【焙煎探報】vol.1 インドネシア シマレン農園 ライチ インフューズド
インドネシアの焙煎は今回で初めて。
しかも伝統的な精製ではなく、ライチインフューズドのハニー精製。なかなかに珍しいです。
今回はそのコーヒー豆の焙煎プロファイルをもとに、
どういう環境で焙煎したか【焙煎フィールド】
どういう焙煎にしようと思ったのか【焙煎デザイン】
結果どういう焙煎・味わいになったか【焙煎アート】
この観点で共有します。もし同じお豆焼く方がいたら、その人の参考になれば嬉しいです!
【焙煎フィールド】どういう環境で焙煎したか
実は当日かなり体がだるく、そのせいもありとても寒く感じました…
ある程度このお豆に関してはプロファイルができていたので、その通りに焼くことに必死。5バッチも焼いた自分偉い…!
【焙煎デザイン】どういう焙煎にしようと思ったのか
標高:1,300m〜1,500mくらい
品種:シガラルタン、アテン、Sー795など
精製:ハニー
インフューズ:ライチ
今回のお豆はインドネシア・北スマトラのシマレン(Simalem)農園。トバ湖北部に位置し、設備もかなり整え伝統に捉われない革新的な農園の印象です。
これら情報を踏まえ、インドネシアのイメージ(Spice, Earthy)というより、アフリカのような明るい酸、フルーツの甘さが出るようなイメージで焙煎しようと思いました。
【焙煎アート】結果どういう焙煎・味わいになったか
結論、個人的にとてもいい焙煎ができたと思いました!
理由として、
インフューズドで出がちな渋みが全くなかった
RORの焙煎カーブが綺麗に安定して描けた
綺麗な酸と独特のフレーバーが複雑味を増していた
私の焙煎機は超小型のマイクロロースター用の焙煎機、完全熱風のため、直火や反熱風に比べると豆に与えられるカロリー総量が圧倒的に少なくなります。
なので最大200g焼けるらしいですが、個人的には量を抑えてより熱を伝えられた方がいいんじゃないかと思っています。それが渋みを抑えた気がするので、今回は功を奏した気がします。
RORも綺麗に描けたことで、次回も同じような焙煎カーブ、RORを再現できれば同じ美味しいお豆が焼けそうです。
焙煎のリール動画をインスタグラムにアップしています!
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