「人間だもの」ではなく「人間だから」

なかじです。

今日は盛大にやらかしたのて
そのことについて書く。

家のカフェでは
「カフェラテ」を
提供している。

それを「カプチーノ」に
変更することができる。

お客さんに
「カプチーノください」

とご注文いただいた。

先輩スタッフに
ドリンク作りを
お願いした際に

何を間違えたのか

「カフェラテお願いいたします。」

と言ってしまった。

先輩に

「ひどい場合、
クレームになりかねないし
なかじが困るから気をつけなね」

とご指導いただいた。

ミスは
これだけではない。

お客さんに
案内してはいけない席に
通してしまったこと。

お菓子のお渡しの際に
貼るはずの
表示シールをは忘れる。

(ちなみに
シールを貼らずに販売すると
販売法に引っかかります)

初歩的なミスばかりで
自分でもうんざりしていた。

そんな私を見かねて
先輩がブチ切れた。

「もう1年も働いてるんだよ！？
新しく入って来た子より
何やるかわかるよね？！

補充してない物とかも
気づいてなんで
準備できなかったの！？」

そして
最後にこう言われた。

もう帰っていいよ

あぁ…
また怒らせてしまった…

「どうして
また失敗しちゃったんだろう…」

「完全に嫌われたな」

「なんで自分って
こんなに気が利かない
バカなのだろうか？」

とグルグル負の思考回路が
始まった。

胸が締めつけられたし
何より

慕っている先輩に
可愛がってもらえなくなるのが
恐怖で仕方なかった。

とにかく謝って
今後同じミスを
しないようにするために

ミスしたことは
メモしておき

次は繰り返さないように
するしかない。

正直
疲れが溜まっていたし

いつもよりも　
ボーッとする瞬間があり

体調がベストとは
言い切れなかった。

「私だって人間だから
疲れるし

毎日
機械のように完璧に
仕事ができるわけじゃない」

と思うことも多い。

でも
お客さんにとっては
そんなこと関係ないんだよね。

ここのカフェの
美味しい物、空間、スタッフ

それらに「お金」
という対価を
払っているからこそ

疲れた顔や
やる気のなさそうな

表情や言動はできない。

プロは
どんなコンディションでも
ベストを尽くす。

そこに
喜びや楽しみという
価値を見出すために。

そう考えると
私はまだまだ
プロに及ばないし

プロになるためにも
失敗に対する捉え方を

「人間だもの」
という理由で
片付けるのではなく

「人間だから」
できること、できたこと

と向き合うべきだ。

切り替えて
明日の仕事も頑張ろう。

今日もみんなが
美味しい物を食べられますように。

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