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名倉 慶佑
2020年10月9日 21:59
先日、Stand.FMの『データと感情を「つなぐ」ラジオ』パーソナリティのひでさんとコラボLiveをし、海外生活やこれからの活動について一緒にお話していただいた。この収録の中で、こんなひでさんの言葉があった。「コーヒーの概念がサイクルし、また新しい概念として生まれ変わる。」僕のやりたいことって、まさにこの言葉に集約される。そんな感じでいい刺激を受けては、海外の話で盛り上がったりとあ
2020年10月8日 21:22
オーストラリア・メルボルンという街は、世界各地からバリスタが集まり、その技術やホスピタリティを磨く。もちろんカフェにもよるが、やはりサービスが徹底されている所は多いと感じる。僕はそのバリスタとしての技術を磨きに来てはいない。そもそもバリスタとして今まで人生で働いたことがないので、磨きようがない。というより、「コーヒーの街の文化を学ぶ」という大きな目的のために、一番近く第一線で体験できるのがバ
2020年10月7日 20:44
10/1というのは、僕らコーヒーに携わるものにとって特別な日だ。なぜなら、この日は「コーヒーの日」だからだ。そういえば、去年の10/1はどう過ごしていたのだろうと気になり、Google Photoを見返した。コーヒーのイベントやら色々と仕掛けていたなぁ。去年ももちろん特別な一年だった。会社を辞めコーヒーの道に進むと決め、お金の許す限り自由気ままに日本のコーヒーを研究し楽しんでいた。
2020年10月6日 19:06
散歩をしていると、どこからかピアノの音がした。近づいてみると、ショパンのメフィストワルツだった。僕の大好きな曲だ。ラジオでは、そのピアノの音が聞こえてきたよって話から、音声の持つ不思議な力について話している。そう、このメルボルンの街の片隅から、クラシックが聞こえたのだ。今までこの音楽を、実は避けていて、本当に久しぶりに聴いた。この曲が耳に届いた時、体が勝手にその音の方へ向かってい
2020年10月5日 20:35
カフェで働いていると、オージーたちがジェスチャーで何か合図を送っている場面に遭遇する。先週ラジオでそんな話をした。実はこのカフェで働く前は、バリスタの経験が全くなかった。なのでメルボルンで日本人バリスタのトレーニングを受けたことがある。エスプレッソマシンの使い方や、メルボルンならではのオーダーなど、ここのカフェで働く上での役立つ情報を沢山いただけた。それがなければ今カフェで働くことが
2020年10月4日 20:16
オーストラリアの各都市にあるカフェのスタイルの違いについて、質問をいただいたのでラジオで答えた。そのスタイルの違いについては、ラジオで聞いていただくとして。この違いを語る際に、ふと「スタイル」と「スタンス」について考えていた。ラジオではそこには言及しなかったため、それぞれを自分に当てはめて考えてみた。***「スタンス」とは、「対象となる人や事象との距離や対応の仕方のことで、 対象
2020年10月3日 13:51
先日、働いているカフェで子連れ親子が来た。子どもは小学生くらいだろうか。ちょっと変わった、お気に入りのキャラクターのTシャツを着ていた。そんな彼に対して、職場のボス、Michelleがこう言った。"You're different today!"僕はその言葉に驚いた。なぜならMichelleがポジティブに、誉め言葉として使っていたから。Different...知っていた意味は、「
2020年10月2日 22:14
アドレスホッパーや多拠点生活、なんて言葉をよく聞く。最近はそんな場所を選ばない、暮らし方、働き方が生まれつつあると聞く。僕もそんな暮らし方に憧れを持つ一方で、少し違和感も覚える。アドレスホッパーや多拠点生活、という言葉に、「場所」の印象が強く残ってしまっているような気がする。「場所」ではなく、そこに住む「人」にこそ、意識を向けていきたい。僕は、様々な国、地域、コミュニティに存在す
2020年10月1日 17:17
オーストラリアに来て、10ヶ月が経った。メルボルンに来た当初は、すべてが非日常だった。それが今では少しづつ慣れて、非日常と感じるほどではなくなった。それでも未だに知らない道や、人、風に驚く。こんな表情もあるんだ。毎日乗る電車でも、毎日思う。窓から見える景色のすべてが新鮮で、そして毎日変わる。それはおそらく、一日の気候変動が激しいメルボルンだからこそなのかもしれない。昨日桜が咲いた