名倉 慶佑

コーヒーと雑誌(zine)の文化を追い求める人|都内で焙煎、バリスタをしながら自費出版…

名倉 慶佑

コーヒーと雑誌(zine)の文化を追い求める人|都内で焙煎、バリスタをしながら自費出版の雑誌を制作しています|ポッドキャスト #コーヒーを読む日曜。

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    『parking』第3号

    メルボルンをテーマシティに据えた、現地にゆかりのある総勢23名のコンテンツを通して「メルボルンの形」に迫るインディペントマガジン。 バリスタ、フォトグラファー、ジャズピアニスト、DJ、イベントオーガナイザーなど彼ら彼女らの取材を通して、小さく力強く生きる街の文化の可能性を探ります。
    2,000円
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    『Parking』第2号

    前回に引き続きメルボルンがテーマシティのZINE2作目です。 ---------------------- 今回のzineは、前回と違ってかなり動物や植物など「有機物」を多く写しています。前回は無機物が多かったかな。(その定義は曖昧ですが....) 作成していて思ったのは、「環境」が改めて物語を厚くさせるということ。僕の小さな脳みそでは絶対に表現できない景色や出来事を、環境はいともたやすく作り上げる。環境は、何も森や生態系だけではなく、そこに住み営む私たち人間が作り上げた文化やその人そのものでもあり、その光景に出会う度に感動を覚えます。 写真家でも何者でもない僕が、その光景を写真に写し出し人を感動させられるほど表現できているかと言われると、決してそうではないと思います。ただ完全に表現できなくても、このZINEの物語の一部として厚みを増すには十分すぎる光景たちばかりでした。 メルボルンの動植物が作る風景を、そこに拙いながらも僕の文章を載せて、2作目が完成しました。 読んでいただけると嬉しいです。
    1,800円
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    『parking』第3号

    メルボルンをテーマシティに据えた、現地にゆかりのある総勢23名のコンテンツを通して「メルボルンの形」に迫るインディペントマガジン。 バリスタ、フォトグラファー、ジャズピアニスト、DJ、イベントオーガナイザーなど彼ら彼女らの取材を通して、小さく力強く生きる街の文化の可能性を探ります。
    2,000円
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    『Parking』第2号

    前回に引き続きメルボルンがテーマシティのZINE2作目です。 ---------------------- 今回のzineは、前回と違ってかなり動物や植物など「有機物」を多く写しています。前回は無機物が多かったかな。(その定義は曖昧ですが....) 作成していて思ったのは、「環境」が改めて物語を厚くさせるということ。僕の小さな脳みそでは絶対に表現できない景色や出来事を、環境はいともたやすく作り上げる。環境は、何も森や生態系だけではなく、そこに住み営む私たち人間が作り上げた文化やその人そのものでもあり、その光景に出会う度に感動を覚えます。 写真家でも何者でもない僕が、その光景を写真に写し出し人を感動させられるほど表現できているかと言われると、決してそうではないと思います。ただ完全に表現できなくても、このZINEの物語の一部として厚みを増すには十分すぎる光景たちばかりでした。 メルボルンの動植物が作る風景を、そこに拙いながらも僕の文章を載せて、2作目が完成しました。 読んでいただけると嬉しいです。
    1,800円
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    『Parking』第1号

    ZINE『Parking』はふと立ち止まった時に見える景色や、その時の感情を写真と言葉に込めて集めた40ページほどの雑誌です。今回の舞台はオーストラリア・メルボルン。コーヒーの街としても有名な都市ですが、ロックダウンの中で見えてきた街の顔や表情を切り取ってさまざまな角度で表現しています。 この本をきっかけに色んな人と関われたら嬉しいと思っています。 食べ物以外でなら物々交換もしてみたいと思ってますので、興味ある方はTwitterかinstagramその他問い合わせからご連絡ください。 -------------------------------------------- 少し付け足します。 今回は裏テーマとして「曖昧さ」を設定しました。 是か否か、生きるか死ぬか、好きか嫌いか、そんな二項対立では片付かない感情は決して悪いわけではありません。むしろそれは正しいと私は思います。だから「曖昧さ」はネガティブな意味ではありません。受け入れられるべき一つのアイデンティティです。メルボルンは、そんな「曖昧な」自分を心広く受け止めてくれた「曖昧な」街な街でした。 まさに非日常、ロックダウンだったからこそ立ち止まることができ、その景色に出会うことができました。観光地でもなく、かといって日常ではない、一つの色では表せないこの街をほんのちょっとのページですが楽しんでもらえたら嬉しいです。
    1,800円
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最近の記事

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【出展者募集】FLEA ZINE MARKET in 堀ノ内 案内ページ

NIWATORI COFFEEでのイベント案内です。 東京都杉並区堀ノ内にある妙法寺商店街で開催予定の、ZINEを中心としたフリーマーケットの出展者募集案内です。 初の開催で不慣れなところもありますが、その点も踏まえて一緒にZINEを盛り上げてくださる人にぜひ出展していただけたら嬉しいです…! 開催日時2024年5月3日(金・祝日)憲法記念日 10時〜16時(完全撤収17時) 雨天中止(当日朝6時に判断します) 開催場所妙法寺商店街の一部(〒166-0013 東京都杉

