見出し画像

スタンスは柔軟に、スタイルは堅固に。


オーストラリアの各都市にあるカフェのスタイルの違いについて、質問をいただいたのでラジオで答えた。

そのスタイルの違いについては、ラジオで聞いていただくとして。
この違いを語る際に、ふと「スタイル」と「スタンス」について考えていた。

ラジオではそこには言及しなかったため、それぞれを自分に当てはめて考えてみた。


***


「スタンス」とは、「対象となる人や事象との距離や対応の仕方のことで、 対象(相手や目標など)なしには持ち得ない」。

つまり、対象物への姿勢・態度そのもの、ということ。
例えば、noteを毎日書くことに積極的だとしたら、それはスタンスだ。


一方で「スタイル」は、「その人自身が持っているもので、他者とは関係なく、 自分だけで持つことができる」。

つまり、自分そのもの、ということ。
例えば、自分はnoteを毎日書いているとしたら、それはスタイルだ。


「スタンス」の方がより感情的で流動性がある、
「スタイル」の方がより堅固で固定的。

そう考えた時、おそらく自分の中で「スタイル」として確立するものは、もともと「スタンス」の一つであり、「スタンス」自体は流動的でありながらも変わらなかったものが「スタイル」になりうる。

つまり、何事も自分の中の確固とした「スタイル」を確立できるためには、積極的にその「スタンス」を貫くことが大切だ、ということ。


コーヒー文化においても、各都市でメルボルンスタイルやシドニースタイルというような違いがあるのは、それぞれで貫いてきたスタンスがあるからこそ生まれたと思うと、よりその文化を面白く感じられる。

僕ら人間にも言えることだ、と僕は思う。
何かをやり続けることで、その姿勢がいづれ個性として輝く。

このことを肝に銘じて、しっかりと継続していこう。


***


最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事は、ラジオで収録したものを元に執筆しました。

こちらも聞いていただけると嬉しいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?