マガジンのカバー画像

奈良先端大修了生インタビュー

36
奈良先端大キャリア支援室では、本学を修了し、社会の様々なフィールドで活躍する修了生にインタビューを行っております。
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

大学院からゲーム業界で働くということ|カプコン 山田憲さん

大学院からゲーム業界で働くということ|カプコン 山田憲さん

奈良先端科学技術大学院大学(以下、奈良先端大)の時に学んだことを活かしながら、ゲーム業界にて、非常に働きやすい職場で、好きなことで仕事ができているとおっしゃっていた山田さん。同じように、大学院と同じ研究テーマで雰囲気の良い職場で働きたい人にとっては、何かのヒントになるのではないかと思います。どのように現在の会社に入社されたのか、振り返って感じた就職活動の改善点、プログラマーとして苦労していることな

もっとみる
苦しいものづくりの仕事の中で面白さを感じる大切さ|ミネベアミツミ株式会社 村上歩さん

苦しいものづくりの仕事の中で面白さを感じる大切さ|ミネベアミツミ株式会社 村上歩さん

奈良先端科学技術大学院大学(以下、奈良先端大)での知識や技術、経験が現在の仕事に非常に多く活かされているそうで、とても濃い研究生活を過ごされていた村上さん。一貫して入社後はMEMS(メムス)センサーの研究開発に携わっており、とても面白みを持って仕事に取り組んでいる印象が強く伝わってきました。なぜ周りよりも早く内定が出たのか、現在の仕事の魅力、日々気を付けていることを含めて、詳しくお話を伺いました。

もっとみる
大学院からずっと同じスタイルで仕事ができる、研究者としてのやりがい|日東化成株式会社 金城弘幸さん

大学院からずっと同じスタイルで仕事ができる、研究者としてのやりがい|日東化成株式会社 金城弘幸さん

奈良先端科学技術大学院大学(以下、奈良先端大)では触媒をテーマに研究されていた金城さんは入社後も触媒を扱い、研究開発を続けられています。お話する中で、ずっとフラスコを触れる喜びが凄く伝わってきました。就活生としての悩みや対策、どんな強みを持って就活を進めていたのか、社会に出てから役立つための大学院生活の過ごし方を含めて、詳しくお話を伺いました。

金城 弘幸
奈良先端科学技術大学院大学では、ロジウ

もっとみる
大企業ではできないことを経験できているのは視野を広げたおかげ|株式会社オフテクス 澤村 里沙さん

大企業ではできないことを経験できているのは視野を広げたおかげ|株式会社オフテクス 澤村 里沙さん

奈良先端科学技術大学院大学(以下、奈良先端大)では研究や勉強をとにかく頑張ったことが、今の仕事にとても活かされている印象を強く受けました。理系=研究職と考えている学生にとって、視野が広がる話をしていただいています。就職活動のポイント、そのおかげで自分に合った企業で働けていること、学生時代に経験しておいた方が良いことを含めて、詳しくお話を伺いました。

澤村 里沙
奈良先端科学技術大学院大学では、自

もっとみる
現場で人を見て、関係性を深めるために俯瞰する大切さ|梅乃宿酒造 阪本之暢さん

現場で人を見て、関係性を深めるために俯瞰する大切さ|梅乃宿酒造 阪本之暢さん

奈良先端科学技術大学院大学(以下、奈良先端大)に入学する前から、阪本さんは就職のことを考えられて、希望の業界へ就職されました。そして、新卒で入った会社でも、その後に転職して入った現在の会社でも、最初に配属された部署から変わり、本当に多岐にわたって業務を経験されています。希望通りにならない状況や変化する仕事の中で、どのような考え方を持って進めていけば良いのかを含めて、詳しくお話を伺いました。

阪本

もっとみる
専門性を組み合わせて世の中に新たな価値を提案していける人材に|八塚 敦輝 氏(PhD)

専門性を組み合わせて世の中に新たな価値を提案していける人材に|八塚 敦輝 氏(PhD)

2020年3月卒業
現職:日本たばこ産業株式会社 たばこ中央研究所(R&D部門)

2020年3月に卒業し、日本たばこ産業株式会社 たばこ中央研究所(R&D部門)に入社。NAIST時代は、中枢神経系に存在する多様な神経細胞やその前駆細胞がどのように生産されて、どのように正確に配置(パターン形成)されるのかという分子機構の解明を行う。現在はたばこにおいて至上命題の1つ、加熱式たばこの味香りや心理学的

もっとみる
アカデミアから実産業へ、今新たなフィールドで挑む|秦野智行 氏(PhD)

アカデミアから実産業へ、今新たなフィールドで挑む|秦野智行 氏(PhD)

2015年3月卒業
現職: ベースフード株式会社 R&D部 技術開発

2015年3月に卒業し、奈良先端科学技術大学院大学で9か月間研究に従事した後、2016年2月にイギリスのウォーリック大学にポスドクとして勤務。4年間の研究経験を積み、2020年3月にちとせ研究所のタベルモに入社。東南アジアのブルネイに3年半滞在し、次世代の食用バイオマスとして注目を集める微細藻類の研究と事業に従事。2021年か

もっとみる
博士は今の時代に求められていると感じています|中原 剣氏(PhD)

博士は今の時代に求められていると感じています|中原 剣氏(PhD)

2003年卒業
現職:株式会社ロート・F・沖縄 代表取締役

NAISTでは、光合成をテーマとした研究で博士号を取得。2020年からロート製薬株式会社アグリテック開発部の部長として研究開発を行う傍ら、株式会社ロート・F・沖縄 代表取締役として研究成果を事業化する業務を兼任。そんな中原剣さんに話を聞きました。

小学生の頃から光合成に興味があり博士の道へ

小学生の頃空気は誰が作っているんだろうかと

もっとみる
バイオテクノロジーを世の中の身近なものにするために全力で取り組む|七里吉彦 氏(PhD)

バイオテクノロジーを世の中の身近なものにするために全力で取り組む|七里吉彦 氏(PhD)

2005年9月卒業
現職:国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林バイオ研究センター 森林バイオ研究室

2005年9月にバイオドクターを卒業後、COEポスドクとして2年間勤務。その後大学、農研機構、また大学と卒業後に10年間のポスドク勤務を経て現職へ。奈良先端時代の砂漠の厳しい環境で自生している野生スイカの研究を一例に、一貫してユニークなテーマを選択して研究を続ける。それがオンリ

もっとみる