    • ZINE初出店の方も、気軽に応募してくださいね〜! まだまだ募集中です! https://note.com/nagusuke2/n/ncd9dc676fec1

      • イベントの日付を間違えたので、そろそろ「偶然の産物だったZINE」について語ろうと思う。

        予定していなかった出来事に対して、私はどちらかというと嬉しく感じます。もちろん、その出来事が無地かな誰かを悲しませるようなことではなく、道を間違えたり、格好を間違えたり、時間を勘違いしていたり。 ちょっとした偶然にいつも期待している私です。 今回は そこら辺に落ちている偶然が今のZINEへとつながっている なんてことを話してこうと思います。 これからもしZINEを作ろうと思っている方、興味がある方に、もし参考になれば嬉しいです。 偶然撮った渋谷2024そんな今日も

        • 【焙煎探報】vol.1 インドネシア シマレン農園 ライチ インフューズド

          インドネシアの焙煎は今回で初めて。 しかも伝統的な精製ではなく、ライチインフューズドのハニー精製。なかなかに珍しいです。 今回はそのコーヒー豆の焙煎プロファイルをもとに、 どういう環境で焙煎したか【焙煎フィールド】 どういう焙煎にしようと思ったのか【焙煎デザイン】 結果どういう焙煎・味わいになったか【焙煎アート】 この観点で共有します。もし同じお豆焼く方がいたら、その人の参考になれば嬉しいです! 【焙煎フィールド】どういう環境で焙煎したか実は当日かなり体がだるく、

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        【出展者募集】FLEA ZINE MARKET in 堀ノ内 案内ページ

        • ZINE初出店の方も、気軽に応募してくださいね〜! まだまだ募集中です! https://note.com/nagusuke2/n/ncd9dc676fec1

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        • 【焙煎探報】vol.1 インドネシア シマレン農園 ライチ インフューズド

        マガジン

        • ZINEカルチャー
          6本
        • コーヒー焙煎プロファイル
          1本
        • 2020年メルボルン滞在記
          49本

        記事

          松戸ZINEフェスが終わったので、そろそろZINEの可能性を考えようと思う。

          3月2日(土)に千葉県松戸の松戸市民ホールで行われた松戸ZINEフェスティバルに参加しました。 私にとってはかなり遠方の地域でのZINEフェスティバル。松戸の方に私のZINEがどう映るのか、広い視点で、ZINEで地域が盛り上がる可能性はあるのか、少し考えてみます。 ZINEフェスを開催してみたい、と思っている方も少なくはないはず。 自分もそのうちの一人。 正直に、松戸ZINEフェスはどうだったか正直に言って、松戸のZINEフェスはとても「楽しかった」です。(売上は抜きに

          松戸ZINEフェスが終わったので、そろそろZINEの可能性を考えようと思う。

          確定申告が終わったので、そろそろ海外移住・台湾ワーホリについて語っていこうと思う。

          2024年2月28日、無事確定申告を終えほっと一息。そんな一息もつく間もなく仕事は続いていくのですが、ここで今年のこれからを想像してみようと思います。 自分のポッドキャストでも年末年始でよく話題に上がるのですが、「目標を立てない目標」をここ最近は謳ってはいたものの、それでは収まらない沸々とした野望を今年は感じています。 台湾へ(2024年5月中旬〜)これは目標よりも決定事項でもあり決意でもあるのですが、今年の5月中旬くらいから台湾へ少しばかり住んできます。 ワーキングホ

          確定申告が終わったので、そろそろ海外移住・台湾ワーホリについて語っていこうと思う。

          旅と旅行の間|雑誌の取材

          『parking』の最初の出展イベントが終わり、ほっと一息。近場ですが旅行に行ってきました。 ここ最近、取材を理由に旅が続き、何かと「旅」について考える機会が多くありました。 「旅」には続きがあるような気がします。 人との繋がりが生まれたり、心の中でも身体の外でも新しい発見があったり、それは何か未来の自分に繋がるような満ち足りた期待感。 「旅行」は立ち止まり振り返ることのように感じます。 疲れを振り返り癒し、直近の、もしくは過去の出来事に思い馳せる、何か過去の自分と対話

          旅と旅行の間|雑誌の取材

          吉祥寺ZINEフェスティバル、お疲れ様でした。

          10月7日に先日開催された吉祥寺ZINEフェスティバル(通称キチジン)に参加してきました。 このキチジン自体に参加するのは2回目。1回目は去年の冬ぐらいだったのを思い出します。その1回目がparking初版を販売した最初のイベントでもありました。 初版から早いもので1年が経ち、そして今回のキチジンで最新号を発売したわけですが、そのおかげで自分の成長というか、人との関わりというか、そういったものがまた変わっていっているんだなぁと感慨深く感じています。 今まではそれこそコー

