
【奈伽の本棚vol.1】光と窓/カシワイ著
こんにちは 奈伽です。
本日は、お気に入りの本のご紹介をしてみたいと思います。
本日、ご紹介するのは、
カシワイ著 『光と窓』 です。
こちらは、神楽坂にあるお気に入りの書店「かもめブックス」(公式HP:https://kamomebooks.jp/)さんで平積みになっているのを見つけ、一目ぼれして購入したコミックです。

今回取り上げる『光と窓』は、有名児童文学作家の作品のアンソロジーです。カシワイさんの儚げで美しい絵が、お話ともぴったりマッチしていて、幻想的で切なく美しい童話世界に浸る事ができます。
収録されている作品は以下の7作品です。
・「夕日の国」/安房直子
・「金の輪」/小川未明
・「こうちゃん」へ/須賀敦子「こうちゃん」より
・「ごびらっふの独白」/草野心平
・「小さいやさしい右手」/安房直子
・「ひとつの火」/新見南吉
・「注文の多い料理店 序文」/宮沢賢治
どのお話もセリフなどの文字情報は少なく抑えられていて、
画面の余白と登場人物たちの表情の中に、
言葉だけでは表しきれない感情や、木々のざわめき、人々の話声、水の揺らぐ音が表現されているように感じました。
正直、収録されている作品の中で読んだことがあるのは、宮沢賢治の『注文の多い料理店』くらいで、他の作品は初めて目にするものばかりでした。しかも、唯一読んだことのある『注文の多い料理店』も、描かれているのは物語そのものではなく、物語の前に書かれた序文という変化球ぶり。
でも、どの作品も淑やかで清らかで美しくて、どれも原作を読んでみたくなるほど、美しく、そして少し切なく描かれています。
私は、安房直子さんの2作品が特に素敵で、この方の小説を今度読んでみようと思います。
寝る前のリラックスタイムに、一人で静かに過ごすティータイムのお供に。日々の疲れをやさしく柔らかくほぐしてくれる大切な一冊です。
『光と窓』が気になった方は、Amazonでも購入できます!
試し読みもできるようですので、ぜひチェックしてみてください✨(Amazonの購入ページに飛びます)
https://www.amazon.co.jp/dp/product/4845860422/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4845860422&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_pc_logoff-22
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました!
この記事を気に入ってくださった方は、ぜひ、スキ・フォローをよろしくお願いいたします♪
また、自分がこの本を購入したかもめブックスさんは、とても素敵な本屋さんなので、かもめブックスさんについても、また改めて別の記事にてご紹介できたらと思います!
次回もお楽しみに…!
#光と窓 #カシワイ #漫画 #コミック #bookreview #ブックレビュー #本 #奈伽の本棚 #本の紹介 #本棚 #おすすめ本 #かもめブックス #リイド社 #児童文学
いいなと思ったら応援しよう!
