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自分が良いと思えるものを、世の中に問う。

2020年10月2日(土)、緊急事態宣言が明けた次の日に私はイベントを行いました。テーマは、「オーツと海外とエシカル消費」。もし気になった方がいらっしゃれば下記noteをご覧いただければと思います。



久しぶりのイベントでした。

当日の会場は、Be green by KIELO COFFEEさん。友人がオーナーを務めているカフェで、2時間ご好意でお店を貸していただけました。しかもなんとエスプレッソマシンも使わせてもらって!日本に帰国してからドリップスタイルでは皆様に提供する機会はありましたが、私がマシンを使ってラテを提供するのは日本初(この表現があっているかどうかは分かりません)。

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Be green by KIELO COFFEE 店内 最寄り駅:本郷3丁目駅)

当日お集まりいただいた方々は、全員私のラジオを少しでも聞いてくださっている方達でした。顔見知りもいれば初めましてまで。改めて「声」で届けることって大切だなぁと実感。

3月末まではポップアップという形でコーヒーを提供しておりましたが、働く環境も変わりそれ以降コーヒーについての発信も滞っていました。緊急事態宣言も長く続いていたのもありますが、何より私自身の「士気」が少し落ちていたのかもしれません。


真夏炎天下、とある方と会うことになります。その方が今回一緒にイベントで登壇していただいた劉 息吹(いぶき)さん。
元々吉祥寺のカフェで出会って、似たような境遇だとお話を伺ったのが一昨年の話。お互いコロナ禍の海外を過ごし日本で再び出会いイベントを開催するに至ります。

彼の帰国は8月ごろ、だったかな。
間もなく私に会おうとしてくれたことに嬉しさを噛み締めながら、神保町にあるGlitch Coffee Roastersでお互いの海外生活について語り合いました。

いわゆるZ世代真っ只中の彼と、それとミレニアム世代の間に浮いている私は、面白いことにこれからの興味関心も似たような方向性でした。
それが「エシカル」。いやもしかしたら彼自身は「エシカル」というワードを使っていなかったかもしれませんが、私はそう感じました。

彼からイベントを開きたいと聞いた時に、イベントのテーマはなんとなく「エシカル」関連にしようと考えたのも、似たような方向性を持っていたから。もしかしたら彼は単に訪れたイギリス、南アフリカ、ナミビアのお話をしたかっただけかもしれませんが。

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(いぶきさんが各所で撮った写真。写真を撮るのもとっても上手で引き込まれます。詳しくは彼のInstagramまで。)


イベントを開いた目的は。

小さなイベントですが、士気の下がっている私にとっては大きなチャンスでした。なぜならやる気の失いつつある自分を、奮い立たせられるかもしれないから。

彼のためにイベントを開き、彼の活動を僕の身の回りの人だけにでも知ってもらいたい。その気持ちに嘘はありません。
一方で私自身も、このイベントには「もう一度奮い立たせるきっかけを自身に与える」なんていう独善的な目的も見出していました。


「価値の判断基準が自分の外にある人は、表現者になれない。」
コンテクストデザイナーの渡邉康太郎さんが、はてなダイアリーの記事を引き合いにこの言葉を出していました。

自分が良いと思えるものを世の中に問う。
今回のイベントに当てはめれば、「オーツミルクという選択」や「エシカル消費の視点を日常生活に取り入れること」などを来場くださった皆様に問いかけること。そしてさらに「コロナ禍で独善的な理由でイベントを開くこと」についても、今回のnoteで世に問いかけることになります。

私は、この判断基準を私の中に作れたこともありますが、意図せずともそこを後押ししてくれた方がいたからということもあり、イベントを開催することができました。 

自分の良いと思えるものを世の中に問い、そこに副次的でもいいから独善的な目的が達成されてもいいと、私は思います。
自己満足だって、立派なクリエイティブの源泉じゃないかな。


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