          吉祥寺ZINEフェスティバル、お疲れ様でした。

          parking第3号とzineを作る意味

          今年は文フリ大阪や東京zineフェスティバル、そして文フリ福岡にも出展する予定です。parking第3号も10月7日から発売することもあり、ここ最近はzine製作から直販までなんだか頑張っているなぁとふと思います。 parkingの製作も終わり、あとは営業・販売していくのがこれからの仕事になるその一息ついている今のうちに、このparking第3号とzineについての最近思うことをお話しできれば。 parking第3号で初めて、取材をしました第1号、第2号はともに取材をせず

          parking第3号とzineを作る意味

          一生終わらない本を読む。

          朝の習慣に、こんな本の読み方をしています。 しおり紐(スピン)を織り込まずに読む。 私の場合、本を読み切るのに数週間かかります。時間がかかる上、眠くなってしまうため読了感など全くありません。本好きの方に怒られてしまうかもしれませんね。 一方でこのスタイルを私自身とても気に入っています。 というかこのペースで、本を読んでいいんだ、と肩の荷が降りた話がラジオから聞こえてきました。 なるほど。 確かにその本の一部を読まなかったことで、その分時間を他の好きなことに割けるのか。

          一生終わらない本を読む。

          コーヒーは、もはや白か黒かで語れないのかもしれない。

          最近読んだインドネシアのコーヒーに関する記事に、こんな言葉が書かれていました。 ーコーヒーを楽しむインドネシア人が増えているようにコーヒーショップの数も増えており、それがインドネシアのサードウェーブコーヒーのトレンドとして急成長していることを象徴している。 その街に住む人々はもうブラックとミルクコーヒーという2つのフレーバーだけでは満足できない。 インドネシアは、高品質なコーヒーを産出する生産国として近年注目を集めています。それを裏付けるように、去年アジアで初めて開催され

          コーヒーは、もはや白か黒かで語れないのかもしれない。

          コーヒーをコーヒーたらしめるものは、何なのでしょうか。

          あけましておめでとうございます。 2022年、コーヒーに対してこんな思いで向き合っていきたいなぁと、そんなことを書きました。 ☕️ 大切な曲は、いつもそこに映像を伴って思い起こされます。 例えば、ユーミンの「ブリザード」。 両親によく連れられたスキー場への車中を思い出します。 例えば、久石譲の音楽。 テレビに張り付くようにみていたジブリを思い出します。 例えば、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番「革命」。 大学受験期のヴェローチェで必死に勉強していた光景を思い出します。

          コーヒーをコーヒーたらしめるものは、何なのでしょうか。

          コーヒーを、「もっとつなぐ」ものにしよう

          僕にとってのコーヒーは、年を経るごとに変わってきています。 上手くこの気持ちを言語化したいと思い、2021年のまとめとして言葉を綴るに至りました。 僕にとってのコーヒーとは、なんなのだろう。 ☕️ 2020年は、「つなぐ」ものだった。2020年のほぼ全てをオーストラリア・メルボルンで過ごし、バリスタとして活動していました。 バリスタをやるためだけにこの街に降り立ったわけではないけれど、バリスタをこの街で経験できたことはとても誇りに思っています。替えられない経験です。

          コーヒーを、「もっとつなぐ」ものにしよう

          振り返り|11月19日〜21日 フォトグラファー Hien 初の個展『恋せよ』 ゲストバリスタ|

          2021年11月19日(金)から21日(日)の3日間にかけて、フォトグラファーのHienさん(@hien211_)の初の個展が開かれました。フォトグラファーとして独立した道のりや思いが込められた写真展。 私はその写真展でコーヒーを振る舞う「ゲストバリスタ」として参加させていただきました。 その写真展をバリスタという立場で、そして同じフリーランスという立場で振り返りながら、今の気持ちを綴ろうと思います。 Hienさんとの出会いHienさんと私は、stand.fmという音声

          振り返り|11月19日〜21日 フォトグラファー Hien 初の個展『恋せよ』 ゲストバリスタ|

          自分が良いと思えるものを、世の中に問う。

          2020年10月2日(土)、緊急事態宣言が明けた次の日に私はイベントを行いました。テーマは、「オーツと海外とエシカル消費」。もし気になった方がいらっしゃれば下記noteをご覧いただければと思います。 久しぶりのイベントでした。当日の会場は、Be green by KIELO COFFEEさん。友人がオーナーを務めているカフェで、2時間ご好意でお店を貸していただけました。しかもなんとエスプレッソマシンも使わせてもらって!日本に帰国してからドリップスタイルでは皆様に提供する機会

          自分が良いと思えるものを、世の中に問う。

          イベントへの思い。〜自省と新しい一歩〜

          10月2日(土)18:00-19:30に、オーナーである僕の友人のお店、本郷三丁目にある「Be green by KIELO COFFEE」でイベントを開催します。詳細・お申し込みに関しては私のTwitterからご一報いただければと思います。今日はそのイベントを開催することまでの思いを綴っていきます。 農業への興味 農業への興味はオーツミルクが発端でした。 カフェにはオーツミルクが当たり前のように置いてあり、それがいつしかデフォルトのように自分の選択肢としてインストールさ

          イベントへの思い。〜自省と新しい一歩〜