時の状況に応じて
優先順位は変わってくる。

そのため
瞬時に判断して
動かないと

ミスが重なりやすくなる。

よくあるのは

料理やドリンクを
出すタイミングが遅れる

分量を間違えてしまい
作り直す

オーダーと違うものを
作ってしまう

などなど。

さらに
遅れると
焦りの気持ちが強くなりすぎて

「とにかくドリンクを
出さなくては!」

と自分の忙しく焦っている状況を
打破するために

ドリンクを作っている
状態になる。

気持ちは
自分にしか向いていないし

そんな心持ちで作っても
出来上がるのは
愛のないカフェラテだけだ。

だからこそ
俯瞰して見ることが
重要になる。

まず

「あ、私今慌ててるなぁ。」

と自分の気持ちに
フォーカスし

率直に
受け止めるようにしている。

あとは
時計を見ながら

「この時間にオーダー通したから
この料理は○分に出来上がる」

と計算して
そのタイミングに出来上がるよう

材料や器具の準備をして
作り出す。

これは
極論になるかもしれないが

オペレーションに
自分の体を慣らすまで
とにかくこなすことが

重要だと
考えている。

慣れていれば
スピードが上がるのはもちろん

「このタイミングで
こう動くだろうな!」

先を読めるようになり 

タイミングよく
安定したクオリティ

サービスができる。

お客さんだけでなく
スタッフに対しても

この心遣いは
忘れてはならない。

口笛を吹くかのごとく
サービスマンとして
今日も私は働く。

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